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前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開のなか直近IPOへの物色に~

2021/11/26 8:50 FISCO
*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開のなか直近IPOへの物色に~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着感の強い相場展開のなか直近IPOへの物色に ■三井E&S、22/3業績修正 売上高5900億円←6700億円 ■前場の注目材料:クボタ<6326>カナダAgJを買収、自動運転開発加速 ■こう着感の強い相場展開のなか直近IPOへの物色に 26日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。25日の米国市場はサンクスギビング(感謝祭)の祝日で休場だった。海外勢のフローは限られるため、商いは盛り上がらないだろう。日経225先物のナイトセッションは日中比10円安の29510円で終えており、29450円~29520円辺りでの狭いレンジ推移だった。円相場は1ドル115円30銭台で推移している。方向感に欠けるなか、日経平均は29500円を挟んだ狭いレンジ取引が見込まれよう。英国やドイツの主要な株価指数は小幅に上昇している。 インフレ懸念のほか、欧州での新型コロナウイルス感染症の再拡大による経済回復の遅れ、中国の不動産リスクへの警戒も根強く、先高期待は高まりづらい。米国では感謝祭明け後から年末商戦が始まるが、コロナによる物流機能に障害が見られていることから楽観的な見方には向かいづらい面はある。一方で政府はきょう、今年度の補正予算案を閣議決定する。18歳以下の子どもがいる世帯に一人当たり10万円を配る給付金や中小企業に配る事業復活支援金などコロナ対策のほか、経済活動の正常化に向けた動きが改めて意識されやすいため、下値を売り込む流れにはなりづらいところ。 そのため、薄商いのなかで先物主導によるインデックスに絡んだ売買のほかは、個別の材料株などによる短期的な値幅取り狙いの動きとなろう。昨日は断続的なインデックス売買によってグロース株が堅調だったことから、日経平均は反発を見せた。本日も方向感に欠けるとはいえ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの動向を見極めたいところであろう。そのほか、足元では中小型株の一角に資金が集中する動きも見られているため、強いトレンドを継続している銘柄への物色も継続。また、直近IPOへの物色も強いことから、個人主体の短期的な値幅取り狙いの動きとなりそうだ。 特に来月はIPOラッシュとなることから、よりIPO銘柄に投資家の関心が集まりやすい。外部環境の不透明感から相場全体として商いは膨らまず、こう着感の強い相場展開となる一方で、需給不安の少ないIPO銘柄には日替わり的に資金が流入することになりそうだ。 ■三井E&S、22/3業績修正 売上高5900億円←6700億円 三井E&S<7003>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高を6700億円から5900億円に下方修正した。三井海洋開発<6269>の一部株式を売却することにより、22年1-3月期から持ち分法適用関連会社になるため。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29499.28、+196.62) ・1ドル=115.30-40円 ・欧州STOXX600は上昇(481.72、+2.03) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・NTT<9432>20代で管理職、23年度新体系導入、専門性重視し評価 ・京セラ<6971>中計、売上高3兆円目指す、半導体向けなど重点投資 ・三菱マテリアル<5711>アルミ撤退、昭和アルミ缶に譲渡 ・三井E&S<7003>三井海洋開発株を一部売却、「プライム」への措置 ・三菱電機<6503>FA機器を即時調整、産総研とAI制御技術開発 ・塩野義<4507>ベトナム政府と協力、コロナなど感染症対策 ・三菱商事<8058>鎌倉市で医療MaaS実証、来月4日から ・ホンダ<7267>事故リスクを事前警告、AI運転支援技術開発 ・スズキ<7269>25年めど軽EV投入、日・印で普及推進 ・中央発條<5992>インドネシア生産増強、3年で6億円投資 ・クボタ<6326>カナダAgJを買収、自動運転開発加速 ・東京製綱<5981>収益力向上に主眼、新中計始動“U字回復”目指す ・三井化学<4183>ライフ&ヘルスを第一の柱に、成長投資6割充当 ・東レ<3402>EV用電池セパレーター、LG化学とコスト競争力追求 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 11月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.3%) <海外> ・09:30 豪・10月小売売上高(前月比予想:+2.2%、9月:+1.3%) 《NH》
関連銘柄 15件
3402 東証プライム
759.9
6/26 15:00
+0.8(%)
時価総額 1,239,762百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4183 東証プライム
4,356
6/26 15:00
-19(%)
時価総額 891,952百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4507 東証プライム
6,251
6/26 15:00
+27(%)
時価総額 1,947,724百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
5711 東証プライム
2,990.5
6/26 15:00
-2(%)
時価総額 393,221百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。24.3期3Q累計は半導体関連製品が販売減。精錬所の生産トラブルも痛手に。営業外の銅山配当増。セメントの持分益も改善。通期大幅最終増益・増配を計画。 記:2024/03/11
5981 東証プライム
1,369
6/26 15:00
-7(%)
時価総額 22,271百万円
1887年創業のワイヤロープメーカー。明石海峡大橋などで採用実績。エレベータロープなどで国内トップシェア。スチールコード、炭素繊維ケーブル等も。27.3期営業利益45億円目標。橋梁ケーブル事業などに注力。 記:2024/06/15
5992 東証スタンダード
1,259
6/26 15:00
+8(%)
時価総額 32,157百万円
トヨタ系列の自動車ばねメーカー。1925年創業。シャシばね、精密ばね、コントロールケーブル等の製造・販売を行う。新型ランドクルーザー250シリーズが同社製品採用。28.3期売上高1000億円以上目標。 記:2024/06/15
6269 東証プライム
2,919
6/26 15:00
-40(%)
時価総額 199,499百万円
大手海洋開発会社。浮体式の海洋石油やガス生産設備の建造、リース、操業を行う。設計や建造、据付、メンテナンス等も。受注高は伸長。FPSO建造工事の進捗などが寄与し、23.12期通期は大幅な増収増益。 記:2024/03/31
6326 東証プライム
2,256.5
6/26 15:00
-38.5(%)
時価総額 2,708,357百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6503 東証プライム
2,524.5
6/26 15:00
-14.5(%)
時価総額 5,420,611百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6971 東証プライム
1,886.5
6/26 15:00
+9(%)
時価総額 2,849,509百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7003 東証プライム
1,429
6/26 15:00
-20(%)
時価総額 147,328百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7267 東証プライム
1,718
6/26 15:00
-12(%)
時価総額 9,336,102百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7269 東証プライム
1,815.5
6/26 15:00
-7.5(%)
時価総額 3,566,706百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8058 東証プライム
3,135
6/26 15:00
-30(%)
時価総額 13,519,631百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9432 東証プライム
151.3
6/26 15:00
+0.4(%)
時価総額 13,700,263百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14