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前場に注目すべき3つのポイント~年末ラリーへの期待から流動性の高い中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きも~

2021/12/23 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~年末ラリーへの期待から流動性の高い中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きも~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:年末ラリーへの期待から流動性の高い中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きも ■西ガス、22/3下方修正 営業利益5.0億円←60.0億円 ■前場の注目材料:牧野フライス、厚木工場を自動化、部品加工で無人稼働モデル ■年末ラリーへの期待から流動性の高い中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きも 23日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだが、底堅さは意識されやすいだろう。22日の米国市場はNYダウが261ドル高だった。7-9月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されたほか、12月の消費者信頼感指数も予想以上に上昇したことがセンチメント改善に繋がった。また、食品医薬品局(FDA)が製薬会社ファイザー(PFE)の新型コロナ経口薬の緊急使用を承認したため、変異株(オミクロン株)への脅威も後退する格好となり、引けにかけて一段高となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の28670円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。昨日の東証1部の売買代金は7月27日以来の2兆円を下回るなど市場参加者が限られていることもあり、買い一巡後はこう着感が強まりやすいだろう。ただし、ノババックスは取引終了後に、同社製ワクチンの追加接種が変異株(オミクロン株)に対し有効であると発表。これを受けて時間外で上昇していることも材料視されやすく、短期筋にとって売りを仕掛けてくる動きは限られそうである。そのため、底堅さは意識されやすいだろう。 また、昨日の日経平均は25日線に上値を抑えられる一方で、5日線水準での底堅さが見られていた。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から25日線を捉えてくる可能性が高く、節目の29000円や75日線を意識したスタンスに向かわせそうだ。また、SOX指数は上昇したほか、VIX指数は18.63に低下していることも安心感に繋がりやすい。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引する格好になるだろう。一方でエーザイ<4523>がADR市場で5%近く下落していることから、指数の重荷となりそうだ。 物色の流れとしては薄商いのなかでインデックスに絡んだ商いに振らされやすいほか、中小型株については、引き続きIPOラッシュのなかで需給は読みづらいところである。ただし、IPOが不調ななか、マザーズ指数へのインパクトの大きい時価総額上位銘柄の一角が値ごろ感から物色されている動きも見られている。年末ラリーへの期待も高まりやすいなか、これまで調整を続けており、流動性の高い銘柄などへは個人主体の値幅取り狙いの動きが強まりそうだ。 ■西ガス、22/3下方修正 営業利益5.0億円←60.0億円 西ガス<9536>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を60.0億円から5.0億円に下方修正した。原料LNGの調達先で発生したトラブルを受け、代替の原料LNGを価格が高騰しているスポット市場から調達する影響により売上原価が増加。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する純利益は、前回予想を下回る見通し。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28562.21、+44.62) ・NYダウは上昇(35753.89、+261.19) ・ナスダック総合指数は上昇(15521.89、+180.80) ・シカゴ日経先物は上昇(28670、大阪比+230) ・SOX指数は上昇(3891.92、+34.62) ・VIX指数は低下(18.63、-2.38) ・米原油先物は上昇(72.76、+1.64) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・SBI<8473>新生銀の非上場検討、公的資金・株価の関係切り離し強調 ・アルプスアル<6770>ミリ波センサーで攻勢、安全・環境関連に照準 ・愛知製鋼<5482>豊田織機子会社に出資、工場内物流を自動運転化 ・GSユアサ<6674>インド工場でライン増設、2輪用鉛蓄電池の能力倍増 ・コマツ<6301>国内全建機10%値上げ ・中外製薬<4519>中分子医薬品開発を増強、がん・免疫30プロ推進 ・ファーマフーズ<2929>サプリゼリー発売、美肌に必要な成分生成 ・アステラス薬<4503>「パドセブ」欧で販売承認勧告 ・アース製薬<4985>静電気の発生防ぐスプレー ・東洋紡<3101>VOC処理装置の生産能力倍増、車電動化で引き合い増 ・東ソー<4042>高性能アミン開発、CO2回収向け ・東レ<3402>東レなど、中国で輸入薬承認申請、そう痒症改善剤 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
2929 東証プライム
1,001
7/2 11:17
+18(%)
時価総額 29,104百万円
卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬の開発、製造等を行う。販売は通信販売と卸売。子会社にフューチャーラボ、明治薬品など。機能性素材では「ファーマギャバ」の販売が順調。医薬品製造受託は受注安定。 記:2024/05/06
3101 東証プライム
1,053
7/2 11:14
-2(%)
時価総額 93,769百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
3402 東証プライム
757.2
7/2 11:19
-4.8(%)
時価総額 1,235,357百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4042 東証プライム
2,089.5
7/2 11:18
-9.5(%)
時価総額 679,257百万円
総合化学大手。塩ビやウレタン原料に強み。排ガス浄化触媒やジルコニアなどの高機能品を強化。24.3期3Q累計は石化や塩ビの需要が冴えず。ただ原材料安に伴う交易条件の改善で営業増益に。営業外の為替差益は縮小。 記:2024/02/14
4503 東証プライム
1,586.5
7/2 11:19
-2(%)
時価総額 2,912,579百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4519 東証プライム
5,764
7/2 11:19
+116(%)
時価総額 9,678,090百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
6,556
7/2 11:19
-124(%)
時価総額 1,944,293百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4985 東証プライム
4,805
7/2 11:18
+10(%)
時価総額 106,085百万円
殺虫剤等の虫ケア用品、口腔衛生用品等の日用品が柱。大塚製薬系。「アースノーマット」や「バスロマン」などロングセラー商品多数。26.12期売上高1700億円目標。海外売上の拡大、グループ再編等に取り組む。 記:2024/05/02
5482 東証プライム
3,510
7/2 11:09
-45(%)
時価総額 69,803百万円
トヨタグループの特殊鋼メーカー。特殊鋼鋼材、鍛造品を中心とする自動車部品の製造・販売を行う。電子機能材料、磁石応用製品等も。27.3期営業利益150億円目指す。インド国内における新規拡販などに取り組む。 記:2024/06/04
6301 東証プライム
4,859
7/2 11:19
+79(%)
時価総額 4,728,516百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
3,137
7/2 11:17
-16(%)
時価総額 300,584百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6770 東証プライム
1,515.5
7/2 11:19
+21(%)
時価総額 332,320百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
8473 東証プライム
4,222
7/2 11:19
+117(%)
時価総額 1,149,461百万円
ネット証券で国内トップ。銀行、損保、ベンチャー投資、暗号資産などに多角化。バイオ薬の開発も。SBI証券は営業収益、営業利益ともに過去最高。暗号資産事業は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅な増収増益。 記:2024/04/08
1,999
7/2 11:17
-2(%)
時価総額 74,339百万円
福岡県地盤の大手都市ガス「西部ガス」を中核とする持株会社。電力小売、不動産事業、食品販売事業等も手掛ける。ガスの顧客戸数は113万件超。ガスエネルギー事業等の競争力強化、不動産事業の拡大等に注力。 記:2024/06/09