マーケット
4/24 15:15
38,460.08
+907.92
38,460.92
-42.77
暗号資産
FISCO BTC Index
4/25 8:10:43
9,958,744
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~押し目買い意欲は強いほか9月権利取りの動きも意識~

2021/9/28 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~押し目買い意欲は強いほか9月権利取りの動きも意識~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:押し目買い意欲は強いほか9月権利取りの動きも意識 ■特殊陶、2Q上方修正 営業利益310億円←230億円 ■前場の注目材料:川崎汽船、1100億円調達、TLL策定、脱炭素化へ移行戦略推進 ■押し目買い意欲は強いほか9月権利取りの動きも意識 28日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが71ドル高だった。世界のパンデミックの状況改善で、経済活動再開への期待が強まった。また、8月耐久財受注速報値が予想を上回ったほか、金利の上昇や原油高を受けて景気循環株の買いが目立ち、ダウは終日堅調に推移。一方、金利の上昇でハイテク株は売られており、ナスダックは下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の30055円。円相場は1ドル110円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の展開になりそうだ。米国では景気敏感株にシフトしており、この流れが波及するようだとハイテク株は手掛けづらくさせ、日経平均の上値を抑える格好になるだろう。また、中国恒大に続いて融創中国も資金繰りが悪化していると伝わるなど、中国の不動産市場の債務問題が引き続き積極的な売買を手控えさせやすい。 一方で、国内要因については、自民党総裁選の投開票を前に政策期待が高まっているほか、緊急事態宣言の解除が見込まれるなか、経済活動正常化によって企業業績への期待なども高まりやすく、押し目買い意欲は強いと考えられる。そのため弱含む局面においては押し目買い意欲は強そうである。テクニカル面では5日線が30093円辺りに位置しているため、支持線として意識されよう。 物色の流れとしては米国の流れが波及するようだと、景気敏感株に資金が向かいやすいだろう。米長期金利の上昇を受けた金融株のほか、原油相場の上昇を手掛かりとしたエネルギー株などの動向も注目される。そのほか、9月末の配当や株主優待の権利付き最終売買日となることから、それに絡んだ買いも意識されよう。 ■特殊陶、2Q上方修正 営業利益310億円←230億円 特殊陶<5334>は第2四半期業績予想の修正を発表。営業利益は230.48億円から310.00億円に上方修正した。自動車メーカーの半導体不足による減産影響を受けて新車組付用市場は厳しい状況である。一方で、補修用部品市場、半導体製造装置用部品が好調に推移した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34869.37、+71.37) ・1ドル110円90-00銭 ・米原油先物は上昇(75.45、+1.47) ・次期首相による大型経済対策への期待 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・川崎汽船<9107>1100億円調達、TLL策定、脱炭素化へ移行戦略推進 ・大和証G<8601>四国銀・大和証が包括的業務提携 ・昭電線HD<5805>メタル通信ケーブル製造を集約 ・コニカミノルタ<4902>辰野工場再稼働へ ・豊田合成<7282>空気中のコロナウイルス検知、センサー開発 ・日本精工<6471>100%バイオプラ保持器、転がり軸受用開発 ・パナソニック<6752>ベトナムで換気機器工場、来月稼働 ・アステラス薬<4503>自宅での運動支援サービス試験販売 ・アステラス薬<4503>前立腺がん治療剤、死亡リスク34%低減 ・武田薬<4502>米社の肝疾患薬候補の開発、販売権取得 ・帝人<3401>車向け複合成形材料、世界ブランド立ち上げ ・大王製紙<3880>印刷関連5子会社を来春統合 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨公表 <海外> ・10:30 中・8月工業企業利益(7月:前年比+16.4%) ・10:30 豪・8月小売売上高速報値(前月比予想:-2.5%、7月:-2.7%) 《ST》
関連銘柄 12件
3401 東証プライム
1,508.5
4/24 15:00
+21.5(%)
時価総額 298,614百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3880 東証プライム
1,131
4/24 15:00
-10(%)
時価総額 191,154百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4502 東証プライム
4,135
4/24 15:00
+13(%)
時価総額 6,542,707百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4503 東証プライム
1,469
4/24 15:00
-22.5(%)
時価総額 2,696,867百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4902 東証プライム
536.2
4/24 15:00
-1.3(%)
時価総額 269,528百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5334 東証プライム
5,133
4/24 15:00
+116(%)
時価総額 1,048,030百万円
点火ブラグや排ガスセンサなどの自動車部品が柱。セラミック製品や半導体装置製品も。配当性向4割目安。セラミック事業は伸び悩むが、自動車関連は堅調。新車組付け用製品は販売底堅い。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/04
5805 東証プライム
3,910
4/24 15:00
+40(%)
時価総額 120,534百万円
電線準大手。電力インフラ向けを中心に、ワイヤーハーネスやモーター向け無酸素銅なども展開。配電網の接続工数を減らす「SICONEX」を戦略製品として拡販。建設と電力工事の3Q集中により、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/04
6471 東証プライム
879
4/24 15:00
+14(%)
時価総額 484,565百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
1,393
4/24 15:00
+27(%)
時価総額 3,418,501百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7282 東証プライム
3,233
4/24 15:00
+58(%)
時価総額 420,520百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
8601 東証プライム
1,147.5
4/24 15:00
+23.5(%)
時価総額 1,800,862百万円
大手証券会社。有価証券業を中心とするリテール、ホールセールに加え、アセットマネジメントや投資事業を行う。海外はアジアを中心に事業展開する。今期3Q累計は委託の株券売買高や債券等の引受高が増加した。 記:2024/02/01
9107 東証プライム
2,055
4/24 15:00
-2(%)
時価総額 1,468,766百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10