マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,085.80
-375.12
暗号資産
FISCO BTC Index
4/27 1:56:51
10,043,377
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は節目の27000円を意識したリバウンドが期待されてくる~

2022/6/27 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は節目の27000円を意識したリバウンドが期待されてくる~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は節目の27000円を意識したリバウンドが期待されてくる ■TDK、22/3営業利益 49.2%増 1667億円、23/3予想 10.9%増 1850億円 ■前場の注目材料:ダイヘン、溶接内欠陥を非接触で自動検出、EV薄板対応システム開発 ■日経平均は節目の27000円を意識したリバウンドが期待されてくる 27日の日本株市場は、買い先行で始まることになりそうだが、その後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。24日の米国市場はNYダウが823ドル高だった。セントルイス連銀のブラード総裁は成長拡大が始まったばかりとし、景気後退の可能性を否定したため好感された。また、6月ミシガン大消費者信頼感指数確定値の長期期待インフレ率が14年ぶり高水準から下方修正され、インフレがピークに達した兆候が示されたため投資家心理が一段と改善。連邦準備理事会(FRB)のストレステストの結果を受けて金融セクターに買戻しが広がり、一段高となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比390円高の26870円。円相場は1ドル135円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで75日線を突破し25日線に迫ってきたことから、節目の27000円を意識したリバウンドが期待されてくるだろう。ただし、米国ではナスダックが25日線を突破し、NYダウ、S&P500は25日線に接近してきたなか、リバウンドの動きが本格化するのを見極めたいところでもある。ミシガン大消費者信頼感指数確定値で期待インフレ率が下方修正されたことから利上げ加速への懸念が和らぐ格好となったが、今週予定されている個人消費支出(PCEデフレーター)で同様の動きを見せてくるかが注目される。そのため、30日の発表までは積極的にはポジションを傾けづらいところである。 日経平均については先物にサヤ寄せする格好からギャップアップで75日線水準を捉えてくる動きとなろうが、ショートカバーの動きが一巡した後は、次第にこう着感が強まりやすいと見られる。もっとも、いったんは自律反発による達成感が意識されやすい水準まで回復してきたことから調整は想定内であり、反対に押し目狙いの動きに向かわせそうである。直近の急落で海外勢は保有株の解消を一気に進めたと見られていたが、6月3週(6月13日-6月17日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物合算で1兆7156億円売り越しており、直近3週間の買い越し額を上回る売り越しだった。日経平均がリバウンド基調を強めるなか、改めて日米金利差を狙った海外勢による資金流入が意識されてくる可能性はありそうだ。 物色としてはインデックス主導となるなかで、ファーストリテ<9983>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する格好になりそうだ。また、マザーズ指数は先週末の5%を超える上昇で25日線を突破してきており、700ポイント辺りに位置している75日線を窺うトレンド形成が意識されやすい。そのため、中小型株への一角にも個人主体の資金は向かいやすいだろう。 ■TDK、22/3営業利益 49.2%増 1667億円、23/3予想 10.9%増 1850億円 TDK<6762>の2022年3月期業績は営業利益が前期49.2%増の1667.75億円だった。期中平均為替レートは、112円33銭及び130円53銭と前期に比べ対米ドルで5.9%の円安、対ユーロで5.5%の円安となった。23年3月期業績は、売上収益が前期比15.7%増の2兆2000億円、営業利益が同10.9%増の1850億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26491.97、+320.72) ・NYダウは上昇(31500.68、+823.32) ・ナスダック総合指数は上昇(11607.62、+375.43) ・シカゴ日経先物は上昇(26870、大阪比+390) ・1ドル=135.10-20円 ・SOX指数は上昇(2718.47、+115.73) ・VIX指数は低下(27.23、-1.82) ・米原油先物は上昇(107.62、+3.35) ・米国景気は拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・ダイヘン<6622>溶接内欠陥を非接触で自動検出、EV薄板対応システム開発 ・浜松ホトニクス<6965>デンマーク社を295億円で買収、レーザー事業拡大 ・トヨタ<7203>スズキの新型SUVをインドで生産、年20万台 ・トヨタ<7203>車整備用中古設備の売買仲介、マッチングサービス「メカコミ」 ・ブリヂストン<5108>国内市販用タイヤを9月再値上げ、原油高騰影響 ・三菱重<7011>米水電解装置のエレクトリック・ハイドロジェンに出資 ・双葉電子<6986>産業用ドローン拡販、自社ブランド品導入 ・パナHD<6752>次世代パワー半導体向け接合材料開発 ・ステラファーマ<4888>住重と、中国にBNCT治療導入、海外展開の第一歩 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 中・5月工業企業利益(4月:前年比-8.5%) 《ST》
関連銘柄 11件
4888 東証グロース
292
4/26 15:00
+2(%)
時価総額 8,373百万円
がんの治療法であるホウ素中性子捕捉療法向け医薬品の開発、販売等を手掛ける。ステラケミファの持分法適用関連会社。国内開発パイプラインの拡充図る。BNCTの症例数は堅調。24.3期3Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/03/05
5108 東証プライム
6,725
4/26 15:00
+14(%)
時価総額 4,799,619百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6622 東証プライム
9,520
4/26 15:00
+170(%)
時価総額 258,021百万円
大手電源機器トメーカー。変圧器や配電用機器、産業用ロボット、クリーン搬送ロボット、溶接機、切断機等を提供する。配電機器、大形変圧器などは堅調。負ののれん発生益を計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/02/10
1,338
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 3,283,528百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6762 東証プライム
7,312
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,842,701百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6965 東証プライム
5,710
4/26 15:00
+38(%)
時価総額 942,453百万円
大手光電子部品メーカー。光電子増倍管やフォトダイオード等の光センサ、レーザやLED等の光源を開発、製造。24.9期1Qは電子管事業が増収。学術向け光電子増倍管が売上増。半導体故障解析装置は海外中心に好調。 記:2024/02/24
6986 東証プライム
461
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 19,559百万円
電子部品や生産器材を製造・販売。金型用部品やラジコン機器に強み。電子デバイス関連事業では海外販売拠点を再編。複合モジュールは娯楽用途が順調続く。販管費の減少等により、24.3期3Q累計は営業損益改善。 記:2024/02/22
7011 東証プライム
1,345.5
4/26 15:00
+17.5(%)
時価総額 4,539,243百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27