マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 17:58:12
15,175,228
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:マザーズ20年5月以来の安値、米金融引き締めで逆風

2022/1/8 15:23 FISCO
*15:23JST 新興市場見通し:マザーズ20年5月以来の安値、米金融引き締めで逆風 年末年始の新興市場では、マザーズ指数が大幅な下落を強いられ、1月6日には終値で2020年5月19日以来の安値を付けた。12月20日週のIPOラッシュを通過して需給悪化に歯止めがかかる場面もあったが、年初早々に米金利が大きく上昇すると、再びマザーズ銘柄のような中小型グロース(成長)株に売りが出た。その後、米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢が改めて意識されるなどして、マザーズへの逆風は強まった。個別銘柄の下落もきつく、追い証(追加証拠金の差し入れ義務)発生と前後して損失覚悟の売りを迫られた投資家が少なくなかったとみられる。なお、12月27日から1月7日までの騰落率は、日経平均が-1.1%であったのに対して、マザーズ指数は-12.0%、日経ジャスダック平均は-0.6%だった。 個別では、メルカリ<4385>が同期間で14.5%安、フリー<4478>が同13.6%安、ビジョナル<4194>が同19.3%安とマザーズ時価総額上位は軒並み大幅に下落。売買代金上位ではFRONTEO<2158>がやや値を戻したのち再び売られ、逆にサイエンスアーツ<4412>は今週末にかけ急反発したが、それまでの調整がきつかった。また、リボミック<4591>などがこの期間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、アスタリスク<6522>やステラファーマ<4888>は大きく買われる場面があり、JMC<5704>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力では東映アニメーション<4816>が同12.7%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同10.7%安、ウエストHD<1407>が同13.3%安。また、アミタHD<2195>などがこの期間のジャスダック下落率上位に顔を出した。一方、セリア<2782>は同1.2%高となり、出前館<2484>などが大きく上昇した。IPOでは、エフ・コード<9211>が上場2日目に公開価格の約3倍となる初値を付けた。12月27日上場のアジアクエスト<4261>とセキュア<4264>は揃って約2.3倍という初値になった。 来週の新興市場では、引き続き不安定な相場展開となることも想定しておきたい。今週末の米国市場では、12月の雇用統計を受けて10年物国債利回りが一時1.8%と2年ぶりの高水準まで上昇した。来週発表される物価関連統計やパウエルFRB議長の議会上院での公聴会にも注目したいが、米金融引き締めへの懸念がグロース株にとって逆風となる状況は続きそうだ。市場全体の信用買い残(東名2市場、制度・一般合計)は昨年11月26日申込み時点の3兆7401億円をピークに減少してきているが、12月30日申込み時点で3兆3576億円となおコロナショック前を1兆円も上回る水準にある。 来週は、1月11日にチームスピリット<4397>、13日にオキサイド<6521>、アイドマ・HD<7373>、14日にウエストHD、出前館、ティーケーピー<3479>、ココナラ<4176>、ビザスク<4490>、バリュエンスHD<9270>などが決算発表を予定している。昨年11月上場で賑わいを見せているサイエンスアーツやGRCS<9250>も初の決算発表(ともに14日)があり、個人投資家の関心を集めそうだ。 IPO関連では、Recovery International<9214>(2月3日、マザーズ)、ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング<4266>(2月4日、マザーズ)、ライトワークス<4267>(2月9日、マザーズ)の新規上場が発表されている。2月IPOは現時点で4社となっており、Recoveryは1月14日に仮条件が発表される。 《FA》
関連銘柄 26件
1407 東証スタンダード
1,995
11/22 15:30
-41(%)
時価総額 91,824百万円
産業用太陽光発電所請負事業、非FIT発電所開発販売事業等の再生可能エネルギー事業が柱。省エネルギー事業やグリーン電力卸売事業等も。非FIT発電所開発販売事業は高圧非FIT発電所を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/22
2158 東証グロース
600
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 23,614百万円
eディスカバリサービスなどのリーガルテックAI事業が主力。不正検知システム「KIBIT Eye」などを手掛けるAIソリューション事業も展開。塩野義製薬と業務提携。リーガルテックAI事業は受注数が着実増。 記:2024/10/13
2195 東証グロース
369
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 6,478百万円
サステナブル経営への移行支援等を行うアミタを中核とする持株会社。資源循環ソリューション、環境認証審査サービス、海外事業等も。シアノプロジェクトの商品性強化図る。自然リスクの情報開示支援等は新規受注続く。 記:2024/10/06
2484 東証スタンダード
246
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 32,576百万円
国内最大級のフードデリバリーサービス「出前館」を手掛ける。対応エリアの広さ、認知度の高さが強み。アクティブユーザー数は540万人超。加盟店舗数は10万店舗超。配達原価の適正化、リテール事業の拡大図る。 記:2024/10/26
2782 東証スタンダード
2,744
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 208,105百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。客数堅調。商品は100円均一を維持。関東の出店増やす。人件費増が重し。 記:2024/10/11
3479 東証グロース
1,253
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 53,097百万円
貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
4176 東証グロース
334
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 7,990百万円
個人のスキルを売買するサイト「ココナラ」を運営。ココナラ法律相談の運営やハイクラスの業務委託コンサルの紹介等も。メディア部門は売上拡大傾向。法律相談は有料登録弁護士数が順調増。ココナラ経済圏の拡大に注力。 記:2024/06/07
4194 東証プライム
7,983
11/22 15:30
+40(%)
時価総額 316,462百万円
