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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は28000円での攻防、決算を手掛かりとした個別対応に~

2021/7/16 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は28000円での攻防、決算を手掛かりとした個別対応に~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は28000円での攻防、決算を手掛かりとした個別対応に ■ファーストリ、3Q営業利益72.1%増 2278億円、コンセンサス若干下回る ■前場の注目材料:THK、自動ブレーキ用ネジ増産、搭載義務化に対応 ■日経平均は28000円での攻防、決算を手掛かりとした個別対応に 16日の日本株市場は、軟調な相場展開が見込まれる。15日の米国市場ではNYダウが53ドル高と上昇するものの、ナスダックは冴えない展開となるなど、まちまちの展開。売り先行で始まったが、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会の証言で、緩和縮小の条件達成は程遠いとの見解を繰り返すとNYダウは上昇に転じている。しかし、ハイテク株へは利益確定の動きが継続しており、ナスダックの重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の28090円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まることになり、日経平均は28000円を挟んでの攻防になりそうである。昨日は台湾セミコンダクター(TSMC)の決算を警戒するなかで断続的な売りに押されており、織り込んでいる状態ではある。しかし、TSMCは5%を超える下落となり、エヌビディアなど他の半導体株にも売りが波及し、SOX指数は下落していることから、改めて嫌気売りに押される格好に。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株へ売りが広がる展開が警戒されそうだ。 また、ファーストリテ<9983>は第3四半期とあわせて、通期業績予想の下方修正を発表しているため、同社においても売り仕掛け的な商いが入りやすく、日経平均を下押す格好になりそうだ。さらに、エーザイ<4523>についても、バイオジェンが7%近く下落している影響は避けられないだろう。そのため、指数インパクトの大きい値がさ株がそれぞれ売られやすい状況のため、日経225型への売りにも繋がる可能性がある。 また、先物市場ではクレディスイスから日経225先物、TOPIX先物にそれぞれショートの動きが目立ってきており、昨日については前日から売り越し枚数が大幅に増えている。東証1部の売買高は連日で10億株を下回る薄商いのなか、先物主導のショートの動きが下へのバイアスを強めてくる展開も警戒されやすいところだろう。そのため、売り一巡後は28000円辺りでの強弱感が対立しやすいだろうが、戻りの鈍さが嫌気される局面においては、ショートの積み増しには警戒しておきたい。 物色の流れとしてはインデックスの影響を受けやすい銘柄は避けられ、決算などを手掛りとした個別銘柄での短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりやすいところ。昨日の大引け後の決算では、Bエンジニア<7352>、DDHD<3073>、ウォンテッドリ<3991>、エヌリンクス<6578>、きずなHD<7086>、グッドパッチ<7351>辺りに個人主体の資金が向かいやすいだろう。 ■ファーストリ、3Q営業利益72.1%増 2278億円、コンセンサス若干下回る ファーストリ<9983>は2021年8月期第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比9.9%増の1兆6980.82億円、営業利益は同72.1%増の2278.97億円だった。3Q単体(3-5月)の営業利益は599.15億円となり、コンセンサス(640億円)を下回る。あわせて通期予想を修正しており、売上高は2兆2100億円から2兆1500億円、営業利益は2550億円から2450億円に下方修正している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34987.02、+53.79) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・THK<6481>自動ブレーキ用ネジ増産、搭載義務化に対応 ・パナソニック<6752>米でリチウム採掘、EV電池材料を安定確保 ・MS&AD<8725>CVC総投資枠220億円、独自の商品強化 ・トヨタ<7203>南アフリカの2工場停止、政情不安で暴動 ・セーレン<3569>DICと車構造部材向けプリプレグ事業化、CFRP製造時間短縮 ・日本電産<6594>トラクションモーター・インバーター、佐川の配送EVに採用 ・洋エンジ<6330>三井海洋開発とFPSOで業務提携 ・メタウォーター<9551>宮城県の上下水道運営特別目的会社、10社で設立 ・シャープ<6753>唾液中のコロナウイルス、プラズマクラスターで減少 ・森六<4249>次期中計で第3の柱育成、環境・5G・AIなど ・豊田織<6201>電動化製品の売上高比率7割超に、30年度SDGs目標 ・洋缶HD<5901>欲しい分だけ製缶、コンパクトなライン ・日ペHD<4612>光触媒抗ウイルス・抗菌塗料、コロナ99%不活化確認 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) <海外> ・07:45 NZ・4-6月期消費者物価指数(前年比予想:+2.7%、1-3月期:+1.5%) 《ST》
関連銘柄 21件
3073 東証プライム
1,274
4/24 15:00
+54(%)
時価総額 23,496百万円
飲食店運営会社。居酒屋やカフェ、レストラン等の業態やビリヤード、ダーツ、カラオケ店等も運営。グループ店舗数は334店舗。人流回復で飲食・アミューズメント事業は売上堅調。24.2期3Qは営業黒字転換。 記:2024/01/17
3569 東証プライム
