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前場に注目すべき3つのポイント~政策期待が高まるなか、押し目買い意欲は強い~

2021/9/8 8:28 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~政策期待が高まるなか、押し目買い意欲は強い~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:政策期待が高まるなか、押し目買い意欲は強い ■長大、21/9上方修正 営業利益34.3億円←24.4億円 ■前場の注目材料:トヨタ、EV電池に1.5兆円投資、1台当たりコスト半減 ■政策期待が高まるなか、押し目買い意欲は強い 8日の日本株市場はこう着ながらも底堅い展開が見込まれる。7日の米国市場はNYダウが269ドル安だった。先週発表された8月雇用統計が予想を大幅に下回ったことを受けて、景気回復ペース減速が警戒され売り先行で始まった。その後も新型コロナウイルスのデルタ株による経済への影響や財政支援の終了でエコノミストが成長予測を引き下げたことも手伝い、ダウは終日軟調に推移。一方で、ハイテク株の買いは続き、ナスダック指数は連日で史上最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の29965円。円相場は1ドル110円20銭台で推移している。 日経平均は前日まで7営業日続伸で3万円の大台を回復したこともあり、目先的には達成感が意識されやすいほか、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されやすく、いったんは利益確定といったスタンスに向かいやすい面はあるだろう。とはいえ、日本の政策期待が高まるなか、押し目買い意欲は強いと考えられる。また、急ピッチの上昇で相対的に日本株の比率が低かった海外勢においては、比率を修正する動きも意識されよう。3万円回復で買い一巡と見る向きも増えていると考えられるものの、需給状況は良好であろう。 また、積極的なロングによる上昇というよりは、買い戻しの動きが中心と考えられ、基本的にはポジションをニュートラルにする動きであろう。週末にメジャーSQを控えるなか、上昇ピッチの速さからヘッジ対応の買いなども重なったと見られる。SQ間近で改めてショートポジションを取りに行く動きも考えづらく、底堅い相場展開が見込まれる。 投資家は総裁選を巡る日本の政局動向に注目しているが、政策期待が高まるなかでは、押し目買い意欲は強そうだ。物色についても出馬を発表した各候補者による政策をテーマとした物色に向かいやすいところである。そのほか、昨日は日経平均の定期入れ替えを受けて、新規採用となった銘柄への物色が強まっていた。この動きはSQまでは続くと見られるため、新規採用銘柄での短期的な値幅取り狙いの動きも引き続き注目されよう。 ■長大、21/9上方修正 営業利益34.3億円←24.4億円 長大<9624>は2021年9月期業績予想の修正を発表。営業利益は24.4億円から34.3億円に上方修正した。国内公共事業の受注増加により、予想を上回る見通しとなった。営業利益については、売上の増加およびITを活用した業務遂行の効率化などにより、予想を上回る見通しに。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29916.14、+256.25) ・ナスダック総合指数は上昇(15374.33、+10.81) ・シカゴ日経先物は上昇(29965、大阪比+65) ・1ドル110円20-30銭 ・次期首相による大型経済対策への期待 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・トヨタ<7203>EV電池に1.5兆円投資、1台当たりコスト半減 ・アーレスティ<5852>中堅部品、EV狙い新事業、サンコールや三桜工業 ・ENEOS<5020>子会社のNIPPO、非公開化、売却益1700億円、脱炭素に投資 ・ソフトバンクG<9984>独通信の株取得、投資先の欧米展開加速 ・三菱商事<8058>アマゾンに電力供給、首都圏・東北に太陽光450カ所 ・住友商事<8053>ベトナム社に出資、管理医療システム参入 ・伊藤忠<8001>伊藤忠など、SAF製造技術確立・サプライチェーン構築へ実証 ・新電元工業<6844>非接触充電を25年めど実用化、完成車メーカーと実証 ・サイバーダイン<7779>モビリティー事業推進、バイクチームと戦略提携 ・三菱ケミHD<4188>大和製罐と生分解性材料でコップ用フタ、PS樹脂代替狙う ・冶金工<5480>川崎のレベラー更新、平坦度優れ高品質品生産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4-6月期GDP2次速報(前期比年率予想:+1.6%、1次速報:+1.3%) ・08:50 7月経常収支(予想:+2兆2882億円、6月:+9051億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
4188 東証プライム
898.8
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-17.3(%)
時価総額 1,353,852百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
5020 東証プライム
720.1
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時価総額 2,326,127百万円
石油元売り最大手。非鉄金属製品の製造・販売も。24.3期上期は半導体材料・情報通信材料が足踏み。だが石油製品の利幅良化。製油所トラブル改善も寄与し、在庫影響を除くベースでは営業増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/01/15
5480 東証プライム
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時価総額 69,117百万円
ステンレス鋼で国内トップ。精錬から製造・加工までを一貫で行う。高機能材の拡販図る。高機能材は環境・エネルギー関連分野の需要が足踏み。販売数量の減少等が重しとなり、24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/04/07
5852 東証プライム
776
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-18(%)
時価総額 20,236百万円
大手ダイカスト製品メーカー。自動車や二輪車向けのアルミダイカスト製品や金型鋳物製品、金型、ダイカスト用アルミニウム等を提供する。自動車向けが主力。今期3Q累計は自動車メーカーの生産増が追い風となった。 記:2024/03/07
6844 東証プライム
2,785
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-64(%)
時価総額 28,794百万円
車載・産業用デバイスと二輪車向け電装事業を展開。パワー半導体など電源機器が主力で、高出力EV充電器は国内トップシェア。回路設計に強み。ホンダやデンソーが主要顧客。電装事業が伸長し、24.3期中間期は増収。 記:2023/12/27
7203 東証プライム
3,522
4/19 15:00
-80(%)
時価総額 57,461,384百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7779 東証グロース
191
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-6(%)
時価総額 26,252百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。医療用HAL下肢タイプは465台が稼働中。米国における治療サービス売上は増加。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/07
8001 東証プライム
6,504
4/19 15:00
-128(%)
時価総額 10,308,125百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8053 東証プライム
3,721
4/19 15:00
-36(%)
時価総額 4,657,099百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8058 東証プライム
3,452
4/19 15:00
-15(%)
時価総額 14,886,688百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9624 東証1部
2,299
9/28 15:00
-11(%)
時価総額 21,647百万円
建設コンサルタント会社。構造物や道路、河川等の社会基盤、鉄道関連等の調査、計画、設計等を行う。21.9期3Qはサービスプロバイダ事業が好調。アシガ川小水力発電所は順調に稼働。プロダクツ事業は受注伸長。 記:2021/09/15
9984 東証プライム
7,648
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-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10