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前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらも底堅い相場展開を想定~

2022/6/21 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらも底堅い相場展開を想定~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着ながらも底堅い相場展開を想定 ■象印マホービン、22/11上方修正 営業利益50億円←44億円 ■前場の注目材料:西松建設、木質バイオマス発電参入、まず山口で2000kW ■こう着ながらも底堅い相場展開を想定 21日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。20日の米国市場は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の振替休日のため休場。シカゴ日経225先物清算値(時間外)は大阪比210円高の25990円。円相場は1ドル135円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。欧州市場ではDAX指数、FTSE100指数が1%を超える上昇だったことから欧州株の上昇は支援材料になりそうだ。また、グローベックスの米株先物は強い動きを見せていたことから、祝日明け後の米国市場の動向への期待感も高まりやすく、押し目狙いの動きに向かわせそうである。 本日も海外勢のフローは限られるため、方向感はつかみづらい状況となりそうだが、昨日先物市場についても短期的な売買が中心であり、結局は前日比変わらずだった。ただし、欧州市場の上昇やグローベックスの米株先物の強い値動きを受けて、ショートは仕掛けづらくなるだろう。日経平均は足元で5日線に上値を抑えられる形状であり、同線が位置する26224円辺りが抵抗線として意識される。一方で、日経225先物の5日線は26050円辺りまで切り下がってきており、これを捉えてくる可能性はありそうだ。 日経225先物が5日線を上放れてくるようだと、先物主導ながら日経平均は5日線を捉えてくる展開が意識されよう。また、個別では東エレク<8035>の下落が止まらないものの、既に昨年10月以来の水準まで下げてきた。一方で、昨日はソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>などはプラス圏での底堅い値動きを見せていた。東エレクの益出しの動きが一巡してくるようだと、日経平均の底堅さも意識されてくることから、ダブルボトム形成からのリバウンド機運も高まってくることになるだろう。 もっとも、祝日明け後の米国市場の動向を見極めたいほか、22日、23日にパウエル議長が上下両院で経済情勢や金融政策を巡る半年に一度の証言を予定していることから積極的には動きづらいところではある。短期的な売買が中心になりやすいなか、東エレクが底打ちの動きを見せてくるようなら、押し目狙いのスタンスを強めるきっかけになりそうだ。 ■象印マホービン、22/11上方修正 営業利益50億円←44億円 象印マホービン<7965>は2022年11月期業績予想の修正を発表。売上高は793億円から815億円、営業利益を44億円から50億円に上方修正した。コンセンサス(49.5億円程度)を若干上回る。グループ全体で部材の確保や商品の安定的生産、供給に努めたこともあり、国内では炊飯ジャーや電気ポットが好調に推移し、国内売上全体で前年実績を上回った。海外では北米、中国、台湾、東南アジアの主要地域で炊飯ジャーなど調理家電製品の売上が増加した。 ■前場の注目材料 ・大阪夜間取引の日経先物は上昇(25990、大阪日中比+210) ・1ドル=135.00-10円 ・英国、ドイツなど欧州株は上昇 ・米国景気は拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・西松建設<1820>木質バイオマス発電参入、まず山口で2000kW ・第一稀元素化学<4082>50億円投じ新研究開発棟、電池材料など開拓 ・日本ハム<2282>チルド食肉の輸入難対応、冷凍で代替、解凍設備を増設 ・富士通<6702>ローカル5G屋外検証、那須工場に環境構築 ・AGC<5201>MIで素材開発を効率化、実験データ共有・活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
1820 東証プライム
4,367
4/25 15:00
-48(%)
時価総額 242,770百万円
準大手ゼネコン。道路やダム等の公共施設の建設、都市開発を行う。不動産開発や環境エネルギーを育成。国内土木工事は足踏みだが、国内建築工事は増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/13
2282 東証プライム
5,146
4/25 15:00
-48(%)
時価総額 529,827百万円
食肉・食肉加工品で国内首位。水産事業や乳製品事業、健康食品事業、ボールパーク事業等も手掛ける。加工事業本部ではシャウエッセンが回復傾向。食肉事業本部では外食向け販売が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/03/04
4082 東証プライム
930
4/25 15:00
-12(%)
時価総額 22,692百万円
化合物メーカー。自動車の排ガス触媒や電材向けのジルコニウム化合物の世界トップメーカー。セシウム化合物や希土類化合物の製造、販売も行う。今期3Q累計はヘルスケア分野が伸長も、在庫販売効果の剥落が影響した。 記:2024/04/14
5201 東証プライム
5,724
4/25 15:00
-34(%)
時価総額 1,301,872百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6367 東証プライム
20,400
4/25 15:00
+130(%)
時価総額 5,979,526百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6702 東証プライム
2,482.5
4/25 15:00
-38(%)
時価総額 5,141,526百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
7965 東証プライム
1,489
4/25 15:00
-1(%)
時価総額 108,101百万円
調理家電メーカー。炊飯ジャー、電気ポット、オーブントースター、ホットプレート、オーブンレンジに加え、リビング製品や生活家電も展開。ステンレススープジャーやステンレスポットの好調で、23.11期は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
33,600
4/25 15:00
-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,347
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10