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前場に注目すべき3つのポイント~骨太の方針が示され、今後は参院選に向けた政策期待が高まりやすい~

2022/6/9 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~骨太の方針が示され、今後は参院選に向けた政策期待が高まりやすい~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:骨太の方針が示され、今後は参院選に向けた政策期待が高まりやすい ■シャープ、23/3 業績予想 営業利益 650億円、コンセンサス届かず ■前場の注目材料:東京エレクトロン、5カ年中計、開発投資1兆円超、技術進化に迅速対応 ■骨太の方針が示され、今後は参院選に向けた政策期待が高まりやすい 9日の日本株市場は、売り優勢の展開ながら底堅さは意識されそうだ。8日の米国市場はNYダウが269ドル安だった。経済協力開発機構(OECD)が世界経済の見通しを大幅に引き下げたことを背景に、成長鈍化を警戒した売りに押された。また、10年債利回りが再び3%台に達し金利の上昇も重しとなったほか、天然ガス、原油価格の上昇でインフレ高進への警戒も強まり、センチメントを冷ます格好だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の28150円。円相場は1ドル134円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の展開になりそうだ。ただし、日経平均は28000円水準が心理的な支持線として意識されやすく、同水準では押し目待ちの買いも入りやすいだろう。また、週末のメジャーSQを控え、先物市場では限月交代に伴うロールオーバー中心の商いとなっている。そのため、売りを積極的に仕掛けてくる動きは考えづらく、短期的に売られる局面においては、その後のリバウンドを想定した押し目買いを狙いたいところだ。 また、米国市場は下落したものの、NYダウは前日の上昇部分を下げた形であり、33000ドルを挟んだレンジでの推移は継続。25日線が支持線として機能していることもあり、直近の大幅なリバウンドに対する日柄調整の動きの範囲内である。VIX指数は24を下回ってきており、米株安のなかにおいても比較的冷静にリスク選好の動きは継続していると見られる。 その他、為替市場では1ドル134円20銭台と円安基調が続くなか、日米金利差を狙った海外勢による資金流入への思惑も高まるなか、相対的に日本株の強さは意識されることが見込まれる。物色としてはインデックスに絡んだ商いが中心となり、ハイテク株などは米国の影響から手掛けづらいところ。資源価格の上昇を背景としたエネルギー株などへは短期的な値幅取り狙いの資金が向かいそうだ。そのほか、骨太の方針が示され、今後は参院選に向けた政策期待が高まりやすく、関連銘柄を探る動きもあるだろう。 ■シャープ、23/3 業績予想 営業利益 650億円、コンセンサス届かず シャープ<6753>は2023年3月期業績予想を発表。売上高は前期比8.2%増の2兆7000億円とコンセンサス(2兆5700億円程度)を上回ったが、営業利益は同23.3%減の650億円とコンセンサス(725億円程度)に届かず。円安や大型液晶パネルの市況悪化等の影響のため、減益の見通しである。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28234.29、+290.34) ・1ドル=134.20-30円 ・VIX指数は低下(23.96、-0.06) ・米原油先物は上昇(122.11、+2.70) ・米国景気は拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・東京エレクトロン<8035>5カ年中計、開発投資1兆円超、技術進化に迅速対応 ・ローム<6963>SiCパワー半導体生産6倍、25年度売上高1000億円 ・丸紅<8002>Jパワーと豪州でCO2回収・貯留実証参画 ・住友電工<5802>成長加速、30年めど売上高5兆円 ・SUBARU<7270>米ベンチャー投資ファンドに出資 ・メルカリ<4385>海外フリマ拡大を検討 ・日電波<6779>車載水晶発振器を量産、自動運転で需要増 ・NTT<9432>ドコモとベンダー3社と6G実証実験で協力 ・三井化学<4183>ウレタン廃材リサイクル、25年事業化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月マネーストックM3(前年比予想:+3.2%、4月:+3.2%) <海外> ・時間未定 中・5月貿易収支 ・時間未定 中・5月輸出(前年比予想:+8.0%、4月:+3.9%) ・時間未定 中・5月輸入(前年比予想:+2.8%、4月:0.0%) 《ST》
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4183 東証プライム
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大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
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6753 東証プライム
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時価総額 532,553百万円
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6779 東証プライム
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6963 東証プライム
2,263
4/26 15:00
+26(%)
時価総額 932,356百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
7270 東証プライム
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時価総額 2,555,203百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
8002 東証プライム
2,706
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+35.5(%)
時価総額 4,649,482百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
34,230
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+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9432 東証プライム
168.2
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時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14