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個人投資家・有限亭玉介:トヨタ買い継続で自動車部材関連に注目【FISCOソーシャルレポーター】

2022/1/23 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:トヨタ買い継続で自動車部材関連に注目【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2022年1月17日14時に執筆 2021年の世界新車販売台数では、トヨタ自動車<7203>が世界首位になったと報じられました。半導体不足で減産となる中でも2年連続で首位を守り抜きましたねぇ。これからはEV市場という新たなフィールドでも王座に君臨できるのか注目です。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 新年で心機一転したのか、市場を見るとEV関連への物色が活発化しているように思うのは、あたくしだけではないはずです。半導体不足が引き続き懸念される2022年の見通しではありますが、各社サプライチェーンの整備や政府からの補助金を受けて設備投資が増える事を考えると、2021年より状況が悪化する可能性は低いと想定しております。 コロナの沈静化と共に2022年の半導体需要は、前年より落ち着いていくのではとの見方もありますが、EVや産業機器の自動化に関係するパワー系の半導体は、需要が伸び続けると予想する専門家もいるようです。 ひとつ言える事は生産体制が整うまでに時間がかかるとしても、EV化の潮流は強まっており世界中に拡大する方針は合致しているという事です。あたくしも含め、個人投資家は、その波に乗りながらも、先にあるリスクを見据えて将来性のある銘柄をチェックしていきたいところです。 さて、今回も自動車部材関連を中心にご紹介致します。まずは射出成形機メーカー国内最大手である日精樹脂工業<6293>です。EV市場の活況を受けて、全体の地合いが悪い中でも同社は物色されております。PER・PBRも割安で、チャート(日足)は25日・75日線を上抜きました。2月10日の決算発表も注目です。 自動車・医療向けを主力とする射出成形用精密金型メーカー不二精機<6400>もPERが割安水準ですな。チャート(日足)は底値圏の保ち合いで推移しておりますが、業績は好調で2月14日の決算発表後に株価がどうなるか監視中です。 工業用プラスチック成形品等を手掛けるタカギセイコー<4242>は、炭素繊維の複合材で大型構造部品を軽量化した「樹脂製バンパービーム」が自動車軽量化関連として材料視されている模様です。直近の決算発表は2月10日です。 1月12日に決算発表した放電精密加工研究所<6469>は、好業績が好感されると動意しました。進捗率は3Q時点で119.1%と超過しており、業績が急改善しています。同社の手掛けるアルミ製品は、車体軽量化や排ガス装置などに思惑がありますねぇ。 日本ピストンリング<6461>はEVの潮流を受けて非自動車エンジン売上高比率を高める方針です。災害医療機器等の専門商社ノルメカエイシア社を子会社化した事も材料視されており、2月9日の決算発表にも注目したいですな。PER・PBRも割安です。 リチウムイオン電池セパレーターの専業メーカーであるダブル・スコープ<6619>は、同社の子会社が韓国KOSDAQ市場への上場予備監査を請求する計画が伝わると動意しました。業績は軟調ですが、今回のKOSDAQ上場を機に株式含み益などで業績改善に繋がるか…。EV化はまだまだ拡大するので、監視を強めていきたいところです。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 7件
4242 東証スタンダード
2,130
5/2 12:54
+3(%)
時価総額 5,979百万円
自動車やOA機器向けの樹脂成形品を製造・販売。自動車のパワトレ部品や軽量化部品の開発に注力。日本は黒字転換。車両分野の受注増などが寄与。東南アジアは堅調。法人税等は減少。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/13
6293 東証プライム
1,126
5/2 15:00
-8(%)
時価総額 25,078百万円
射出成形機メーカー最大手。電気式成形機とハイブリッド式成形機の製造、販売が柱。最適地生産体制の強化図る。周辺機器売上や部品売上は増加だが、射出成形機売上が足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/23
6400 東証スタンダード
312
5/2 15:00
±0(%)
時価総額 2,825百万円
自動車用精密成形品が柱。精密金型は医療機器用・食品関連に強み。24.12期は自動車生産回復を追い風に成形品、金型の増販を想定。だが将来を睨んだEV関連新製品の開発投資に伴う費用増を見込む。配当は維持予定。 記:2024/04/11
6461 東証プライム
1,900
9/27 15:00
+18(%)
時価総額 15,911百万円
自動車メーカー向けピストンリング、バルブシート、シリンダ、カムシャフト等を製造。金属粉末射出成形品など非自動車領域も。産業機器向け製品は伸び悩むが、自動車関連製品事業は収益伸長。24.3期1Qは2桁増益。 記:2023/09/16
6469 東証スタンダード
1,277
5/2 15:00
+7(%)
時価総額 13,988百万円
放電加工会社。国内首位級。アルミ押出金型にも強みを持つ。放電加工や表面処理の部品、金型製造、プレス機等を手掛ける。三菱重工と資本業務提携。航空機エンジン部品等の受注が回復。24.2期3Qは黒字転換。 記:2024/02/03
6619 東証プライム
513
5/2 15:00
-6(%)
時価総額 28,287百万円
リチウムイオン二次電池セパレータ事業が主力。イオン交換膜事業も手掛ける。取引先のハイエンド車種の堅調な需要により、車載向け売上高は伸長。24.1期3Q累計は2桁増収。収益面は売上原価の増加等が重し。 記:2024/02/26
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29