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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極めるなか、バリュー株への押し目狙いに~

2022/1/6 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極めるなか、バリュー株への押し目狙いに~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極めるなか、バリュー株への押し目狙いに ■ダイセキ、3Q営業利益 31.5%増 101億円、進捗率80.1% ■前場の注目材料:三菱電機、パワー半導体早期増産、熊本の液晶工場を転用 ■売り一巡後の底堅さを見極めるなか、バリュー株への押し目狙いに 6日の日本株市場は、売り一巡の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。5日の米国市場はNYダウが392ドル安だった。12月ADP雇用統計が予想を大幅に上回り労働市場の強い回復が証明されたことが好感され、ダウは日中取引で史上最高値を更新した。ただし、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した12月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の中で、従来想定していたよりも早期で速やかなペースでの利上げやバランスシート縮小の可能性を示唆するタカ派姿勢を示したため、急速な金利高を警戒し下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比270円安の29000円。円相場は1ドル116円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになり、5日、75日線水準での攻防になりそうだ。インデックス売りの影響から指数インパクトの大きい値がさ株は総じて軟調推移を見せてくる可能性が高く、日経平均の重荷となりそうだ。ナスダックは3%を超える下落となったこともハイテク株への押し目買い意欲を後退させそうである。 そのため、まずは売り一巡後の底堅さを見極めるなか、バリュー株への押し目狙いになりそうだ。もっとも、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が国内でも急増しており、まん延防止措置の発令なども警戒されてくる可能性がある。関連する報道を受けてショートの動きも警戒されるため、短期的な値幅取り狙いの売買が中心になるだろう。 また、個人主体の中小型株についても昨日はマザーズ指数が5%を超える下落で昨年来安値を更新していることから、需給状況は悪化傾向にある。ただし、メルカリ<4385>など時価総額上位銘柄の下落影響が大きく、成長期待の大きい銘柄などへの押し目買い意欲は強そうだ。また、直近IPO銘柄についても下げ渋りを見せてきた銘柄などへは需給整理一巡後を意識したリバウンド狙いの動きが出てくる可能性もあることから、まずは底入れを見極めたいところだろう。 ■ダイセキ、3Q営業利益 31.5%増 101億円、進捗率80.1% ダイセキ<9793>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比12.1%増の434.20億円、営業利益は同31.5%増の101.03億円だった。通期計画に対する第3四半期営業利益の進捗率は80.1%となる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29332.16、+30.37) ・1ドル116.10-20円 ・米原油先物は上昇(77.85、+0.86) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・三菱電機<6503>パワー半導体早期増産、熊本の液晶工場を転用 ・WNIウェザー<4825>雨・雪・雲を自動判別、ドローン用気象レーダー ・トヨタ<7203>昨年の米新車販売で初の首位、GM11万台上回る ・ソニーG<6758>EV新会社、画像・センサー・エンタメ融合 ・明電舎<6508>24年度上期黒字化、EV向け部品事業加速 ・ユニチャーム<8113>静岡・島田に新工場、ペットケア用品集約 ・エーザイ<4523>エーザイなど抗がん併用療法で国内承認取得、進行性子宮体がん ・三井金<5706>三井金属など、銅微粒子を省エネ合成、有機物フリー技術開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・12月財新サービス業PMI(予想:51.7、11月:52.1) 《ST》
関連銘柄 10件
4385 東証プライム
1,799.5
5/2 10:24
-7(%)
時価総額 289,487百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4523 東証プライム
6,513
5/2 10:24
-36(%)
時価総額 1,931,541百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4825 東証プライム
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時価総額 54,364百万円
交通機関などに気象情報を提供。個人向けに気象コンテンツの配信なども。24.5期上期は個人向けや防災・輸送向けが好調。海運向けも底堅い。だが人件費増や通信費増が利益の重石に。通期では最高純益・増配を見込む。 記:2024/02/08
5706 東証プライム
4,899
5/2 10:24
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時価総額 280,855百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
6503 東証プライム
2,839
5/2 10:24
-11(%)
時価総額 6,095,906百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6508 東証プライム
3,460
5/2 10:24
+60(%)
時価総額 157,527百万円
中堅重電メーカー。発電設備や送変電設備の電力インフラ、電鉄や上下水道等の社会インフラ、モビリティ等を展開。電力エネルギー事業では電力会社向け案件等が売上増。営業外収益増。24.3期3Qは経常黒字転換。 記:2024/02/10
6758 東証プライム
12,995
5/2 10:24
-105(%)
時価総額 16,387,761百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7203 東証プライム
3,591
5/2 10:24
-14(%)
時価総額 58,587,118百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8113 東証プライム
4,682
5/2 10:24
-49(%)
時価総額 2,906,745百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品のリーディングカンパニー。紙おむつやペットケア用品にも強みを持つ。ペットケア部門は堅調。犬用ペットシートなどが伸びる。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/02/22
9793 東証プライム
3,045
5/2 10:23
+10(%)
時価総額 155,295百万円
産業廃棄物処理大手。廃油や廃酸、廃アルカリなど液状廃棄物処理に実績。埋め立て最終処分処理を避ける徹底したリサイクルに定評。子会社に土壌汚染対策のダイセキ環境ソリューション。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/01/26