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前場に注目すべき3つのポイント~個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心に~

2021/11/22 9:33 FISCO
*09:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心に~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心にに ■ニッケ、21/11上方修正 営業利益95億円←88億円 ■前場の注目材料:三菱電機、特許検索AIエンジン開発、技術資産公開、社外と対話 ■個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心に 22日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。19日の米国市場はNYダウが268ドル安だった。オーストリアが再び全土ロックダウン入りするなど欧州で新型コロナが再流行、米国でも一部地域で感染件数の増加が見られ世界経済の回復を遅らせるとの懸念が根強く、景気敏感株を中心に売られる展開。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が12月連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング加速協議が適切となる可能性を示唆し早期利上げへの懸念も更なる重しとなった。一方で長期金利の低下を背景に半導体株の一角が買われており、ナスダックは最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の29625円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。ただし、祝日を挟んでいることもあり商いは膨らまず、売り一巡後はこう着感の強い相場展開になりやすく、底堅さは意識されそうだ。日経平均は29500円のほか、この水準を下にブレイクしたとしても11月SQ値が支持線として意識されやすい。また、米国では半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下支えとなろう。また、米国では25日の感謝祭前には次期FRB議長が決まると見られているため、不透明要因が払しょくする可能性もあることから、売り込みづらい需給状況ではある。 国内では追加経済対策が閣議決定した。材料出尽くしといった動きも意識されやすいものの、改めて評価する動きもありそうだ。欧州の新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンへの警戒はあるものの、相対的に抑え込みが見られている日本株へのリスク回避的な資金流入の可能性なども売り込みづらくさせそうだ。そのため、売り一巡後は押し目狙いのスタンスとなろう。 物色としてはこう着感の強い相場展開のなか、個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心になりやすい。また、資金の逃げ足は速いものの、新興市場の中小型株などには資金が向かいやすく、強いトレンドを形成している銘柄での値幅取りは活発となろう。 ■ニッケ、21/11上方修正 営業利益95億円←88億円 ニッケ<3201>は2021年11月期業績予想の修正を発表。営業利益は88億円から95億円に上方修正した。コロナ禍のなかで地域密着型のショッピングセンターが堅調に推移しスポーツ関連も好調。また、Eコマース市場の拡大と巣ごもり需要を取り込んだ生活流通事業の上振れにより前回予想を上回る見込み。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29745.87、+147.21) ・ナスダック総合指数は上昇(16057.44、+63.73) ・SOX指数は上昇(3912.02、+12.06) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・三菱電機<6503>特許検索AIエンジン開発、技術資産公開、社外と対話 ・エーザイ<4523>エーザイなど開発の認知症薬、EUは否定的 ・中央発條<5992>米国・タイで経理デジタル化、日本と一元管理 ・三菱自<7211>SUV型EV初披露、来春めど中国投入 ・酒井重<6358>コスト対策で中国から車両部品供給 ・セルシード<7776>食道再生上皮シートを26年度実用化、手術後の食道狭窄防ぐ ・日本製鉄<5401>日鉄ソリュと室蘭でローカル5G検証、輸送車両を遠隔運転 ・巴川紙<3878>超軽量印刷用紙を譲渡、構造改革で三善製紙に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 中・1年物ローンプライムレート(3.85%に据え置き予想) <海外> ・特になし 《NH》
関連銘柄 9件
3201 東証プライム
1,342
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 116,055百万円
大手毛織物メーカー。衣料用途を中心とした高機能素材・製品に加え、産業用資材や生活用資材を提供。一般企業制服用素材では交通関係向けが販売増。産業機材事業は売上堅調。23.11期通期は増収、営業増益。 記:2024/01/17
3878 東証スタンダード
920
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 9,558百万円
機能紙で出発し、電子材料やトナーに事業を拡大。カード製造なども。24.3期3Q累計は機能性不織布が足踏み。ディスプレイ関連の持分益は想定以上。生産・開発拠点の集約に伴う特損を4Qに計上へ。配当は維持予定。 記:2024/02/15
4523 東証プライム
6,259
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 1,856,213百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
5401 東証プライム
3,429
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 3,258,651百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5992 東証スタンダード
989
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 25,261百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。シャシばねや精密ばね、コントロールケーブル等を手掛ける。ばね製品に強み。シャシばねは増収。新製品スタビライザー「SDM」の量産開始等で収益性向上。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/10
6358 東証プライム
6,100
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 26,791百万円
大手道路建設機械メーカー。国内シェアは約7割。土木用ローラなどの締め固機械、散水車などの道路維持補修機械を展開。海外向け売上は2桁増。北米、インドネシア市場が堅調。増収効果等で24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/09
6503 東証プライム
2,397
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 5,146,843百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
7211 東証プライム
467.1
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 696,111百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
7776 東証グロース
205
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 6,560百万円
東京女子医大発のバイオベンチャー。細胞培養技術に強み。細胞培養器材の販売、細胞シート再生医療事業等を手掛ける。23.12期通期は2桁増収。再生医療支援事業が売上牽引。細胞培養器材事業では海外売上が伸びる。 記:2024/02/13