2,653
4/24 15:00
-9(%)
時価総額 171,474百万円
資材メーカー。車輌資材やアパレル製品、素材、土木資材、化粧品、医療関連素材、エレクトロニクス等、多岐にわたる製品を提供する。自動車向けとスポーツ向けに強い。今期3Q累計は車輌資材とファッションが伸長した。 記:2024/04/11
3991 東証グロース
1,214
4/24 15:00
+31(%)
時価総額 11,406百万円
ビジネスSNSプラットフォーム「ウォンテッドリー」を運営。企業向けサブスク型採用サービスの利用料収入が収益源。登録企業ユーザー数は4万社。ストック収益は横ばい。営業費用は減少。24.8期1Qは増益。 記:2024/01/28
4249 東証プライム
2,680
4/24 15:00
-8(%)
時価総額 45,453百万円
自動車の内装部品と外装部品の樹脂加工製品と、生活材料やファインケミカル等の販売が柱。ホンダと強固なネットワークを持つ。稼働ロスの縮小等により、樹脂加工製品事業は黒字転換。24.3期2Qは営業黒字転換。 記:2024/01/27
4523 東証プライム
6,089
4/24 15:00
-1(%)
時価総額 1,805,796百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
970.3
4/24 15:00
-3.3(%)
時価総額 2,300,108百万円
塗料世界4位。アジアに強く、中国の建築用で高シェア。配当性向は30%目途。日本は収益伸長。工業用塗料や汎用塗料は売上横ばいだが、自動車用塗料は堅調。23.12期3Qは収益好調。通期利益予想を上方修正。 記:2024/01/27
2,393.5
4/24 15:00
-3.5(%)
時価総額 485,550百万円
製缶で国内首位。包装容器関連機械や機能材料も。24.3期3Q累計は機能材料が足踏み。だが包装容器の値上げ進展。飲料充填も好調で増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。4月にマレーシアの受託充填会社を買収へ。 記:2024/03/12
6201 東証プライム
14,805
4/24 15:00
+430(%)
時価総額 4,824,076百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6330 東証プライム
923
4/24 15:00
+1(%)
時価総額 35,590百万円
大手エンジニアリング会社。エネルギーや石油化学、ガス開発、医薬、環境等の産業プラント、電力や鉄道、水処理等の社会インフラの設計や工事を行う。今期3Q累計は二桁の増収、増益と伸長。手持ち案件が順調に進捗。 記:2024/03/07
6481 東証プライム
3,423
4/24 15:00
+111(%)
時価総額 444,501百万円
機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6578 東証スタンダード
355
4/24 15:00
-1(%)
時価総額 2,593百万円
NHKの放送受信料の営業代行で祖業。NHK業務以外の取り扱い商材の多角化推進。ゲーム攻略サイトの運営等も。M&A効果等により、24.2期3Q累計はメディア事業が堅調。アプリ開発・運営事業は損益改善。 記:2024/01/28
6594 東証プライム
6,794
4/24 15:00
+49(%)
時価総額 4,051,153百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
1,393
4/24 15:00
+27(%)
時価総額 3,418,501百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6753 東証プライム
831
4/24 15:00
+11.4(%)
時価総額 540,488百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
7086 東証グロース
1,496
4/24 15:00
+39(%)
時価総額 10,304百万円
家族葬のパイオニア。家族葬のファミーユ、花駒が柱。グループ直営ホール数は138店舗。ファミーユ八千代緑が丘等を新規出店。葬儀件数は6273件。オリジナルプラン件数比率は上昇。24.5期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/28
7203 東証プライム
3,618
4/24 15:00
+107(%)
時価総額 59,027,623百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7351 東証グロース
510
4/24 15:00
+1(%)
時価総額 4,257百万円
デジタル領域に特化した大手デザインファーム。UI/UXデザイン支援、組織デザイン、ソフトウェア開発、デザイナーに特化した人材紹介サービスなどを展開。顧客社数の底上げと継続獲得の好調で、1Qは大幅増収。 記:2024/02/23
7352 東証グロース
1,682
4/24 15:00
+87(%)
時価総額 70,634百万円
IT系フリーランスエンジニア専門のエージェントサービス「Midworks」等を手掛ける。Midworks事業は売上好調。エンジニア稼働数、登録者数ともに大幅増。24.8期1Qは2桁の増収、営業増益。 記:2024/01/28
2,830.5
4/24 15:00
+63(%)
時価総額 4,552,050百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
9551 東証プライム
2,286
4/24 15:00
+9(%)
時価総額 109,177百万円
大手水環境設備会社。国内外の浄水場や下水処理施設の電気設備や機械、機器を提供する。施設の運転や維持管理等のサービスも行う。今期3Q累計はEPC事業の大型案件が寄与した。海外は北米子会社が好調に推移した。 記:2024/03/05
9983 東証プライム
43,080
4/24 15:00
+900(%)
時価総額 13,708,961百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27