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前場に注目すべき3つのポイント~VIX指数は20割れでセンチメントは大きく改善~

2021/12/9 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~VIX指数は20割れでセンチメントは大きく改善~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:VIX指数は20割れでセンチメントは大きく改善 ■ミライアル、3Q営業利益 106.2%増 12.32億円、22/1予想 17.0億円 ■前場の注目材料:ソニーG、NYに研究拠点、AI・音響、世界規模で横串 ■VIX指数は20割れでセンチメントは大きく改善 9日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。8日の米国市場ではNYダウが35ドル高だった。製薬会社のファイザ—とバイオのバイオンテックが試験の暫定結果として、同社製ワクチンの3回目の投与で新型コロナの変異株(オミクロン株)に効力がある可能性を指摘したため投資家心理が改善し、景気敏感株を中心に買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の28885円。円相場は1ドル113円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から前日終値水準から始まることになりそうだ。もっとも日経平均は2日間で1000円近くリバウンドをみせ、節目の29000円に迫る局面も見られたことから、短期的なリバウンドにおいて達成感は意識されやすい。また、29000円水準には25日、75日線が位置していることから、これを明確に上放れてくるには来週のFOMCのイベント通過後といったところか。 とはいえ、オミクロン株への過度な警戒感は後退していることから物色意欲は回復してきそうである。明日のメジャーSQを控えて先物市場ではロールオーバー中心となり、インデックスに絡んだ商いに振らされやすい需給状況ではあるものの、改めてショートを仕掛けてくる動きは考えづらいところ。中国の不動産リスクに対する警戒から楽観的な見方には向かいづらいだろうが、押し目狙いの動きは意識されてきそうだ。 また、VIX指数は19.90に低下した。3日には35.32まで急伸する場面があったこともあり、センチメントは大きく改善している。来週のFOMCでのテーパリング加速は相当織り込まれていると考えられるため、売り仕掛け的な動きが強まる局面においては、その後のリバウンドを狙ったロングスタンスといったところか。もっとも、中小型株については来週から本格化するIPOラッシュを前に換金売りが意識されやすいほか、短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりそうである。値動きの強い銘柄などにピンポイントで資金が集中しやすいだろう。 ■ミライアル、3Q営業利益 106.2%増 12.32億円、22/1予想 17.0億円 ミライアル<4238>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比12.8%増の82.83億円、営業利益は同106.2%増の12.32億円だった。成形機事業については、徹底した合理化活動の取り組み等により、利益は改善したものの、新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業活動・検収活動の制限が継続し、売上高については軟調に推移した。22年1月期の営業利益は17.00億円を見込む。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28860.62、+405.02) ・NYダウは上昇(35754.75、+35.32) ・ナスダック総合指数は上昇(15786.99、+100.07) ・1ドル113.60-70円 ・VIX指数は低下(19.90、-1.99) ・米原油先物は上昇(72.36、+0.31) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ソニーG<6758>NYに研究拠点、AI・音響、世界規模で横串 ・大建工業<7905>25年度海外売上高1000億円、米住宅事業を成長の柱に ・川崎重<7012>半導体搬送ロボ増産、CASE対応など需要増 ・トヨタ<7203>「レクサス」生産調整、年度計画は維持 ・日産自<7201>日産と三菱自、兄弟車「ルークス」と「eKスペース」の製販停止 ・クボタ<6326>カナダAgJの買収完了 ・横河電機<6841>米社買収、電力系統電源の高速制御ソフト拡充 ・ミライトHD<1417>3社統合でSI新会社、大型案件受注狙う ・中越パルプ<3877>学習帳のライバルが協業、ショウワに営業権譲渡 ・アルフレッサHD<2784>再生医療品物流担う、バイオベンチャーに積極投資 ・宇部興産<4208>新工場を建設、ポリイミドフィルム増産 ・アステラス薬<4503>遺伝子治療用AAVベクター、米社と共同開発契約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10-12月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数:(予想:+5.0、7-9月期:+3.3) ・08:50 11月マネーストックM3(前年比予想:+3.7%、10月:+3.7%) <海外> ・10:30 中・11月生産者物価指数(前年比予想:+12.1%、10月:+13.5%) ・10:30 中・11月消費者物価指数(前年比予想:+2.5%、10月:+1.5%) 《ST》
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時価総額 208,796百万円
通信設備工事会社。売上高の約3割がNTTグループ向け。非通信領域を強化・育成中。24.3期3Q累計は昨年10月に買収の測量会社が上乗せ。だが工事損失引当金が複数の大型案件で発生。M&A費用も利益の重石に。 記:2024/03/07
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時価総額 484,788百万円
医薬品卸最大手。医療用医薬品、診断薬を手掛ける。医薬品原薬製造や国内メーカーへの受託製造も。セルフメディケーション卸売事業は堅調。インバウンド需要の増加等が寄与。特損減少。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/01/16
3877 東証プライム
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時価総額 22,183百万円
製紙業界準大手。新聞用紙、印刷用紙、包装用紙、特殊紙、製紙用パルプを手掛け、バイオマス発電による売電も展開。セルロースナノファイバーを利用した農業利用の取組みに着手。業容好調で3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/28
4208 東証プライム
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時価総額 304,263百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4238 東証スタンダード
1,470
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時価総額 14,876百万円
シリコンウエハー出荷容器メーカー。シリコンウエハー工程内容器等も手掛ける。製品設計から金型製作、成形、検査まで一貫して行う。今期3Q累計は主力のプラスチック成形が足踏みとなった。半導体市況の低迷が響いた。 記:2024/01/25
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時価総額 2,860,257百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
6326 東証プライム
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時価総額 3,009,019百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6758 東証プライム
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時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6841 東証プライム
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時価総額 940,725百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
7012 東証プライム
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時価総額 815,261百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
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時価総額 2,448,015百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
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時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
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時価総額 81,078百万円
大手建設資材メーカー。住宅や公共、商業施設向けの建材に加え、特殊合板や木質繊維板等の素材も提供する。オフィスや公共施設等の施工も行う。今上期は価格改定が寄与、内装工事が堅調も、PWT社の連結除外が響いた。 記:2023/11/10