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前場に注目すべき3つのポイント~指数連動性の低い銘柄などでの短期的な売買が中心に~

2022/1/24 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数連動性の低い銘柄などでの短期的な売買が中心に~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:指数連動性の低い銘柄などでの短期的な売買が中心に ■三井E&S、22/3経常損失▲170億円←▲50億円 ■前場の注目材料:日産自、メキシコ減産、1ライン休止、集約で収益改善 ■指数連動性の低い銘柄などでの短期的な売買が中心に 24日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開が見込まれる。21日の米国市場はNYダウが450ドル安だった。ロシアによるウクライナ侵攻が警戒されるなか、政府がウクライナ駐留外交官の家族に対し国外退避を検討していると報じられ、地政学リスクが高まった。ネットフリックスが前日引け後に発表した決算で第1四半期契約者数の予想を下回る見通しを示したことを受けて20%を超える下落となった流れを受けて、主要なハイテク株が売られた。また、金融引き締めへの根強い警戒感から景気敏感も冴えない展開に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比295円安の27225円。円相場は1ドル113円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の展開から始まろう。節目の27000円が意識されるなか、同水準での底堅さを見極める展開になりそうだ。ネットフリックスの下落については織り込まれているため、売り一巡後は下げ渋りを見せてくる可能性もあるだろう。寄り付き後早い段階で底堅い値動きを見せてくるようであれば、短期的にはリバウンド狙いの動きを見せてくる可能性はありそうだ。 もっとも、米国では1月のFOMC待ちの流れとなるため、3月以降の利上げ姿勢を改めて確認する流れのなか、積極的にはポジションを傾けづらい需給状況である。日経平均はチャート上では切り下がる5日線に上値を抑えられるトレンドを形成している。下値の堅さが意識されたとしても、戻りの鈍さが見られる局面においては、戻り待ちの売り圧力が警戒されてくる。ポジションを傾けづらいなか、短期的な売買に振らされやすい需給状況は続きそうだ。 また、ネットフリックスの決算を受けて、今週決算発表が予定されているアップルやテスラなど主力企業の決算への警戒なども高まりやすい。そのほか、ロシアの地政学リスクもリスクオフに向かわせそうだ。VIX指数は直近戻り高値を突破し、30に近づいていることも手掛けづらくさせるだろう。そのため、個別に材料のある銘柄のほか、指数連動性の低い銘柄などでの短期的な売買が中心になりそうだ。低位材料株などではより短期資金が向かいやすいと見られる。 ■三井E&S、22/3経常損失▲170億円←▲50億円 三井E&S<7003>は2022年3月期業績予想の修正を発表。経常損失は50億円から170億円に赤字幅が拡大した。持分法適用関連会社である三井海洋開発<6269>が2021年12月期通期業績予想を修正した。同社業績予想の修正を受け、2022年3月期決算において持分法投資損失を計上する見込みとなったため。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27772.93、+305.70) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日産自<7201>メキシコ減産、1ライン休止、集約で収益改善 ・ミネベアミツミ<6479>滋賀でパワー半導体、車載用など ・日本製鉄<5401>タイ電炉2社買収、経済成長で需要増 ・トヨタ<7203>きょうまで11工場20ライン停止、コロナ・半導体不足 ・愛知製鋼<5482>30年に脱炭素、刈谷工場、水素関連など新技術開発加速 ・ヤマハ発<7272>水素エンジン開発積極化、2輪車用も検討 ・ホンダ<7267>9月にスイスでV2G実証、EVを蓄電池に使用 ・ホシザキ<6465>伊製氷機メーカー買収、南・東欧で拡販 ・SBテク<4726>米アイボスから認定、機密性監視サービス、中小に提供 ・三菱電機<6503>衛星測位端末用小型アンテナ開発、4周波数帯に対応 ・旭化成<3407>キュプラ繊維染色時の水使用量3割減、環境負荷低減へ技術開発 ・共英製鋼<5440>海外増産、カナダ・ベトナムの圧延ライン拡充、200億円投資 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
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3407 東証プライム
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時価総額 1,521,477百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4726 東証プライム
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9/5 15:00
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時価総額 67,022百万円
ICTサービス会社。通信やエンタープライズ、公共、個人向けにクラウドソリューション、セキュリティソリューション等の提供を行う。通信領域は生産性向上推進。ソフトバンクによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/07/02
5401 東証プライム
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時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5440 東証プライム
1,769
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時価総額 79,426百万円
鉄筋コンクリート用棒鋼に強みを持つ電炉メーカー。平鋼、Iバー、ネジ節鉄筋など品揃えが豊富。日本製鉄の持分法適用関連会社。阪和興業等が主要取引先。海外鉄鋼事業では北米事業の強化、ベトナム事業の再構築図る。 記:2024/08/05
5482 東証プライム
4,520
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時価総額 89,889百万円
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6269 東証プライム
3,300
11/22 15:30
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時価総額 225,539百万円
浮体式海洋石油・ガス生産設備の設計、建造、据付などを行う。オペレーション&メンテナンス等も。超大水深大型プロジェクトに強み。商船三井が筆頭株主。24年6月にWoodside社向けFPSOの原油生産を開始。 記:2024/08/29
6465 東証プライム
6,022
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時価総額 872,528百万円
業務用厨房機器メーカー。1947年創業。愛知県豊明市に本社。冷蔵庫や製氷機、ディスペンサ、食器洗浄機等を手掛ける。製氷機で国内トップシェア。米国など海外でも事業展開。国内は飲食外市場の積極的な開拓進める。 記:2024/09/03
6479 東証プライム
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時価総額 1,040,156百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6503 東証プライム
2,584
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時価総額 5,460,514百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
7003 東証プライム
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時価総額 160,319百万円
舶用エンジン、コンテナクレーン等を手掛ける総合重工メーカー。1917年に旧三井物産造船部として創業。舶用大型エンジン、港湾クレーンで国内トップシェア。舶用推進、港湾物流の中核事業中心に収益力強化進める。 記:2024/10/12
7201 東証プライム
406.3
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時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7272 東証プライム
1,335.5
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-1(%)
時価総額 1,403,146百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04