マーケット
3/29 10:18
40,338.18
+170.11
39,807.37
+47.29
暗号資産
FISCO BTC Index
3/29 10:38:49
10,716,449
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~年末ラリーへの期待から流動性の高い中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きも~

2021/12/23 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~年末ラリーへの期待から流動性の高い中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きも~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:年末ラリーへの期待から流動性の高い中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きも ■西ガス、22/3下方修正 営業利益5.0億円←60.0億円 ■前場の注目材料:牧野フライス、厚木工場を自動化、部品加工で無人稼働モデル ■年末ラリーへの期待から流動性の高い中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きも 23日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだが、底堅さは意識されやすいだろう。22日の米国市場はNYダウが261ドル高だった。7-9月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されたほか、12月の消費者信頼感指数も予想以上に上昇したことがセンチメント改善に繋がった。また、食品医薬品局(FDA)が製薬会社ファイザー(PFE)の新型コロナ経口薬の緊急使用を承認したため、変異株(オミクロン株)への脅威も後退する格好となり、引けにかけて一段高となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の28670円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。昨日の東証1部の売買代金は7月27日以来の2兆円を下回るなど市場参加者が限られていることもあり、買い一巡後はこう着感が強まりやすいだろう。ただし、ノババックスは取引終了後に、同社製ワクチンの追加接種が変異株(オミクロン株)に対し有効であると発表。これを受けて時間外で上昇していることも材料視されやすく、短期筋にとって売りを仕掛けてくる動きは限られそうである。そのため、底堅さは意識されやすいだろう。 また、昨日の日経平均は25日線に上値を抑えられる一方で、5日線水準での底堅さが見られていた。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から25日線を捉えてくる可能性が高く、節目の29000円や75日線を意識したスタンスに向かわせそうだ。また、SOX指数は上昇したほか、VIX指数は18.63に低下していることも安心感に繋がりやすい。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引する格好になるだろう。一方でエーザイ<4523>がADR市場で5%近く下落していることから、指数の重荷となりそうだ。 物色の流れとしては薄商いのなかでインデックスに絡んだ商いに振らされやすいほか、中小型株については、引き続きIPOラッシュのなかで需給は読みづらいところである。ただし、IPOが不調ななか、マザーズ指数へのインパクトの大きい時価総額上位銘柄の一角が値ごろ感から物色されている動きも見られている。年末ラリーへの期待も高まりやすいなか、これまで調整を続けており、流動性の高い銘柄などへは個人主体の値幅取り狙いの動きが強まりそうだ。 ■西ガス、22/3下方修正 営業利益5.0億円←60.0億円 西ガス<9536>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を60.0億円から5.0億円に下方修正した。原料LNGの調達先で発生したトラブルを受け、代替の原料LNGを価格が高騰しているスポット市場から調達する影響により売上原価が増加。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する純利益は、前回予想を下回る見通し。