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前場に注目すべき3つのポイント~個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性~

2021/7/20 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性 ■キヤノン、21/12上方修正 営業利益2830億円←1980億円 ■前場の注目材料:リンナイ、26年めど愛知に新拠点、脱炭素向け開発加速 ■個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性 20日の日本株市場は売り優勢の相場展開になろう。19日の米国市場ではNYダウが725ドル安と大幅に下落。世界の新型コロナ流行再燃で、経済回復が損なわれるとの懸念が強まった。また、石油輸出国機構(OPEC)プラスが週末の会合において減産縮小で合意し、原油価格が下落したことも重しとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比335円安の27265円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まることになり、5月安値を割り込むとともに200日線を明確に割り込んでくることになるため、弱気ムードが強まりやすいだろう。ヘッジ対応で指数インパクトの大きい値がさ株などが日経平均を下押しする格好から、オーバーシュート気味に下げてくる可能性は警戒しておきたいところか。また、米国では景気敏感株を中心に売りが膨らんでいた流れから、TOPIX型の売りが警戒されやすい。 市場参加者が限られていることもあり、売り一巡後は下げ渋る動きからリバウンドも意識されてくる可能性はあるものの、日本では連休を控えていることから積極的には押し目買いを入れづらく、反対に外部環境の悪化からポジションを圧縮させてくる動きに向かいやすいだろう。そのため、押し目買いよりも戻り売り姿勢が強まりやすいところである。そのほか、VIX指数は一時25を超える場面も見られており、リスクオフ姿勢に向かわせやすい。 なお、米国では景気敏感株への売りが目立つ一方で、ハイテクの一角が買われており、SOX指数は小幅に上昇している。NT倍率の低下傾向が続いていたこともあり、リバランスの流れからハイテク株への押し目を拾う動きが見られる可能性はありそうだ。その他、昨夕に業績予想の上方修正を発表したキヤノン<7751>はADRで強い値動きを見せていることもあり、個別に材料のある銘柄へは冷静に資金が向かう可能性がある。そのため、個別の材料株への短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。 ■キヤノン、21/12上方修正 営業利益2830億円←1980億円 キヤノン<7751>は2021年12月期業績予想の修正を発表。売上高は3兆5000億円から3兆6000億円、営業利益を1980億円から2830億円に上方修正した。インクジェットプリンターの販売が順調に伸びている。また、コロナ禍で行動等が制限される中でも、カメラへの関心・需要が高まっており、フルサイズミラーレスカメラ及び交換レンズなどの好調な販売が継続。メディカルや半導体露光装置なども好調な市況を捉えて売上を伸ばしている。 ■前場の注目材料 ・SOX指数は上昇(3147.51、+2.07) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・リンナイ<5947>26年めど愛知に新拠点、脱炭素向け開発加速 ・パナソニック<6752>3000人体制、サプライチェーン課題解決 ・GSユアサ<6674>4行と70億円の融資契約、CO2削減で金利優遇 ・コニカミノルタ<4902>辰野工場、来月上旬再稼働 ・トヨタ<7203>「アクア」、新電池で出力倍、10年ぶり刷新 ・楽天グループ<4755>本田技研と自動配送ロボ走行実証、交換式電池採用 ・椿本チエイン<6371>直流給電システム対応の充放電装置 ・ホンダ<7267>パワープロダクツの中国累計生産1500万台を突破 ・川重<7012>熱と電気の供給最適化、明石でシステム実証 ・クボタ<6326>ハウス栽培を自動化、アスパラで実証 ・日本精工<6471>軸受開発を高度化、「デジタルツイン」活用 ・NEC<6701>企業スポーツ改革、ラグビ—・バレー、地域連携でビジネス化 ・シャープ<6753>米粒より小型な近接センサー量産、ウエアラブル機器向け ・KDDI<9433>高精度測位で米社と提携、自動運転・ドローン向け ・パナソニック<6752>和歌山県橋本市と廃棄物処理システム「スマートゴミ箱」開発 ・富士電機<6504>PayPay自販機を開発、キャッシュレス普及対応 ・ダイセル<4202>SiV蛍光ナノダイヤ生成に成功、1ケタナノサイズ ・住友化学<4005>自動車材料でオンライン営業加速、デジタル決済も視野 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 6月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.2%、5月:+0.1%) <海外> ・10:30 豪準備銀行7月理事会議事要旨 ・10:30 中・1年物ローンプライムレート 《ST》
関連銘柄 18件
4005 東証プライム
354.3
4/26 15:00
+2.1(%)
時価総額 586,671百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4202 東証プライム
1,447.5
4/26 15:00
+23.5(%)
時価総額 438,510百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4755 東証プライム
737.8
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 1,520,613百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4902 東証プライム
519.3
4/26 15:00
+4.9(%)
時価総額 261,033百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5947 東証プライム
3,363
4/26 15:00
+65(%)
時価総額 504,662百万円
ガス器具大手。熱制御技術に強み。給湯器や暖房機器に加え、厨房機器や空調機器、業務用機器等も手掛ける。24.3期3Qはオーストラリアが堅調。電気商材が販売好調。ヒートポンプ給湯器のラインアップ拡充等が寄与。 記:2024/02/11
6326 東証プライム
2,461.5
4/26 15:00
+30.5(%)
時価総額 2,954,408百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6371 東証プライム
5,360
4/26 15:00
+130(%)
時価総額 205,186百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6471 東証プライム
851.8
4/26 15:00
-12.9(%)
時価総額 469,570百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6504 東証プライム
9,902
4/26 15:00
-113(%)
時価総額 1,478,339百万円
大手総合電機。パワー半導体やパワーエレクトロニクス機器に強み。地熱発電設備で世界トップシェア。エネルギーマネジメント分野は増収。電源機器の大口案件等が寄与。半導体分野は堅調。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/26
2,909.5
4/26 15:00
-12.5(%)
時価総額 278,785百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,338
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 3,283,528百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6753 東証プライム
818.8
4/26 15:00
-1.2(%)
時価総額 532,553百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
7012 東証プライム
4,713
4/26 15:00
+65(%)
時価総額 791,416百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,750.5
4/26 15:00
+4.5(%)
時価総額 9,512,716百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7751 東証プライム
4,214
4/26 15:00
+148(%)
時価総額 5,620,477百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04