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新興市場見通し:新興株も先行き懸念重く、決算やIPOラキールに注目

2021/7/10 14:33 FISCO
*14:33JST 新興市場見通し:新興株も先行き懸念重く、決算やIPOラキールに注目 今週の新興市場では、日経平均と同様にマザーズ指数も下落し、日足チャートで1180pt近辺に位置する25日移動平均線や75日移動平均線を相次ぎ割り込んだ。国内での新型コロナウイルス感染再拡大が懸念され、週初から売りが先行。週半ばから米金利低下とともに日経平均が値を崩すと、リスク回避目的の売りが一段と広がり、マザーズ指数は7月8日にかけて4日続落した。ただ、週末9日の後場になって日経平均は下げ渋り、新興株にも押し目買いが入った。なお、週間の騰落率は、日経平均が-2.9%であったのに対して、マザーズ指数は-2.7%、日経ジャスダック平均は-0.8%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で2.7%安、フリー<4478>が同1.1%安と軟調。売買代金上位ではアンジェス<4563>が売られ、ジーネクスト<4179>などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、JMDC<4483>が同8.0%高となり、NTT西日本との鉄塔売買を発表したJTOWER<4485>は同18.8%高。直近上場の日本電解<5759>、Enjin<7370>、アイドマ・HD<7373>も大幅高となり、マネーフォワード<3994>との提携を発表したツクルバ<2978>が上昇率トップだった。ジャスダック主力では、ワークマン<7564>が同1.5%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同4.8%安と軟調。売買代金上位ではシンバイオ製薬<4582>が利益確定売りに押され、グローバルインフォメーション<4171>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。一方、日本マクドナルドHD<2702>は同0.6%高と小じっかり。直近上場のアルマード<4932>、証券各社の投資判断付与が相次いだウエストHD<1407>などが買われ、プロルート丸光<8256>が上昇率トップだった。IPOではBCC<7376>が公開価格の約2.6倍となる初値を付け、コラントッテ<7792>の初値は公開価格を2割強上回った。また、ともに初値後も大きく上昇した。 来週の新興市場では、外部環境睨みの神経質な展開が続くとみておきたい。今週末の米金利上昇に伴う欧米株高の流れを引き継ぎ、週初は買い安心感が広がるだろう。新興市場では直近IPO銘柄や個別材料株が循環的に買われ、個人投資家の物色意欲の根強さも感じられる。しかし、新型コロナウイルス感染再拡大への懸念はなおくすぶり、米国債の需給状況を踏まえると目先は米長期金利の本格的な反転上昇も期待しにくい。国内外経済の先行き懸念に新興株も振らされそうだ。 来週は、7月14日にUUUM<3990>、チームスピリット<4397>、アイドマ・HD、バリュエンスHD<9270>、15日にウエストHD、ティーケーピー<3479>、ココナラ<4176>、オキサイド<6521>、グッドパッチ<7351>などが決算発表を予定している。営業支援のアイドマ・HDは上場後初の決算発表となるが、前回の当欄でも取り上げたように成長期待が高い。期待に応える内容となるか注視したい。ワンダープラネット<4199>(14日)やテンダ<4198>(15日)も初の決算発表がある。また、強気の投資判断が相次ぎ出ているウエストHDなども業績動向が注目されそうだ。 IPO関連では、7月16日にラキール<4074>がマザーズへ新規上場する。公開規模こそやや軽量感に乏しいものの、クラウド型アプリ開発ツール「LaKeel DX」の成長期待が高く、逆風下ながら堅調な出足が見込まれる。 《FA》
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産業用太陽光発電所請負事業、非FIT発電所開発販売事業等の再生可能エネルギー事業が柱。省エネルギー事業やグリーン電力卸売事業等も。非FIT発電所開発販売事業は高圧非FIT発電所を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/22
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貸会議室事業が主力。リゾートホテルやビジネスホテル等のホテル・宿泊研修事業等も手掛ける。運営する貸会議室は230施設超。顧客基盤は3万社超。高いリピート率が強み。貸会議室事業では引き続き新規出店等を推進。 記:2024/06/03
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時価総額 10,615百万円
国内最大のユーチューバー事務所。HIKAKIN、はじめしゃちょーなどが所属。フリークアウトHD傘下。アドセンス、ゲーム、イベントは構造改革推進で収益力の強化を図る。クリエイター関連商品の販売は順調。 記:2024/06/09
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時価総額 5,839百万円
デジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」など企業向けLaKeel製品の提供を行う。クラウドオペレーションセンターなども。金融向け売上比率が高い。LaKeel製品のラインナップ拡充を図る。 記:2024/08/29
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+2(%)
時価総額 4,179百万円
市場調査レポート事業が主力。年間情報サービス事業や委託調査事業、国際会議・展示会事業、LPWA通信関連製品の販売等も。商品ラインナップの拡大等で顧客ニーズへの対応図る。GIIブランドの認知度向上に注力。 記:2024/07/08
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個人のスキルを売買するサイト「ココナラ」を運営。ココナラ法律相談の運営やハイクラスの業務委託コンサルの紹介等も。メディア部門は売上拡大傾向。法律相談は有料登録弁護士数が順調増。ココナラ経済圏の拡大に注力。 記:2024/06/07
