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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後も押し目狙いの動きは限られるか~

2021/7/28 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後も押し目狙いの動きは限られるか~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後も押し目狙いの動きは限られるか ■信越化、1Q営業利益41.7%増 1288億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:ホンダ、鈴鹿工場の停止拡大、半導体・東南ア製部品滞る ■売り一巡後も押し目狙いの動きは限られるか 28日の日本株市場は、不安定な相場展開になりそうだ。27日の米国市場ではNYダウが85ドル安だった。6月耐久財受注速報値が予想を下回ったことが回復への懸念に繋がったほか、米疾病管理予防センター(CDC)がワクチン接種完了者も一部の地域で室内でのマスク着用を推奨する方針に転じると報じられ、新型コロナ・デルタ株流行への警戒感も重しとなった。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を明日に控えた調整と見られる売りも目立ち終日軟調推移に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円安の27590円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行の展開になりそうだ。一先ず売り一巡後は27500円辺りでの底堅さを見極める動きとなりそうだが、シカゴ先物は安いところで27360円まで下落幅を広げていたこともあり、戻りの鈍さが意識される局面においては、仕掛け的な動きも警戒されよう。また、米国については連日の上昇だったこともあり、決算を前に利益確定の動きといったところである。しかし、日本株においては調整基調が続いている状況であることから、持ち高調整の動きが強まりやすい。 東証1部の売買高は3営業日続伸となる中においても、連日で10億株を下回っており、薄商いのなかをインデックスに絡んだ売買に振らされている状況である。ギャップスタート後は基本的にはこう着感の強い相場展開が続いていることもあり、ギャップスタート後も自律反発狙いの動きは限られそうだ。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大が見られるなか、東京都の新規感染者数が最多となっており、戻り局面では売りを仕掛けてくる流れにも向かいやすいところか。 そのため、指数インパクトの大きい値がさ株などインデックス売買に振らされやすい銘柄を避け、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。また、主力株などは決算反応も限られており、持続性が見られていないことから、中小型株に向かう格好か。もっとも、マザーズ銘柄の需給悪化を警戒する声も聞かれており、短期的な値幅取り狙いの売買に限られよう。 ■信越化、1Q営業利益41.7%増 1288億円、コンセンサス上回る 信越化<4063>が発表した2022年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比20.8%増の4342.39億円、営業利益は同41.7%増の1288.18億円だった。コンセンサス(1200億円程度)を上回る。通期予想は売上高が前期比13.6%増の1兆7000億円、営業利益は同23.7%増の4850億円としており、コンセンサス(4790億円)を上回るものの、サプライズ感はない。塩化ビニール樹脂や半導体向け材料が堅調に推移する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27970.22、+136.93) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ホンダ<7267>鈴鹿工場の停止拡大、半導体・東南ア製部品滞る ・ダイキン<6367>欧新興に出資、EV電池材料開発 ・武田薬<4502>ペプチドリームと提携範囲を拡大、神経変性疾患治療薬の創製加える ・北越メタル<5446>共和コンクリートと新会社、売上高10億円目指す ・トヨタ<7203>国内2工場を停止、感染拡大で部品不足 ・豊田通商<8015>中規模蓄電システム販売、工場・自治体向け数百kW級 ・豊田通商<8015>つながる車向けサイバー対策、イスラエルVB製サービス投入 ・CKD<6407>中国生産増強、空気圧・電動機器で新ライン ・NTT<9432>「IOWN」加速、水平分業—ACCESSと提携 ・NEC<6701>垂直統合型SaaSの海外事業再構築、買収3社のノウハウ融合 ・京セラ<6971>長崎大と潮流発電スマートブイ、海洋データ安定取得 ・野村総合研究所<4307>中国信通院とデジタル社会資本・スマートシティー研究 ・住友ベークライト<4203>中国で半導体封止材増産、パソコンなど向け ・大正薬HD<4581>ボタンピエキスが白髪・薄毛抑制に効果、成分組み合わせ発見 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(7月15-16日分) <海外> ・10:30 豪・4-6月期消費者物価指数(前年比予想:+3.7%、1-3月期:+1.1%) 《ST》
関連銘柄 14件
4063 東証プライム
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時価総額 12,405,850百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4203 東証プライム
4,336
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住友化学系列の高機能樹脂メーカー。半導体材料に強み。配当性向30%目安。高機能プラスチック部門は収益堅調。円安効果等で航空機内装部品は売上が大幅増。受取利息は増加。24.3期2Q累計は2桁最終増益。 記:2024/01/15
4307 東証プライム
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時価総額 2,374,495百万円
大手システムインテグレーター。経営等のコンサルティングやITシステムの開発、運用、サービスを提供。金融や流通に強み。コンサルティングは堅調。DX関連、社会課題案件などが寄与。24.3期2Qは増収増益。 記:2024/01/28
4502 東証プライム
4,069
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-20(%)
時価総額 6,438,277百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4581 東証スタンダード
8,580
4/8 15:00
-10(%)
時価総額 730,501百万円
大衆薬大手。ドリンク剤、風邪薬、育毛剤に強み。海外開拓や医療用薬にも注力。ビオフェルミンシリーズ、リアップシリーズは売上増。24.3期3Qは増収。MBO成立で同社株は24年4月9日付けで上場廃止予定。 記:2024/03/05
5446 東証スタンダード
1,520
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時価総額 6,071百万円
新潟県地盤の中堅電炉メーカー。異形棒鋼等の鉄鋼製品を主軸に、土木・加工製品などを展開。開先付き異形棒鋼に定評。建設向け鋼材需要の落ち込みで販売数量は足踏み。価格転嫁等により、24.3期3Qは増収。 記:2024/02/26
6367 東証プライム
19,215
4/19 15:00
-290(%)
時価総額 5,632,186百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6407 東証プライム
2,889
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-156(%)
時価総額 196,189百万円
自動機械・FA機器メーカー。空圧機器は国内シェア約3割。流体制御技術に強み。半導体や自動車等が主要顧客。24.3期3Qは自動機械部門が堅調。リチウムイオン電池製造システム、三次元はんだ印刷検査機が売上増。 記:2024/04/09
6701 東証プライム
10,780
4/19 15:00
-175(%)
時価総額 2,941,323百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6971 東証プライム
1,902
4/19 15:00
-24(%)
時価総額 2,872,922百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,522
4/19 15:00
-80(%)
時価総額 57,461,384百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,747
4/19 15:00
-38.5(%)
時価総額 9,493,696百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8015 東証プライム
9,306
4/19 15:00
-226(%)
時価総額 3,294,854百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
9432 東証プライム
167.9
4/19 15:00
-1.9(%)
時価総額 15,203,398百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グループ再編でグローバル事業を強化。自動運転関連やIOWNの海外ビジネス展開に向けた取り組みを推進。中間期営業収益は過去最高を更新。 記:2023/12/25