マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,775.38
+22.07
暗号資産
FISCO BTC Index
4/19 18:10:07
9,988,931
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~28000円を固めてくるかが注目されよう~

2021/12/7 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~28000円を固めてくるかが注目されよう~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:28000円を固めてくるかが注目されよう ■ACCESS、3Q営業損失▲28.19億円 ■前場の注目材料:キリンHD、ミャンマー合弁解消へ商事仲裁を提起 ■28000円を固めてくるかが注目されよう 7日の日本株市場は、米株高を受けて買い先行ながら、次第にこう着感が強まりそうである。6日の米国市場ではNYダウが646ドル高だった。バイデン大統領の首席医療顧問の国立アレルギー感染症研究所ファウチ所長が週末のインタビューで、時期尚早としながらも、新型コロナの新たな変異株(オミクロン株)の重症度を巡り、楽観的な見解を示したため経済封鎖への警戒感が後退し景気回復期待から買い優勢の展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の28095円。円相場は1ドル113円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まり、28000円を固めてくるかが注目されよう。もっとも、オミクロン株についての重症化リスクについてはこれまでも伝えられていた情報の範囲内であり、楽観的な見方には向かいづらく、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうである。また、先物市場では週末にメジャーSQを控えているため、手口動向を見ても限月交代に伴うロールオーバー中心の売買である。積極的にトレンドを取りに行く動きは限られると見られ、仕掛け的な動きが見られたとしても、その後のカバーの動きは速そうである。 また、米国では景気敏感株を中心に買われており、一方でハイテク株は高安まちまちだった。SOX指数は小幅な下落にとどまっており、構成銘柄についてもまちまちだったこともあり、指数インパクトの大きい値がさ株やハイテク株の動向を見極めたいところではある。また、ソフトバンクG<9984>が連日で年初来安値を更新している点も指数の重荷となる。ソフトバンクGはADR市場で反発を見せていることから本日は上昇が見込まれるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、次第に戻り待ちの売りに押される格好となり、日経平均の重荷となろう。 そのため、物色の流れとしては個別に材料のある銘柄での、短期的な値幅取り狙いの売買となりそうだ。また、マザーズ指数は4%近い下落で節目の1000ポイントに接近してきた。8月安値とのダブルボトム形成も意識されやすい水準となるため、足元で利食いの動きが強まっている中小型株の一角については、短期的なリバウンド狙いの動きも意識されやすいと見られる。 ■ACCESS、3Q営業損失▲28.19億円 ACCESS<4813>が発表した第3四半期業績は、営業損失が28.19億円だった。ネットワーク事業においては、売上高は前年同四半期比で増加したものの当初計画を下回り、体制強化に伴う人件費やソフトウェアの減価償却費の増加による費用増が上回ったことで、前年同四半期比でセグメント損益の損失額は拡大した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35227.03、+646.95) ・ナスダック総合指数は上昇(15225.15、+139.68) ・シカゴ日経先物は上昇(28095、大阪比+245) ・1ドル113.40-50円 ・VIX指数は低下(27.18、-3.49) ・米原油先物は上昇(69.49、+3.23) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・キリンHD<2503>ミャンマー合弁解消へ商事仲裁を提起 ・昭電線HD<5805>昭和電線HDなど3者、超電導ケーブルで送電損失95%減 ・芝浦機械<6104>芝浦機械と日精ASB、新興国向け射出成形機で提携 ・ディスコ<6146>R&D新拠点、280億円投資 ・楽天G<4755>送料無料「独禁法違反疑い」、公取委、年内めど調査終了へ ・トヨタ紡織<3116>スタートアップに投資、5年で50億円 ・ミスミG<9962>インド在庫を増強、移転拡張で2倍 ・コマツ<6301>国交省の宇宙開発事業に採択、月面建機技術 ・東レ<3402>しなやかさ・機能性両立、ポリエステル生地開発 ・大王製紙<3880>ドトールに紙マドラー供給、プラ製から転換 ・ENEOS<5020>筐体・パッキン一体成形、高耐熱エラストマー開発 ・SCREEN<7735>SCREENなど「がん個別化医療」共同研究、体外で治療効果予測 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月家計支出(前年比予想:-0.5%、9月:-1.9%) ・08:30 10月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.4%、9月:+0.2%) <海外> ・時間未定 中・11月輸出(前年比予想:+20.3%、10月:+27.1%) ・時間未定 中・11月輸入(前年比予想:+21.5%、10月:+20.6%) 《ST》
関連銘柄 14件
2503 東証プライム
2,215.5
4/19 15:00
+6.5(%)
時価総額 2,024,967百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
3116 東証プライム
2,414.5
4/19 15:00
-48.5(%)
時価総額 453,120百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3402 東証プライム
714.7
4/19 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,166,019百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
3880 東証プライム
1,110
4/19 15:00
-16.5(%)
時価総額 187,604百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期上期は国内の衛生用紙や大人用紙オムツが堅調。紙・板紙は需要足踏みも値上げ進展で採算改善進む。通期でも黒字復帰の見込み。 記:2024/01/11
4755 東証プライム
743.9
4/19 15:00
-41.1(%)
時価総額 1,533,185百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4813 東証プライム
1,441
4/19 15:00
-4(%)
時価総額 57,111百万円
ガラケーの組込みブラウザに強み。スマホ普及に対応すべく、IoT分野を強化中。資本業務提携したNTTが第2位株主に。24.1期3Q累計は国内IoT堅調も台湾の通販向けクラウドが不振。欧州のTV関連も冴えず。 記:2024/01/17
5020 東証プライム
720.1
4/19 15:00
-0.9(%)
時価総額 2,326,127百万円
石油元売り最大手。非鉄金属製品の製造・販売も。24.3期上期は半導体材料・情報通信材料が足踏み。だが石油製品の利幅良化。製油所トラブル改善も寄与し、在庫影響を除くベースでは営業増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/01/15
5805 東証プライム
3,990
4/19 15:00
-70(%)
時価総額 123,000百万円
電線準大手。電力インフラ向けを中心に、ワイヤーハーネスやモーター向け無酸素銅なども展開。配電網の接続工数を減らす「SICONEX」を戦略製品として拡販。建設と電力工事の3Q集中により、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/04
6104 東証プライム
3,405
4/19 15:00
-95(%)
時価総額 102,072百万円
ダイカストマシンや射出成形機、押出成形機、マシニングセンタなどを手掛ける機械メーカー。ダイカストマシンは世界トップ。成長分野に対応した投資を推進。セパレータフィルム製造装置の好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/22
6146 東証プライム
49,800
4/19 15:00
-4,330(%)
時価総額 5,394,187百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6301 東証プライム
4,353
4/19 15:00
-63(%)
時価総額 4,236,105百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
16,810
4/19 15:00
-1,255(%)
時価総額 1,707,728百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
9962 東証プライム
2,177.5
4/19 15:00
-92(%)
時価総額 619,542百万円
機械部品商社。FA用部品や金型用部品、製造副資材、消耗品を提供。取扱メーカーは3000社以上。FA事業は海外が伸び悩む。VONA事業はアジア等における需要低迷が響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10