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28562.21、+44.62) ・NYダウは上昇(35753.89、+261.19) ・ナスダック総合指数は上昇(15521.89、+180.80) ・シカゴ日経先物は上昇(28670、大阪比+230) ・SOX指数は上昇(3891.92、+34.62) ・VIX指数は低下(18.63、-2.38) ・米原油先物は上昇(72.76、+1.64) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・SBI<8473>新生銀の非上場検討、公的資金・株価の関係切り離し強調 ・アルプスアル<6770>ミリ波センサーで攻勢、安全・環境関連に照準 ・愛知製鋼<5482>豊田織機子会社に出資、工場内物流を自動運転化 ・GSユアサ<6674>インド工場でライン増設、2輪用鉛蓄電池の能力倍増 ・コマツ<6301>国内全建機10%値上げ ・中外製薬<4519>中分子医薬品開発を増強、がん・免疫30プロ推進 ・ファーマフーズ<2929>サプリゼリー発売、美肌に必要な成分生成 ・アステラス薬<4503>「パドセブ」欧で販売承認勧告 ・アース製薬<4985>静電気の発生防ぐスプレー ・東洋紡<3101>VOC処理装置の生産能力倍増、車電動化で引き合い増 ・東ソー<4042>高性能アミン開発、CO2回収向け ・東レ<3402>東レなど、中国で輸入薬承認申請、そう痒症改善剤 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
2929 東証プライム
957
3/29 10:13
+7(%)
時価総額 27,825百万円
食品と医薬品の研究開発メーカー。卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬を開発、製造。販売は通信販売と卸売。BtoB事業は堅調。「ファーマギャバ」が国内外で販売伸びる。24.7期1Qは黒字転換。 記:2024/01/27
3101 東証プライム
1,119
3/29 10:14
+8(%)
時価総額 99,646百万円
高機能製品メーカー。液晶偏光子保護フィルムやセラコン用離型フィルムなど工業用フィルムが主力製品。24.3期2Q累計はフィルム部門が増収。液晶偏光子保護フィルム「コスモシャインSRF」の販売が伸長。 記:2024/01/15
3402 東証プライム
736.3
3/29 10:14
+10.7(%)
時価総額 1,201,259百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4042 東証プライム
2,051
3/29 10:14
+0.5(%)
時価総額 666,741百万円
総合化学大手。塩ビやウレタン原料に強み。排ガス浄化触媒やジルコニアなどの高機能品を強化。24.3期3Q累計は石化や塩ビの需要が冴えず。ただ原材料安に伴う交易条件の改善で営業増益に。営業外の為替差益は縮小。 記:2024/02/14
4503 東証プライム
1,655
3/29 10:14
+30(%)
時価総額 3,038,335百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4519 東証プライム
5,776
3/29 10:14
+10(%)
時価総額 9,698,239百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
6,245
3/29 10:14
+14(%)
時価総額 1,852,061百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4985 東証プライム
4,300
3/29 10:13
+50(%)
時価総額 94,935百万円
殺虫剤などの虫ケア用品が主力。洗口液や入力剤などの日用品も。大塚HD系列。23.12期3Q累計は虫ケア用品が最盛期に復調。だが入浴剤や家庭用マスクが冴えず。中国での販売も低調。今年2月に次期中計を公表へ。 記:2024/01/17
5482 東証プライム
3,895
3/29 10:09
+50(%)
時価総額 77,460百万円
特殊鋼大手。特殊鋼条鋼やステンレス鋼、鍛造品を軸に、HV用放熱部品、ネオジウム系ボンド磁石、高感度磁気センサーなどを展開。環境配慮型電気炉鋼材に注力。特殊鋼の値上がりや鍛造品好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
6301 東証プライム
4,444
3/29 10:14
-19(%)
時価総額 4,324,661百万円
国内首位、世界2位の建設・鉱山機械メーカー。建機稼働管理システム搭載車輌から得られた稼働情報をマーケティングに活用。建設機械・車両は堅調。米州、アジア・オセアニア等が売上増。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/08
3,140
3/29 10:14
+2(%)
時価総額 300,872百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6770 東証プライム
1,187
3/29 10:14
+1.5(%)
時価総額 260,287百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
8473 東証プライム
3,951
3/29 10:14
-4(%)
時価総額 1,075,680百万円
ネット証券で国内トップ。銀行、損保、ベンチャー投資、暗号資産などに多角化。地域金融機関との連携を強化中。バイオ薬の開発も。24.3期上期は暗号資産が低調。だが証券、銀行、資産運用、投資が好調で増収増益に。 記:2023/12/12
1,916
3/29 10:13
+23(%)
時価総額 71,252百万円
福岡県、熊本県、長崎県の都市部に都市ガスを供給。LPガス販売や電力小売、不動産も。24.3期3Q累計は家庭用ガス販売量の減少を業務用の拡大で補う。不動産も堅調で営業増益に。ハウステンボス株売却特益は解消。 記:2024/02/07