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前場に注目すべき3つのポイント~指数に振らされにくい個別物色で冷静に対応したいところ~

2022/1/19 9:16 FISCO
*09:16JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数に振らされにくい個別物色で冷静に対応したいところ~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:指数に振らされにくい個別物色で冷静に対応したいところ ■バーチャレク、22/3上方修正 営業利益4.8億円←3.0億円 ■前場の注目材料:パナソニック、米で車載電池の人材育成、ネバダに開発ラボ新設 ■指数に振らされにくい個別物色で冷静に対応したいところ 19日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開が見込まれる。18日の米国市場はNYダウが543ドル安だった。ゴールドマン・サックスの決算内容に失望した売りや、国債利回りが2年ぶり高水準に達し金利高を警戒した売りから大幅に下落。また、著名投資家のアックマン氏が3月連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイントの利上げの可能性などを指摘するなど、連邦準備制度理事会(FRB)の急激な金融引き締めを警戒した売りが続き、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円安の28005円。円相場は1ドル114円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、28000円での攻防になりそうだ。米国市場の下落については米株先物の弱い動きのほか、長期金利上昇、原油先物相場の上昇によって前日の段階である程度は織り込まれているだろう。ゴールドマン・サックスの決算についても、先週末のJPモルガンの決算を受けた下落によって警戒されていたこともあり、売り一巡後は底堅さが意識されてきそうだ。 ただし、3月のFOMCで25ベーシスの利上げは広く織り込まれていたものの、ここにきて50ベーシスの利上げが予想されてきたことから、ポジションを圧縮する動きのほか、ヘッジに伴う先物市場でのショートの動きが強まりやすい面はありそうだ。短期筋の仕掛け的な動きも警戒されやすく、押し目買いの動きも慎重にさせよう。日経平均は14日の下落局面で27889円まで下げており、まずはこの水準を割り込まずに踏ん張りを見せられるか注目したいところ。 また、米国では半導体株の弱い動きが目立ったものの、金融株も全般売られているため、グロース株売りに対してバリュー株への資金シフトは限られていた。基本的には全体のポジション圧縮を意識させてくることから、物色の流れとしては材料性の個別物色に向かいやすい。また、マザーズ指数は調整トレンドが継続しているものの、昨日は反発を見せたほか、個別ではリバウンドを見せてきた銘柄も散見されていた。弱い基調が続いている直近IPO銘柄なども割安感を指摘する声も聞かれており、指数に振らされにくい個別物色で冷静に対応したいところであろう。 ■バーチャレク、22/3上方修正 営業利益4.8億円←3.0億円 バーチャレク<6193>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は61.5億円から62.0億円、営業増益を3.0億円から4.8億円に上方修正した。各事業セグメントともにプロジェクト利益率の向上や販管費を含めた継続的な経費削減などにより、営業利益ほか各利益ともに当初予想を上回る見込みとなったので。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(84.83、+1.53) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・パナソニック<6752>米で車載電池の人材育成、ネバダに開発ラボ新設 ・トヨタ<7203>2月の世界生産70万台、高水準も計画下回る ・丸紅<8002>洋上風力権益を落札、英スコットランド沖 ・NEC<6701>パソコン塗布独占契約、コロナ不活化ガラスコーティング剤 ・古河電工<5801>古河電池と佐賀で蓄電池供給、九州最大規模、EV充電向け ・楽天グループ<4755>楽天モバイル、仮想化通信技術で新会社 ・SCSK<9719>プレイドとFAQ解決率向上ソリューション ・CTC<4739>ローカル5G新施設、平和島物流センターに開設 ・三菱ケミHD<4188>超低誘電損失フィルム開発、高周波通信向け ・東ソー<4042>CO2ゼロ目標、1200億円投資、省エネなど技術開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
4042 東証プライム
2,168.5
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時価総額 704,938百万円
総合化学大手。塩ビやウレタン原料に強み。排ガス浄化触媒やジルコニアなどの高機能品を強化。24.3期3Q累計は石化や塩ビの需要が冴えず。ただ原材料安に伴う交易条件の改善で営業増益に。営業外の為替差益は縮小。 記:2024/02/14
4188 東証プライム
896.9
5/9 0:00
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時価総額 1,350,990百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4,315
11/30 15:00
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時価総額 1,035,600百万円
伊藤忠傘下のシステムインテグレータ大手。マルチベンダー対応に強み。今年8月に親会社が完全子会社化に向けたTOBを発表。TOB価格は1株4325円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2023/09/14
4755 東証プライム
794.6
5/9 0:00
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時価総額 1,637,679百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
5801 東証プライム
3,525
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時価総額 249,101百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
915
5/9 0:00
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時価総額 2,736百万円
CRMサービス会社。企業と顧客の接点に係るコンサルティングやソフトウエアの提供に加え、コールセンター運営等も行う。IT&コンサルティング事業は増収。大型コンサル案件が売上寄与。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/31
6701 東証プライム
10,875
5/9 0:00
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時価総額 2,967,244百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,369
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時価総額 3,359,604百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,579
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時価総額 58,391,338百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8002 東証プライム
2,877
5/9 0:00
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時価総額 4,943,296百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
9719 東証プライム
2,909
5/9 0:00
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時価総額 909,545百万円
ITサービス大手。システム開発やITインフラ構築、ITハード・ソフト販売、コンサルティング、BPOなどを展開。自動車向け投資需要等で産業IT部門は売上堅調。金融IT部門も増収。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/11