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前場に注目すべき3つのポイント~節目の27500円に接近でリバウンド機運は高まりやすい~

2022/2/9 8:24 FISCO
*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~節目の27500円に接近でリバウンド機運は高まりやすい~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:節目の27500円に接近でリバウンド機運は高まりやすい ■日産自、22/3上方修正 営業利益2100億円←1800億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:TDK、センサー3割増産、100億円投じ長野に設備 ■節目の27500円に接近でリバウンド機運は高まりやすい 9日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。8日の米国市場はNYダウが371ドル高だった。企業決算を好感した買いが先行したほか、新型コロナ変異株「オミクロン」はピークをつけた可能性などから春に向けて経済活動の再開が一段と進むとの期待に、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では半導体・同製造装置、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、エネルギーが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の27395円。円相場は1ドル115円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国ではバイオ薬のアムジェンが大幅高でNYダウをけん引する格好となったが、米長期金利が上昇するなかにおいてもハイテク株が買い直されていることは、指数インパクトの大きい値がさ株の反発に繋がりそうだ。また、ソフトバンクG<9984>は決算を受けてPTSでは弱い動きを見せていたものの、ADR市場では小じっかりだったこともあり、指数の下支えとなる可能性も期待されるところ。 ただし、1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることから積極的に上値を買う動きは限られると見られ、売り方のポジション調整に伴う動きが中心になりそうだ。とはいえ、足元で日経平均の27000円水準での底堅さが目立つ一方で、節目の27500円に接近してくることにより、リバウンド機運は高まりやすく、押し目買い意欲は強そうだ。マーケットが落ち着きを見せてくるようだと、良好な決算ながらも売り込まれていた銘柄などへは見直す動きも意識されよう。 また、調整が続くマザーズなど新興市場の中小型株についても、米ハイテク株の上昇が支援材料になる可能性もあり、調整トレンドは脱せないとしても自律反発の動きは意識されそうだ。もっとも、足元でNT倍率は低下傾向にあるため、基本的にはグロースからバリューへのシフトの可能性が高いほか、3月期末を見越した配当志向の物色も引き続き強まりやすいこともバリューに向わせやすいだろう。 ■日産自、22/3上方修正 営業利益2100億円←1800億円、コンセンサス上回る 日産自<7201>が発表した第3四半期業績は営業損益が1912.87億円(前年同期は1316.31億円の赤字)の黒字に転換した。あわせて2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800億円から2100億円に上方修正した。コンセンサス(2020億円程度)を上回る。北米市場で自動車販売が好調に推移し、販売奨励金が減少。仏ルノーなどからの持ち分法投資利益も寄与する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27284.52、+35.65) ・NYダウは上昇(35462.78、+371.65) ・ナスダック総合指数は上昇(14194.46、+178.79) ・シカゴ日経先物は上昇(27395、大阪比+115) ・1ドル115.50-60円 ・SOX指数は上昇(3535.13、+82.79) ・VIX指数は低下(21.44、-1.42) ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・TDK<6762>センサー3割増産、100億円投じ長野に設備 ・三菱重<7011>グリーン水素製造の中核機器、米に40台導入 ・ソフトバンクG<9984>米エヌビディアへの英アーム売却断念 ・日産自<7201>“脱エンジン”へ、欧向け開発終了 ・島津製<7701>塩野義と下水のウイルスモニタリングで新会社 ・双日<2768>eスポーツ参入、新会社設立、プロチーム組成も視野 ・双日<2768>フィリピンでオフィスビル開発参画 ・伊藤忠<8001>産機2子会社統合、脱炭素・自動化対応で連携 ・日本製紙<3863>欧社と協業、液体紙容器を共同開発 ・KHネオケム<4189>新中計、投資倍増、千葉で冷凍機油原料増産 ・三井化学<4183>メルトブローン不織布増産、子会社工場のライン増設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月マネーストックM3(前年比予想:+3.3%、12月:+3.4%) ・10:30 中村日銀審議委員あいさつ <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
2768 東証プライム
3,935
7/1 15:00
+26(%)
時価総額 984,931百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
3863 東証プライム
955
7/1 15:00
-5(%)
時価総額 111,024百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
4183 東証プライム
4,417
7/1 15:00
-23(%)
時価総額 904,443百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4189 東証プライム
2,302
7/1 15:00
+14(%)
時価総額 85,517百万円
化学素材メーカー。冷凍機油原料等の機能性材料が主力。環境配慮型エアコン向け冷凍機油原料で世界トップシェア。電子材料、基礎化学品等も。機能性材料は売上順調。化粧品原料は東南アジア等でマーケティングを積極化。 記:2024/06/09
6762 東証プライム
9,863
7/1 15:00
-2(%)
時価総額 3,834,458百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
7011 東証プライム
1,733.5
7/1 15:00
+10.5(%)
時価総額 5,848,219百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7201 東証プライム
552.4
7/1 15:00
+6.5(%)
時価総額 2,331,523百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7701 東証プライム
4,028
7/1 15:00
+3(%)
時価総額 1,192,570百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8001 東証プライム
7,863
7/1 15:00
+9(%)
時価総額 12,461,990百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
9984 東証プライム
10,505
7/1 15:00
+115(%)
時価総額 18,099,632百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17