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前場に注目すべき3つのポイント~一部の銘柄に短期資金が集中する流れとなり、方向性は掴みづらい~

2021/12/21 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~一部の銘柄に短期資金が集中する流れとなり、方向性は掴みづらい~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:一部の銘柄に短期資金が集中する流れとなり、方向性は掴みづらい ■日機装、21/12下方修正 営業利益40.0億円←90.0億円 ■前場の注目材料:日立造船、ゴミ発電所建設・運営、英で一貫受注 ■一部の銘柄に短期資金が集中する流れとなり、方向性は掴みづらい 21日の日本株市場は、昨日の大幅な下落に対する自律反発の動きが意識されるものの、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが433ドル安だった。世界中で新型コロナ感染者数が急増しているほか、規制強化が発表されるなか、景気回復鈍化への懸念が引き続き重しとなった。また、来年1月にスイスで開催される予定だったダボス会議の延期が伝わると、投資家心理がさらに悪化。さらに、バイデン政権が推し進めている大規模歳出案の早期成立の見込みがたたず、エコノミストが成長見通しを引き下げたことも売りに繋がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比315円高の28215円。円相場は1ドル113円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。昨日はバイデン政権の大規模歳出案成立への不透明感から米株先物は大きく下落していたことを嫌気して先物主導で下落していたこともあり、大幅な下げに対する反動が意識されやすいところ。日経平均は節目の28000円を割り込んだことから、いったんは底入れを想定した押し目狙いの動きも見られよう。もっとも、自律反発の域は脱せず、再び28000円を割り込んでくるようだと短期筋のショートの動きに振らされる可能性はある。 薄商いのなかで先物主導の動きから裁定解消売りに繋がり、指数インパクトの大きい値がさ株などへの売りに波及する格好から指数を下押す可能性もあるため、先物市場の動向には注意しておきたい。また、IPOラッシュが始まったが、一部の銘柄に短期資金が集中する流れとなり、方向性は掴みづらい。とはいえ、他の中小型株への波及は限られ、IPO銘柄のみに資金が集中する需給状況に映る。 本日のIPOはライフドリンク カンパニー<2585>、湖北工業<6524>、ラバブルマーケティンググループ<9254>、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド<9257>の4社が上場する。昨日の3社とともに短期資金の物色対象になりそうだ。人気のIPO銘柄も公開価格をあっさり割り込むなど需給状況は厳しいだろう。しかしながら、公開価格から何倍にも上昇して高値掴みとなるよりは、中長期目線では押し目買い妙味はありそうだ。 ■日機装、21/12下方修正 営業利益40.0億円←90.0億円 日機装<6376>は2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は90億円から40億円に下方修正した。稼働率は徐々に回復しており来期以降は通常操業への見通しは立ってきたが、他社品調達に伴う調達コストの増加や、航空便利用による物流費の高騰の影響を受け、医療部門の営業利益は大きく減少する見通し。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(28215、大阪比+315) ・1ドル113.50-60円 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日立造船<7004>ゴミ発電所建設・運営、英で一貫受注 ・島津製<7701>真空ポンプ4割増、半導体装置向け好調 ・トヨタ<7203>来月も国内5工場で稼働調整、減産影響2万台 ・トヨタ<7203>仕入れ先支援、過剰品質負担是正、検査基準など適正化 ・ジェイテクト<6473>車部品・軸受の熱処理2子会社統合 ・ブリヂストン<5108>トルコ企業買収、運送業向けデジタルサービス拡充 ・ホンダ<7267>12月の鈴鹿製作所4輪生産計画、1割減産 ・IDEC<6652>中国に物流拠点、東南ア向け輸出効率化 ・中外製薬<4519>米の筋ジス遺伝子治療薬を販売 ・ファーマフーズ<2929>オンキヨーと業務提携、まず補聴器通販 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・12月政府月例経済報告 <海外> ・09:30 豪準備銀行12月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 14件
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時価総額 85,491百万円
飲料水・茶葉メーカー。自社ブランド「LDC」を展開し、ミネラルウォーターや茶葉飲料、炭酸飲料の製造、販売に加え、茶葉製品等も手がける。今期3Q累計は生産能力の増強やニットービバレッジの生産分が寄与した。 記:2024/04/07
2929 東証プライム
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時価総額 28,581百万円
卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬の開発、製造等を行う。販売は通信販売と卸売。子会社にフューチャーラボ、明治薬品など。機能性素材では「ファーマギャバ」の販売が順調。医薬品製造受託は受注安定。 記:2024/05/06
4519 東証プライム
5,648
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時価総額 9,483,320百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
5108 東証プライム
6,295
7/1 15:00
-27(%)
時価総額 4,492,729百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6376 東証プライム
1,163
7/1 15:00
+11(%)
時価総額 86,395百万円
産業機械メーカー。化学用精密ポンプや人工肝臓で国内首位。世界初の炭素繊維強化プラスチック化に成功。産業用ポンプ・システムは生産数量が増加。23.12期通期は増収。24.12期は大幅営業増益を見込む。 記:2024/02/26
6473 東証プライム
1,134
7/1 15:00
+14.5(%)
時価総額 389,286百万円
軸受大手3社の一角。電動パワーステアリングで世界トップシェア。駆動系部品や工作機械、電子制御機器なども展開。安全運転ステアリング制御システムなど新製品開発に意欲。中国以外の販売増加で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
6524 東証スタンダード
2,489
7/1 15:00
-48(%)
時価総額 67,203百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサ用リード端子や光部品・デバイスなどが収益源。不採算製品は価格見直し交渉進める。リード端子事業などは伸び悩む。23.12期通期は業績足踏み。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/08
6652 東証プライム
2,964
7/1 15:00
+11(%)
時価総額 98,476百万円
FA制御機器総合メーカー。制御用操作スイッチで国内トップシェア。再生可能エネルギー事業、次世代農業ソリューション等も。電子部品の納期改善で、24.3期3Qはオートメーション&センシング事業が増収確保。 記:2024/04/16
7004 東証プライム
1,057
7/1 15:00
+5(%)
時価総額 179,917百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7203 東証プライム
3,284
7/1 15:00
-6(%)
時価総額 53,578,417百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,760.5
7/1 15:00
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時価総額 9,567,059百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7701 東証プライム
4,028
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時価総額 1,192,570百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
1,572
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時価総額 2,210百万円
SNSマーケティング事業とDX支援事業を展開。企業やブランドのSNSに関するマーケティング支援に実績。SNSマーケティング事業は増収。SNS運用支援ツール契約件数が2桁増。23.10期通期は売上堅調。 記:2024/02/26
587
7/1 14:14
-4(%)
時価総額 0百万円
アジア特化型コンサルファーム。マネジメントサービス事業とプリンシパル投資事業を手掛け、ペットケアとして、関東、北海道を中心に7つの動物病院を運営。インド地域が大幅に拡大し、23.12期実績は売上急伸。 記:2024/03/25