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注目銘柄ダイジェスト(前場):ZOZO、シャノン、アンリツなど

2021/10/29 12:00 FISCO
*12:00JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ZOZO、シャノン、アンリツなど ソニーG<6758>:13155円(+260円) 反発。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は3185億円で前年同期比1.0%増益となり、市場予想を300億円程度上回っている。エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション事業が好調持続のほか、イメージング&センシング・ソリューション事業も想定以上に底堅く推移した。通期計画は9800億円から1兆400億円、前期比8.9%増に上方修正、市場コンセンサスを300億円程度上振れ。相対的な底堅い業績推移を評価の動き。 アンリツ<6754>:1895円(-177円) 大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は44億円で前年同期比6.9%減益となり、市場予想を5億円程度下振れている。半導体不足などでの供給面がボトルネックに。通期計画は205億円で前期比4.3%増益を据え置いているが、半導体不足の影響は下期に一段と拡大するとの見方が示されており、コンセンサスは切り下がる方向とみられる。7-9月期は通信計測事業の受注高も前四半期比では減少となっている。 アルプスアル<6770>:1100円(-86円) 大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は106億円で前年同期比141億円の損益改善となっている。ほぼ従来計画線上での着地となっている。通期予想は売上高を下方修正、半導体不足による自動車メーカーの減産の影響が響く。一方、営業利益は280億円の従来予想を据え置いているが、為替前提を円安に修正しているため、実質的には下振れと捉えられている。なお、追加の構造改革費用計上で通期最終益は下方修正している。 パナソニック<6752>:1420円(-64.5円) 大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は968億円で前年同期比4.3%増益となり、1050億円程度の市場予想を下振れ着地に。調整後営業利益は2ケタの減益になっている。空調冷熱ソリューションズやスマートライフネットワーク、車載機器・電池などが伸び悩んだ。通期計画は3300億円から市場予想並みの3700億円に上方修正も、一過性の株式評価益計上などが主因となっている。 ZOZO<3092>:3680円(-595円) 大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は112億円で前年同期比18.1%増益となり、120億円程度の市場予想は下回った。前年のハードルが低かったZOZOTOWN事業の受託販売の伸びが想定より限定的にとどまっているもよう。株価が高値圏で推移していたことから、コンセンサス下振れ決算をネガティブ視する動きが先行する形に。 ヨシタケ<6488>:545円(+12円) 大幅に続伸。22年3月期の営業利益を従来予想の5.40億円から7.70億円(前期実績4.56億円)に上方修正している。上半期に非対面型営業を積極的に推進したことが奏功したほか、中国など東アジアや北米への輸出が伸長したため。生産の効率化やコスト削減も利益を押し上げると見込む。併せて期末配当を従来予想の17.00円から21.00円(前期末実績30.00円)に増額修正した。年間配当も同額となる。 シャノン<3976>:1628円(+205円) 年初来高値。子会社のジクウ(東京都港区)が3DCGでバーチャル展示会を実現できるメタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」を11月1日から提供すると発表している。ZIKUはバーチャル空間の中を従来の展示会のように来場者が自由に歩き回り、新しい企業を発見したり企業の説明員と音声で会話したりできるサービス。動画配信サービスと連携してWeb講演会や録画済みビデオを配信できるほか、来場者の行動履歴の取得も可能という。 セプテーニHD<4293>:474円(+34円) 大幅に続伸。電通グループ<4324>と資本業務提携すると発表している。電通G子会社の電通ダイレクト(東京都港区)を株式交換で完全子会社化し、電通デジタル(同)を持分法適用関連会社化する。また、電通Gを割当予定先として新株7011万8794株(募集後の持株比率は52.01%)を発行する。調達資金の約322億円は電通デジタルの株式取得などに充てる。セプテーニHDは電通Gの連結子会社となるが、上場は維持する方針。 《ST》
関連銘柄 9件
3092 東証プライム
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国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3976 東証グロース
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時価総額 1,314百万円
マーケティングオートメーションやマーケティング専用生成AIクラウド、イベント管理システム、メタバースイベントサービスなどを手掛ける。顧客数は700社超。サブスクリプション事業の売上最大化などに注力。 記:2024/08/26
4293 東証スタンダード
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時価総額 96,182百万円
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4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
6488 東証スタンダード
648
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時価総額 9,030百万円
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1,551
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+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6754 東証プライム
1,181.5
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 160,532百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
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時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6770 東証プライム
1,540.5
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 337,802百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15