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連休の谷間に加え米FOMCを控えるなか、好決算銘柄に資金集中【クロージング】

2022/5/2 15:58 FISCO
*15:58JST 連休の谷間に加え米FOMCを控えるなか、好決算銘柄に資金集中【クロージング】 2日の日経平均は小幅反落。29.37円安の26818.53円(出来高概算11億9000万株)で取引を終えた。連休の谷間とあって市場参加者が少ないうえ、日本の連休中には米国で連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれることから、積極的に持ち高を傾ける向きはなく、全般は様子見ムードが強まり、前週末の終値を挟んでもみ合い展開だった。ただ、好決算銘柄中心に投資資金が集まり、選別色が一段と強まっていた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が950に迫り、全体の過半数を占めた。セクターでは、海運、空運、ガラス土石、金属製品、ゴム製品など19業種が上昇。一方、その他製品、建設、サービス、精密機器、機械など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>、アルプスアル<6770>、エプソン<6724>がしっかりだった半面、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、京セラ<6971>が軟調だった。 為替相場が1ドル130円前後と円安基調が続いていることから、朝方は輸出関連株の一角には買いが入り、日経平均は取引開始直後には上げ幅を100円超に広げる場面もあった。また、富士通<6702>や村田製など好業績見通しを発表した企業にも買いが波及した。ただ、4月29日の米国市場はアップルやインテル、アマゾン・ドット・コムといった主力のIT関連企業の業績不安を背景に売りが優勢となり主要3株価指数は大幅に下落していたため、この流れを受けて半導体やネット関連などテック銘柄を中心に次第に売りが優勢となり、下げに転じた。また、30日に公表された中国の製造業PMIが47.4と、前月から一段と悪化したことも重荷になるなど、好悪材料が交錯し、全般は跛行色の強い動きだった。 今週の最大の注目は3日から開催されるFOMCだ。0.5%の利上げと米連邦準備制度理事会(FRB)の保有資産の圧縮開始が想定されるというのが市場関係者の見方となっており、FOMCの結果を受けて、米国の金融市場がどのような反応を示すのかが最大の関心事といえよう。また、FOMCを無事に通過し目先の材料出尽くしと受け止められ、本格化する国内主要企業の決算発表を受けて、景気減速懸念など外部環境の不透明さを背景にした今期業績見通しの織り込みが進めば、アク抜け感から日本株に見直し買いが入る可能性もありそうだ。 《FA》
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6367 東証プライム
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時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6724 東証プライム
2,737
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時価総額 1,093,801百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
6770 東証プライム
1,379
4/26 15:00
+31.5(%)
時価総額 302,388百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
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時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6976 東証プライム
3,673
4/26 15:00
+76(%)
時価総額 478,291百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,867
4/26 15:00
+45(%)
時価総額 5,812,679百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
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-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27