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米ハイテク株高の流れを引き継ぎ買い優勢の展開【クロージング】

2021/12/8 16:05 FISCO
*16:05JST 米ハイテク株高の流れを引き継ぎ買い優勢の展開【クロージング】 8日の日経平均は大幅続伸。405.02円高の28860.62円(出来高概算12億1000万株)で取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」をめぐる懸念後退を背景とした米国株高の流れを受けて、値がさ株中心に幅広く買われた。買い一巡後は上げ幅を縮める局面も見られたものの、インデックスに絡んだ資金流入は継続しており、後場に入ると一時28897.44円まで上げ幅を広げた。28800円水準でのこう着とはなったものの、日中の高値水準での推移が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が1200に迫り、全体の過半数超を占めた。セクター別では、精密機器とその他製品が2%を超える上げとなったほか、医薬品、サービス、電気機器、鉱業など15業種が上昇。一方、不動産、海運、倉庫運輸、陸運、建設など18業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、テルモ<4543>が堅調だった半面、トヨタ<7203>、住友不<8830>、三井不<8801>、ソフトバンクG<9984>、TOTO<5332>が軟化した。 前日の米国市場では、アップルなどハイテク銘柄中心に買われ、ナスダック指数が大幅に続伸し、SOXは過去最高値を更新したことから、東エレクやレーザーテック<6920>、村田製<6981>、ルネサス<6723>など半導体や電子部品関連を中心に値を上げる銘柄が増加していた。英製薬大手が開発中のコロナ抗体治療薬が臨床前段階で「オミクロン株」に有効性を示したと発表し、新型コロナウイルスの変異株に対する警戒感が後退していることも引き続き投資マインドの好転に寄与したとみられる。一方、堅調地合いが続いていた海運株は利食い売りに値を消したほか、政府が住宅ローン減税の控除率を引き下げる方向と一部で伝わったことが嫌気され、不動産や建設株が下落した。 オミクロン株の治療薬に関する報道や重症化リスクが低いとの見方が広がっているだけに、投資マインドの好転につながっている。このため、直近1年間の平均買いコストとされる200日移動平均線水準(28900円程度)を突破してくれば、一段と市場ムードが明るくなるとの見方も出始めている。一方、週末の特別清算指数(SQ)算出日を前にした短期筋の買い戻しが主体で、SQを波乱なく通過すれば、再び市場の関心は米国の金融政策に移り、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から上値が重くなるといった声も聞かれるなど、強弱感が交錯している。 《FA》
関連銘柄 13件
4519 東証プライム
5,094
5/2 15:00
+68(%)
時価総額 8,553,121百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4543 東証プライム
2,663
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 3,969,726百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5332 東証プライム
4,117
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-5(%)
時価総額 728,631百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
2,608
5/2 15:00
-27.5(%)
時価総額 5,102,364百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6981 東証プライム
2,798
5/2 15:00
-77.5(%)
時価総額 5,672,786百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8801 東証プライム
1,618.5
5/2 15:00
+30.5(%)
時価総額 4,549,011百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8830 東証プライム
5,406
5/2 15:00
+13(%)
時価総額 2,573,721百万円
総合不動産大手。首都圏のビル賃貸が収益柱で、東京都心を中心に競争力のあるオフィスビルを多数保有。既存ビルは空室率改善。不動産販売事業は堅調。計上戸数の増加や利益率の改善等が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10