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新興市場見通し:米インフレ・金利上昇の逆風下で決算発表開始、IPOは1社

2021/10/23 14:58 FISCO
*14:58JST 新興市場見通し:米インフレ・金利上昇の逆風下で決算発表開始、IPOは1社 今週の新興市場では、日経平均と同様にマザーズ指数も週間ベースで反落した。週半ばの10月20日取引時間中には1150pt近辺まで上昇する場面もあったが、米国で根強いインフレ観測を背景に長期金利の上昇が続き、新興株中心のマザーズにとって逆風となった。特に日経平均が値を崩した21日後場はマザーズでもリスク回避目的の売りが広がり、大きく値を下げた。22日も日経平均以上にマザーズ指数の戻りは鈍かった。一方、日経ジャスダック平均は週間ベースで小幅ながらプラスを確保した。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.9%であったのに対して、マザーズ指数は-1.2%、日経ジャスダック平均は+0.1%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のビジョナル<4194>が週間で2.8%安、セーフィー<4375>が同6.5%安と軟調。売買代金上位ではBASE<4477>が大きく値を下げた。また、がんウイルス療法のライセンス契約解消を発表したオンコリスバイオファーマ<4588>、決算発表のクリーマ<4017>やジェイフロンティア<2934>が週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、メルカリ<4385>が同2.0%高、JMDC<4483>が同9.5%高となり、ともに上場来高値を更新。楽天モバイルとの資本提携を発表したJTOWER<4485>は同21.9%高となった。また、アスタリスク<6522>などが賑わい、グローバルウェイ<3936>は週間で2.5倍近くに急騰した。ジャスダック主力ではハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同8.1%高となり、ウエストHD<1407>は決算説明会内容や三井住友ファイナンス&リースとの協業発表が好感されて同12.0%高。また、決算発表のシー・エス・ランバー<7808>などが週間のジャスダック上昇率上位に顔を出した。一方、東映アニメーション<4816>は同1.8%安、日本マクドナルドHD<2702>は同1.9%安と軟調で、テーオーHD<9812>などが下落率上位に顔を出した。 来週の新興市場では、引き続き上値の重い展開を強いられる可能性がある。今週末の米国市場では長期金利がひとまず反落したが、期待インフレ率の指標は高止まり。デジタル広告を巡る懸念が浮上し、関連銘柄が大きく値を下げた。新興IT株が見直しムードになる局面とは言いづらい。また、新興市場でも7-9月期決算発表が始まるほか、週末には衆院選投開票が控え、これらイベントを前に手仕舞い売りが出る可能性がある。引き続き短期志向の投資家中心の売買となっている印象も拭えない。 来週は、10月25日に東映アニメ、26日にマクアケ<4479>、弁護士ドットコム<6027>、28日にセプテーニ・HD<4293>、Jストリーム<4308>、29日にセリア<2782>、すららネット<3998>、メルカリなどが決算発表を予定している。米市場での成長や損益改善を背景に強い値動きとなっているメルカリだが、投資家の期待を一段と高める決算内容か注目される。これまで減速懸念を打ち返してきた東映アニメなども注視しておきたい。 IPO関連では、10月26日にCINC<4378>がマザーズへ新規上場する。デジタルマーケティングツールやコンサルティングを手掛け、時流に乗る事業で成長期待は高いが、公開規模にはやや荷もたれ感がある。なお、今週はサイエンスアーツ<4412>(11月24日、マザーズ)など3社の新規上場が発表されている。 《FA》
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時価総額 5,169百万円
クラウドプラットフォーム構築支援やセールスフォースの導入支援を行う。転職・就活情報サイト運営も。24.3期3Q累計はエンジニア拡充で構築・導入支援が好伸。スキルシェアは先行投資が続く。通期5割増収を計画。 記:2024/03/12
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時価総額 2,305百万円
ハンドメイド作品の購入・販売サイト「Creema」を運営。クリエイター向け関連サービスも。クリエイター数は約27万人、登録作品数は約1690万点。プロモーション費用を圧縮。24.2期3Qは経常黒字転換。 記:2024/02/02
4194 東証プライム
7,320
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-400(%)
時価総額 281,022百万円
クラウド型の会員制転職サイト「ビズリーチ」や採用管理サイト「ハーモス」を運営。M&Aマッチング等も。ビズリーチのスカウト可能会員数は227万人超。HRMOS事業は売上伸長。24.7期1Qは2桁増収増益。 記:2024/01/28
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大手インターネット広告代理店。デジタル広告の販売と運用、マーケティング支援等が主力。就職・採用プラットフォーム事業等も。デジタルマーケティング事業は既存案件が拡大。23.12期通期純利益は会社計画超過。 記:2024/03/04
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クラウド録画型映像プラットフォームを開発・運営。クラウドカメラを活用した現場DXに力注ぐ。24.12期も採用費や販促費が先行する見通し。だが課金カメラ台数の積み上げが順調に進む見込み。売上は2割増を計画。 記:2024/03/11
4378 東証グロース
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4477 東証グロース
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3,330
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4/26 15:00
+12(%)
時価総額 14,158百万円
ウイルス遺伝子改変技術を用いてがん治療薬を開発する「ウイルス創薬」バイオベンチャー。テロメライシンは富士フイルム富山化学と国内販売提携契約を締結。研究開発費は増加。23.12期通期は米国売上が増加。 記:2024/02/25
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2,633
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6027 東証グロース
2,929
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 65,252百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
3,990
4/26 15:00
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時価総額 384,297百万円
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6522 東証グロース
444
4/26 15:00
-4(%)
時価総額 3,132百万円
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7808 東証スタンダード
3,410
4/26 15:00
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時価総額 6,281百万円
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9812 東証スタンダード
345
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時価総額 3,080百万円
ホームセンター「イエローグローブ」等の流通事業、自動車関連事業、木材事業、建設事業等を手掛ける。流通事業は収益伸長。販管費の削減等が寄与。自動車関連事業は新車販売が順調。24.5期2Qは大幅営業増益。 記:2024/02/03