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「オミクロン株」への過度な警戒感の後退や中国の貿易統計なども材料視【クロージング】

2021/12/7 15:49 FISCO
*15:49JST 「オミクロン株」への過度な警戒感の後退や中国の貿易統計なども材料視【クロージング】 7日の日経平均は大幅反発。528.23円高の28455.60円(出来高概算12億9000万株)と2営業日ぶりに28000円を回復して取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する過度な懸念が和らいだことを映した前日の米国株の上伸を受けて、主力銘柄中心にほぼ全面高となった。週末の特別清算指数(SQ)算出日を前に積極的にトレンドを取りに行く動きは限られるものの、節目の28500円を突破するなどリバウンドが強まる局面において、ヘッジ対応の買いなども指数を押し上げる格好に。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が2110に達し、ほぼ全面高の様相となった。セクター別では、水産農林を除く32業種が上昇し、空運が4%を超える大幅高となったほか、海運、金属製品、ガラス土石、鉄鋼などの上げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、コナミHD<9766>、日水<1332>、ソフトバンク<9434>、ZHD<4689>、日立<6501>が軟化した。 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が米メディアとのインタビューで、オミクロン株について、「南アフリカからの情報を基にこれまでのところ重症化の度合いは、それほど高くないようだ」などと発言したことから、前日の米国市場では主要株価指数が大幅高となった。東京市場もインデックスに絡んだ買いが先行した。午後に入ると、中国の11月の貿易統計で輸出が市場予想を上回る伸びとなったほか、時間外での米株先物がじり高歩調をたどるなど、外部環境にも好転する動きが目立ち始めたことから、投資マインドの一段の改善期待が買い安心感を誘ったようだ。 オミクロン株の感染拡大が世界的に広がるなか、ファウチ発言で、東京市場は大幅高を演じたが、既存ワクチンの有効性などまだ不明な点は多く、オミクロン株の続報に振らされる可能性は依然として残っているだろう。また、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催が予定されているだけに、利上げのペースが前倒しになるのかどうかも確認したいと考える向きも多く、目先はボラティリティの高い展開が続きそうだ。 《FA》
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大手水産会社。水産物の加工、販売に加え、家庭用や業務用の冷凍食品、缶詰、練り製品等を提供する。EPA等の化成品、低温物流も行う。今期3Q累計は国内の食品が好調を持続した。不採算在庫の早期処分等も寄与した。 記:2024/02/10
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
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国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6501 東証プライム
13,475
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時価総額 13,051,508百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
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5,389
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+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
34,230
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時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9434 東証プライム
1,878.5
4/26 15:00
+29(%)
時価総額 8,992,652百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04
9766 東証プライム
9,456
4/26 15:00
+196(%)
時価総額 1,356,936百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9984 東証プライム
7,782
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時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10