会員制転職サイト「ビズリーチ」、採用管理や勤怠管理等の「ハーモス」を展開。国内最大級の求荷求車サービス「トラボックス」等も手掛ける。ビズリーチのスカウト可能会員数は258万人超。顧客基盤は順調に拡大。 記:2024/10/25
4261 東証グロース
2,055
11/22 15:30
-66(%)
時価総額 3,021百万円
企業のDXを支援するコンサル、システム開発、プロダクト開発等を行う。伊藤忠テクノソリューションズなどが取引先。インドネシア、マレーシアでも事業展開。DX案件の引き合いは旺盛。コンサル領域の拡大図る。 記:2024/07/01
4264 東証グロース
2,000
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 9,536百万円
顔認証・画像認識技術を用いた入退室管理システム、監視カメラシステムの開発・販売等を行う。主にオフィス、工場、商業施設向けにサービスを提供。NVIDIAのGPUを活用したAI学習モデルの開発を開始。 記:2024/06/25
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
+29.5(%)
時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4397 東証グロース
375
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 6,170百万円
勤怠管理や工数管理、経費精算を提供するクラウドサービスを手掛ける。強固な顧客基盤やサポート体制が強み。契約社数は累計1960社超。累計契約ライセンス数は54万ライセンス超。新規領域中心に成長投資継続。 記:2024/10/25
4412 東証グロース
572
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 3,842百万円
デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を手掛ける。利用企業は900社超。24年4月から楽天モバイルが同製品の取り扱いを開始。広告強化で認知度向上図る。 記:2024/06/07
4478 東証グロース
2,589
11/22 15:30
-92(%)
時価総額 151,741百万円
中小企業向けに統合型クラウド会計ソフト、人事労務ソフトの提供等を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は53万件超。サブスク売上比率が高い。金融サービスの拡大等を図る。 記:2024/10/24
4490 東証グロース
1,200
11/22 15:30
-18(%)
時価総額 11,083百万円
知見プラットフォーム事業を手掛ける。登録エキスパートに1時間単位のインタビューが行える「ビザスクinterview」が主要商材。登録者数は65万人超。27.2期調整後EBITDA20億円以上目指す。 記:2024/10/29
4591 東証グロース
83
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 3,375百万円
東大発のバイオベンチャー。核酸医薬の一種であるアプタマーに特化した医薬品の研究・開発を行う。対象疾患「滲出型加齢黄斑変性」のRBM-007が先行パイプライン。東京大学と眼科疾患に関する共同研究契約を締結。 記:2024/08/13
4816 東証スタンダード
3,680
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 772,800百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
4888 東証グロース
494
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 16,813百万円
がんの治療法であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に用いるホウ素薬剤の開発、製造・販売等を行う。ステラケミファの持分法適用関連会社。27.3期売上高16.5億円目標。BNCTの認知度向上等に取り組む。 記:2024/08/06
5704 東証グロース
473
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 2,648百万円
砂型鋳造法による試作品の製造等を行う鋳造事業が主力。自動車、ロボット分野を中心とする豊富な製造実績が強み。3Dプリンター事業、産業用CTの販売等も。鋳造事業は新ブランド「PZ」のパーツラインナップを拡充。 記:2024/10/05
1,882
11/22 15:30
-102(%)
時価総額 181,265百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6521 東証グロース
1,463
11/22 15:30
-12(%)
時価総額 16,206百万円
光学製品メーカー。光学単結晶や光部品、レーザ光源、光学測定装置を製造、販売する。がん診断のPET装置向けなどに強み。海外会社買収で宇宙・防衛、美容、エネルギー分野も。半導体検査装置やPET向け等が好調。 記:2024/10/31
6522 東証グロース
472
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 3,357百万円
飲料向けバーコードリーダーと自販機向け赤外線通信が主力。POS等のシステムインテグレーションも。「AsReader」ブランド。米国や中国など海外展開も。AsReader事業は堅調。スマホ搭載型発売へ。 記:2024/10/31
1,670
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 25,536百万円
セールス・プラットフォームサービスを中心とする営業支援サービスが主力。ママワークス等の人材支援サービス、オンラインMTGツール等も手掛ける。営業支援サービス、人材支援サービスともに受注件数は増加傾向。 記:2024/10/26
9211 東証グロース
1,351
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 16,362百万円
SaaS型Web接客ツール「CODE Marketing Cloud」が主力。チャットボット型Web接客ツール「sinclo」等も。顧客数は2000社超。各種プロフェッショナルサービスなどは受注順調。 記:2024/10/09
9250 東証グロース
1,411
11/22 15:19
±0(%)
時価総額 1,947百万円
全社的リスクマネジメントERMなどのGRCセキュリティ事業が主力。GRCツールで国内トップ。フィナンシャルテクノロジー事業も。金融関連企業が主要顧客。ソリューション及びプロダクトの連携強化を図る。 記:2024/10/25
740
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 10,014百万円
ブランド品、骨董・美術品のリユース事業を手掛ける。一般消費者から仕入れ、オークション等で同業他社に販売するCtoBtoB形態に特徴。WEBマーケティングなどによる仕入強化、自動車事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/03