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ステークホルダーDXプラットフォーム「Discoveriez」の提供を行う。食品業界等が主要顧客。クラウド売上比率は8割超。生成AI活用の顧客業務効率化支援サービス「Discoveriez AI」を開始。 記:2024/08/29
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4199 東証グロース
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4385 東証プライム
2,097.5
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
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375
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時価総額 6,170百万円
勤怠管理や工数管理、経費精算を提供するクラウドサービスを手掛ける。強固な顧客基盤やサポート体制が強み。契約社数は累計1960社超。累計契約ライセンス数は54万ライセンス超。新規領域中心に成長投資継続。 記:2024/10/25
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匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。国内最大規模の遠隔読影プラットフォーム、調剤薬局支援事業等も。オムロン傘下。健康情報プラットフォーム「Pep Up」の発行ID数は拡大続く。 記:2024/06/03
4485 東証グロース
3,595
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時価総額 92,474百万円
通信インフラシェアリング事業を展開。屋内インフラシェアリング、屋外タワーシェアリング、ローカル5Gサービス等を手掛ける。国内IBS事業などの拡大図る。米投資会社がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/11
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4932 東証スタンダード
1,078
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時価総額 11,205百万円
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571
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 5,762百万円
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1,463
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7351 東証グロース
455
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 4,194百万円
UI/UXデザイン支援等を行うデザインパートナー事業が主力。デザイナー採用支援サービス「ReDesigner」等も。リンクアンドモチベーション等が主要取引先。デザイナー人員数は拡大。デザイナー稼働は向上。 記:2024/07/04
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735
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+2(%)
時価総額 5,342百万円
ダイレクトブランディングサービスなどのPRコンサルティングサービスが主力。メディアプラットフォームサービスも手掛ける。ダイレクトブランディングサービスは取引社数6000社超。AI活用で営業効率化図る。 記:2024/10/26
1,670
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 25,536百万円
セールス・プラットフォームサービスを中心とする営業支援サービスが主力。ママワークス等の人材支援サービス、オンラインMTGツール等も手掛ける。営業支援サービス、人材支援サービスともに受注件数は増加傾向。 記:2024/10/26
7376 東証グロース
1,640
11/22 15:30
-39(%)
時価総額 1,837百万円
IT営業アウトソーシング事業が主力。営業アウトソーシング、ソリューションで企業のDX化をサポート。ヘルスケアビジネス事業等も手掛ける。派遣業務請負人数は増加傾向。需要旺盛で若年層中心に採用を積極化。 記:2024/07/28
7564 東証スタンダード
3,810
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時価総額 311,837百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
7792 東証グロース
1,003
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 9,087百万円
磁気健康ギア「コラントッテ」を手掛ける。磁力を効果的に与える「N極S極交互配列」を開発。著名スポーツ選手と契約。緊急時連絡サービスのCSS事業も。イーコマース部門では自社サイトなどでの販売が好調。 記:2024/06/17
8256 東証スタンダード
1
1/5 15:00
±0(%)
時価総額 46百万円
総合衣料卸会社。アパレルや雑貨、インテリア用品等の卸売に加え、ヘアケア商品や研究用試薬等の販売も。自社D2Cサイトでは販売チャネルを拡大。ミライロ薬局は会員顧客が順調増。24.3期1Qは損益改善。 記:2023/11/12
740
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時価総額 10,014百万円
ブランド品、骨董・美術品のリユース事業を手掛ける。一般消費者から仕入れ、オークション等で同業他社に販売するCtoBtoB形態に特徴。WEBマーケティングなどによる仕入強化、自動車事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/03