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前場に注目すべき3つのポイント~経済活動の正常化に向けた押し目買い意欲は強そう~

2022/1/5 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~経済活動の正常化に向けた押し目買い意欲は強そう~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:経済活動の正常化に向けた押し目買い意欲は強そう ■クスリのアオキ、 2Q営業利益68.05億円、コンセンサス範囲内 ■前場の注目材料:タムラ製作所、鉛フリーで200℃耐熱、パワー半導体用ハンダを来年量産 ■経済活動の正常化に向けた押し目買い意欲は強そう 5日の日本株市場は、底堅い相場展開になりそうだ。4日の米国市場はNYダウが214ドル高だった。新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)感染が急増するものの、経済の強い回復期待から買い優勢の展開。ISM製造業指数や雇用関連指標が予想を下回ったため失速したもののダウは終日堅調に推移し、連日で史上最高値を更新して終了した。一方で長期金利の上昇が重荷となり、ハイテク株の一角は売られたことから、ナスダックは下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の29270円。円相場は1ドル116円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうである。昨日の大幅上昇の反動のほか、米国市場の流れからは指数インパクトの大きい値がさ株などは利食いに押される可能性もあるため、上値の重荷になりそうだ。一方で、円相場は1ドル116円台に乗せているなか、トヨタ<7203>などへの物色は引き続き注目されやすく、TOPIX型優位の相場展開になりそうだ。 もっとも、大発会の大幅上昇で節目の29000円、上値抵抗線として意識されていた75日線を明確に上放れてきたことにより、昨年11月下旬の急落に対するショートカバーの動きが強まりやすく、利食いに押される局面での押し目買い意欲は強そうだ。先物市場においてもクレディスイス経由でショートカバーの動きが見られていた。また、中国の不動産リスクへの警戒は根強いものの、昨日のハンセン指数は小幅に反発を見せていたこともあり、ショートは仕掛けづらくなった。 米国の動きを見ても新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)の感染者数が急増しているものの、市場はその後の強い景気回復を織り込む動きを見せている。国内においても第6波への警戒感は燻るものの、重症化リスクは低いとの見方から、経済活動の正常化に向けた押し目買い意欲は強そうである。物色の流れとしては景気敏感株に資金が向かいやすいと考えられるものの、成長期待の大きいハイテク株への押し目買い意欲は強いだろう。一方で、個人主体による中小型株についてはターゲットが絞りづらい需給状況ではあるものの、直近IPO銘柄など動意を見せてきた銘柄などには短期資金が集中しやすい。 ■クスリのアオキ、 2Q営業利益68.05億円、コンセンサス範囲内 クスリのアオキ<3549>が発表した第2四半期決算は、営業利益が68.05億円だった。コンセンサス(69億円程度)の範囲内だろう。ドラッグストア業界においては、マスクや手洗い等の習慣化による消費行動の変化に伴い、衛生関連商品等の需要が増加する一方、化粧品需要の落ち込み、医療機関の受診抑制等の影響は現在も続いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29301.79、+510.08) ・NYダウは上昇(36799.65、+214.59) ・シカゴ日経225先物は上昇(29270、大阪比+40) ・1ドル116.10-20円 ・米原油先物は上昇(76.99、+0.91) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・タムラ製作所<6768>鉛フリーで200℃耐熱、パワー半導体用ハンダを来年量産 ・伊藤忠<8001>エネシステム実証、スーパーでピークカット ・丸紅<8002>神戸港で水素活用、脱炭素化、岩谷と調査 ・豊和工業<6203>特殊車両製販子会社を吸収 ・技研製作所<6289>圧入機を完全電動化、鋼管杭回転切削向け開発 ・KDDI<9433>携帯販売の代理店支援で新会社 ・富士通<6702>デジタル人材育成支援、オンライン教育をグローバル展開 ・レンゴー<3941>停止しない包装ライン、顧客データ活用、数年内に実用化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月マネタリーベース(11月:前年比+9.3%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
2,910
4/26 15:00
+47.5(%)
時価総額 275,280百万円
北陸で最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営する。調剤併設を推進。スーパーよどばしとヒバリヤの事業を譲受。11月の店舗数は918。今上期は生鮮導入改装や日用品施策が奏功。 記:2024/01/16
3941 東証プライム
1,167
4/26 15:00
+12(%)
時価総額 316,322百万円
段ボール製品国内首位、段ボール原紙で2位。紙器や軟包装、重包装用段ボールなど包装資材に強み。板紙・紙加工関連事業は収益伸長。販売量は減少だが、製品価格の改定などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/25
6203 東証スタンダード
799
4/26 15:00
+2(%)
時価総額 10,026百万円
産業用機械メーカー。工作機械の製造・販売が主力。防音サッシやパワーチャックも手掛ける。路面清掃車でトップシェア。建材は防音サッシ、一般サッシが売上増。火器は防衛省向け装備品が堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/26
6289 東証プライム
1,910
4/26 15:00
+6(%)
時価総額 53,852百万円
建設機械の油圧式杭圧入引抜機で世界シェア9割。インプラント工法による圧入工事も。24.8期1Qは圧入工事の豪州合弁譲渡で売上減。好採算工事案件も減る。だが柱の建設機械の販売が好調。通期では増収増益を計画。 記:2024/02/08
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6768 東証プライム
623
4/26 15:00
+17(%)
時価総額 51,566百万円
電子部品メーカー。トランス、リアクタ、ACアダプタ・チャージャなどを手掛ける。エアコンのリアクタで国内トップシェア。車載向け昇圧リアクタは北米市場向け等で回復傾向。24.3期3Q累計は2桁経常増益。 記:2024/04/16
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8001 東証プライム
6,898
4/26 15:00
-11(%)
時価総額 10,932,571百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8002 東証プライム
2,706
4/26 15:00
+35.5(%)
時価総額 4,649,482百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04