マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 4:22:34
15,149,762
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性~

2021/7/20 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性 ■キヤノン、21/12上方修正 営業利益2830億円←1980億円 ■前場の注目材料:リンナイ、26年めど愛知に新拠点、脱炭素向け開発加速 ■個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性 20日の日本株市場は売り優勢の相場展開になろう。19日の米国市場ではNYダウが725ドル安と大幅に下落。世界の新型コロナ流行再燃で、経済回復が損なわれるとの懸念が強まった。また、石油輸出国機構(OPEC)プラスが週末の会合において減産縮小で合意し、原油価格が下落したことも重しとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比335円安の27265円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まることになり、5月安値を割り込むとともに200日線を明確に割り込んでくることになるため、弱気ムードが強まりやすいだろう。ヘッジ対応で指数インパクトの大きい値がさ株などが日経平均を下押しする格好から、オーバーシュート気味に下げてくる可能性は警戒しておきたいところか。また、米国では景気敏感株を中心に売りが膨らんでいた流れから、TOPIX型の売りが警戒されやすい。 市場参加者が限られていることもあり、売り一巡後は下げ渋る動きからリバウンドも意識されてくる可能性はあるものの、日本では連休を控えていることから積極的には押し目買いを入れづらく、反対に外部環境の悪化からポジションを圧縮させてくる動きに向かいやすいだろう。そのため、押し目買いよりも戻り売り姿勢が強まりやすいところである。そのほか、VIX指数は一時25を超える場面も見られており、リスクオフ姿勢に向かわせやすい。 なお、米国では景気敏感株への売りが目立つ一方で、ハイテクの一角が買われており、SOX指数は小幅に上昇している。NT倍率の低下傾向が続いていたこともあり、リバランスの流れからハイテク株への押し目を拾う動きが見られる可能性はありそうだ。その他、昨夕に業績予想の上方修正を発表したキヤノン<7751>はADRで強い値動きを見せていることもあり、個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性がある。そのため、個別の材料株への短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。 ■キヤノン、21/12上方修正 営業利益2830億円←1980億円 キヤノン<7751>は2021年12月期業績予想の修正を発表。売上高は3兆5000億円から3兆6000億円、営業利益を1980億円から2830億円に上方修正した。インクジェットプリンターの販売が順調に伸びている。また、コロナ禍で行動等が制限される中でも、カメラへの関心・需要が高まっており、フルサイズミラーレスカメラ及び交換レンズなどの好調な販売が継続。メディカルや半導体露光装置なども好調な市況を捉えて売上を伸ばしている。 ■前場の注目材料 ・SOX指数は上昇(3147.51、+2.07) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・リンナイ<5947>26年めど愛知に新拠点、脱炭素向け開発加速 ・パナソニック<6752>3000人体制、サプライチェーン課題解決 ・GSユアサ<6674>4行と70億円の融資契約、CO2削減で金利優遇 ・コニカミノルタ<4902>辰野工場、来月上旬再稼働 ・トヨタ<7203>「アクア」、新電池で出力倍、10年ぶり刷新 ・楽天グループ<4755>本田技研と自動配送ロボ走行実証、交換式電池採用 ・椿本チエイン<6371>直流給電システム対応の充放電装置 ・ホンダ<7267>パワープロダクツの中国累計生産1500万台を突破 ・川重<7012>熱と電気の供給最適化、明石でシステム実証 ・クボタ<6326>ハウス栽培を自動化、アスパラで実証 ・日本精工<6471>軸受開発を高度化、「デジタルツイン」活用 ・NEC<6701>企業スポーツ改革、ラグビ—・バレー、地域連携でビジネス化 ・シャープ<6753>米粒より小型な近接センサー量産、ウエアラブル機器向け ・KDDI<9433>高精度測位で米社と提携、自動運転・ドローン向け ・パナソニック<6752>和歌山県橋本市と廃棄物処理システム「スマートゴミ箱」開発 ・富士電機<6504>PayPay自販機を開発、キャッシュレス普及対応 ・ダイセル<4202>SiV蛍光ナノダイヤ生成に成功、1ケタナノサイズ ・住友化学<4005>自動車材料でオンライン営業加速、デジタル決済も視野 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 6月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.2%、5月:+0.1%) <海外> ・10:30 豪準備銀行7月理事会議事要旨 ・10:30 中・1年物ローンプライムレート 《ST》
関連銘柄 18件
4005 東証プライム
373.6
11/22 15:30
-3.7(%)
時価総額 619,137百万円
大手総合化学メーカー。1913年創業。合成樹脂、アルミナ製品、光学製品、農薬、医療用医薬品等を製造・販売。液浸ArF等で世界シェアトップクラス。アグロ&ライフソリューションなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/07
4202 東証プライム
1,376.5
11/22 15:30
+24.5(%)
時価総額 381,212百万円
1919年創業の化学メーカー。酢酸等のマテリアル事業が主力。自動車エアバッグ用インフレータ、化粧品原料、医薬品用添加剤、ディスプレイ材料等も手掛ける。総還元性向40%以上目標。酢酸は国内外で拡販図る。 記:2024/08/29
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4902 東証プライム
685.8
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 344,727百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
5947 東証プライム
3,202
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 469,660百万円
大手ガス機器メーカー。1920年創業。愛知県名古屋市に本社。給湯器や給湯暖房機などの給湯機器が主力。厨房機器やガスファンヒーター、衣類乾燥機等も。海外売上高比率は5割超。米国ではタンクレス給湯器を拡販。 記:2024/06/18
6326 東証プライム
1,909.5
11/22 15:30
+10.5(%)
時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6371 東証プライム
1,905
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 211,920百万円
産業用チェーン、タイミングチェーンシステムで世界トップシェア。1917年創業。減速機、搬送・仕分け・保管システム等も。自動車メーカー等が主要取引先。価格競争力向上により、ニッチトップ商品の販売拡大図る。 記:2024/10/07
6471 東証プライム
672.3
11/22 15:30
+5.7(%)
時価総額 336,150百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
6504 東証プライム
8,551
11/22 15:30
+65(%)
時価総額 1,276,639百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
2,805
11/22 15:30
+63.5(%)
時価総額 281,751百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6753 東証プライム
1,003
11/22 15:30
+5.8(%)
時価総額 652,358百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7012 東証プライム
6,282
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7751 東証プライム
5,054
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 6,740,838百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04