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新興市場見通し:マザーズ需給改善遠く、IPOではネットプロHDなど3社登場

2021/12/11 14:29 FISCO
*14:29JST 新興市場見通し:マザーズ需給改善遠く、IPOではネットプロHDなど3社登場 今週の新興市場では、日経平均とともに日経ジャスダック平均が3週ぶりの上昇となる一方、マザーズ指数は3週連続で下落した。週初に一時1000pt近辺まで下落すると、新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」への懸念緩和や株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出に向けた買い戻しの動きで日経平均が急伸したのに伴って値を戻す場面があった。ただ、週末になると米11月消費者物価指数(CPI)の発表などの重要イベントを前に再び売りが強まった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+1.5%であったのに対して、マザーズ指数は-1.7%、日経ジャスダック平均は+1.0%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で5.7%安、フリー<4478>が同3.2%安、JTOWER<4485>が同2.8%安と軟調。売買代金上位では従前賑わっていたGRCS<9250>、グローバルウェイ<3936>、INCLUSIVE<7078>などが大きく売られ、ENECHANGE<4169>が週間のマザーズ下落率トップとなった。一方、ビジョナル<4194>は同22.7%高と大きく上昇。業績上方修正が好感され、週末には買い気配のままストップ高比例配分となった。売買代金トップのサイエンスアーツ<4412>は週間ベースではおよそ3割の上昇だが、週末に急失速。上昇率上位にはリアルワールド<3691>などが顔を出した。ジャスダック主力では日本マクドナルドHD<2702>が同2.0%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同5.0%高と堅調。シーズメン<3083>が賑わったほか、ウチダエスコ<4699>は内田洋行<8057>による完全子会社化が発表されて週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、東映アニメーション<4816>が同2.6%安となり、シンバイオ製薬<4582>も売り優勢。また、トミタ電機<6898>などが下落率上位に顔を出した。IPOでは、12月10日マザーズ上場のフレクト<4414>が公開価格の約2.3倍となる初値を付けた。 来週の新興市場では、引き続き株式相場全体の地合いを睨みつつも、マザーズ指数は戻りの鈍い展開になるとみておきたい。12月14~15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えるが、米金融政策の行方と金利動向は新興株にも大きな影響を与えるだけに、結果を見極めたいとのムードが広がるだろう。また、今週も2割前後の大幅下落を強いられたマザーズ銘柄が少なくなく、個人投資家の損益が大きく改善したとは言いにくい。さらに、週半ばにかけてブックビルディングの期限を迎える12月後半のIPOが多く、なお換金売りが出やすいだろう。 来週は、12月13日にセルソース<4880>、サーキュレーション<7379>、14日にプレミアアンチエイジング<4934>、Macbee Planet<7095>、15日にGA technologies<3491>、スマレジ<4431>、サンバイオ<4592>などが決算発表を予定している。セルソースは前期業績の上方修正を発表済みで、今期の見通しが注目されそうだ。成長期待の高いサーキュやMacbeePなどの動向も注視したい。 IPO関連では、12月15日にネットプロテクションズHD<7383>が東証1部へ、16日にブロードエンタープライズ<4415>とTrue Data<4416>がマザーズへそれぞれ新規上場する。ネットプロHDは公開規模が677億円と今年3番目の大きさになるが、海外で急成長中している後払い決済サービスの国内最大手とあって、市場内外の関心は高いようだ。 《FA》
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