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重要イベントを控えて次第に利食い売りが増加【クロージング】

2021/8/25 16:04 FISCO
*16:04JST 重要イベントを控えて次第に利食い売りが増加【クロージング】 25日の日経平均は3営業日ぶりに反落。7.30円安の27724.80円(出来高概算9億1000万株)で取引を終えた。経済正常化への動きが進展するとの期待感から前日の米国市場で、主要株価指数が続伸したことを背景に、東京市場でもシクリカル銘柄やハイテク関連株中心に買いが継続。取引開始直後に一時27897.72円まで上伸した。ただ、急ピッチの上昇に対する警戒感や27日に米国で行われるジャクソンホール会合でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に様子見姿勢を決め込む投資家も多く、買いが一巡した後は、前日終値を挟んだこう着感の強い相場展開だった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗した。セクター別では、鉄鋼の上昇率が2%を超えたほか、輸送用機器、鉱業など16業種が上昇。一方、小売、パルプ紙、化学など16業種が下落した(変わらず1)。指数インパクトの大きいところでは、塩野義<4507>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、デンソー<6902>が堅調。半面、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 トヨタが部品会社に卸す下期の鋼材価格を上期比で1トン当たり2万円程度引き上げると報じられたことで、日本製鉄<5401>などの鉄鋼株が値を上げたほか、コロナ禍でのサプライチェーンの混乱を受け、国内での部材確保の動きが評価されたトヨタも続伸した。一方、このところ堅調展開が続いた海運株や半導体関連株などが上げ一服となった。 国内では、緊急事態宣言の対象地域について、北海道など8道県が新たに加わるなど新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の感染拡大傾向に変化がないほか、米国でもパウエルFRB議長の講演内容にも注目が集まっており、積極的に売り買いを手掛ける向きは多くない。このため、目先は模様眺め気分が強く、市場エネルギーも盛り上がりに欠けた展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
1,646.5
5/2 15:00
-8.5(%)
時価総額 1,117,862百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4507 東証プライム
7,344
5/2 15:00
-45(%)
時価総額 2,288,288百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4543 東証プライム
2,663
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 3,969,726百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5401 東証プライム
3,473
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 3,300,465百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,681.5
5/2 15:00
+38(%)
時価総額 8,451,498百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10