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前場に注目すべき3つのポイント~FOMC待ちながら押し目買い意欲は強そう~

2021/6/15 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMC待ちながら押し目買い意欲は強そう~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:FOMC待ちながら押し目買い意欲は強そう ■パーク24、21/10下方修正 営業利益▲35億円←135億円 ■前場の注目材料:東洋紡、宇都宮に新工場、MLCC用離型フィルム増産 ■FOMC待ちながら押し目買い意欲は強そう 15日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうである。14日の米国市場ではNYダウが85ドル安の一方で、ナスダックは104ポイント高だった。連邦準備制度理事会(FRB)が15日から16日にかけて開催する連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、景気敏感株を中心に利食い優勢の展開。一方で10年債利回りが依然1.5%を割り込んだ水準で引き続き安定したためハイテク株は強い動きを見せていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の29235円。円相場は1ドル110円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まろう。日経平均は75日線に上値を抑えられるトレンドを形成していたが、この抵抗線を突破してくることが見込まれる。これにより今後は5月の戻り高値水準を意識したトレンド形成が期待されてくることになりそうである。FOMCの結果待ちから積極的な上値追いは慎重になりやすく、買い一巡後はこう着感の強い相場展開がコンセンサスとなるものの、29000円水準を支持線とした押し目買い意欲は強そうである。 また、米国では景気敏感株への利益確定に対して、長期金利の落ち着きを背景にハイテク株への買いが目立ってきている。ナスダックの強い値動きから指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料となる可能性もあることから、日経平均の下支えとして意識されよう。また、為替市場では1ドル110円台で推移していることから、輸出関連などへの物色も見られそうである。 その他、ナスダックとの連動性からマザーズ指数も強い動きが期待されるところ。マザーズ指数は75日線を支持線に変えてきており、指数寄与度の大きい時価総額上位銘柄などへは値幅取り狙いの資金が向かいやすいところである。さらに、米国では景気敏感株への利益確定の動きが見られているものの、国内においてはワクチン接種が加速しており、まん延防止措置解除の動きなども見られるなか、経済活動の正常化への期待による物色は一段と強まりやすいだろう。 ■パーク24、21/10下方修正 営業利益▲35億円←135億円 パーク24<466>は2021年10月期業績予想の修正を発表。営業損益は135億円の黒字予想から35億円の赤字に下方修正した。新型コロナウイルスの影響から6月末に予定される緊急事態宣言の解除後も駐車場やカーシェアの利用回復が遅れる。年間配当予想は当初の5円(前期は無配)から無配とし、今期の株主優待制度も中止する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29161.80、+213.07) ・ナスダック総合指数は上昇(14174.14、+104.72) ・シカゴ日経225先物は上昇(29235、大阪比+95) ・1ドル110円00-10銭 ・SOX指数は上昇(3255.34、+45.28) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東洋紡<3101>宇都宮に新工場、MLCC用離型フィルム増産 ・大和ハウス<1925>30年に「森林破壊ゼロ」、木材調達300社に計画要請 ・ファナック<6954>CNC刷新、事前再現で工数削減 ・ホンダ<7267>JAXAと宇宙で長期滞在の環境構築 ・トヨタ<7203>レクサスにPHV、新型NX、今秋日本投入 ・エフテック<7212>メキシコ工場増強、足回り部品の生産能力、23年2.5倍 ・SHOEI<7839>中国・上海に子会社設立、市場調査など ・ソニーグループ<6758>物流ドローンに意欲、他社と連携も ・NEC<6701>変革先導へ新組織、新中計で150プロジェクト始動 ・オービック<4684>ソフトテスト技術認証で最高位取得、品質向上へ技術力活用 ・日機装<6376>深紫外線LEDで感染予防、一般向け除菌装置 ・三菱ケミHD<4188>大口径GaN基板量産、次世代EV技術実現に貢献 ・塩野義<4507>下水中のコロナ検出、北大とライセンス契約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行6月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 13件
1925 東証プライム
4,113
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時価総額 2,740,611百万円
住宅メーカー最大手。分譲住宅や分譲マンション、賃貸が主力事業。商業施設や物流施設、医療施設等も手がける。今期3Q累計は開発物件の売却が順調に進捗した。米国住宅をはじめとする海外事業は計画を超えて推移した。 記:2024/02/10
3101 東証プライム
1,066
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+2(%)
時価総額 94,926百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
4188 東証プライム
815.4
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-2.1(%)
時価総額 1,228,227百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4507 東証プライム
7,129
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時価総額 2,221,297百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4684 東証プライム
21,030
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時価総額 2,094,588百万円
独立系システムインテグレーター。ERP市場でトップシェア。企業内システムの設計から導入、保守までの一貫体制構築。24.3期3Qは2桁増収増益。システムサポート事業は堅調。運用支援・保守サービス等が伸びる。 記:2024/02/02
6376 東証プライム
1,269
5/17 15:00
+20(%)
時価総額 94,269百万円
産業機械メーカー。化学用精密ポンプや人工肝臓で国内首位。世界初の炭素繊維強化プラスチック化に成功。産業用ポンプ・システムは生産数量が増加。23.12期通期は増収。24.12期は大幅営業増益を見込む。 記:2024/02/26
6701 東証プライム
10,965
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時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6758 東証プライム
13,100
5/17 15:00
+85(%)
時価総額 16,520,174百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6954 東証プライム
4,597
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 4,640,888百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7212 東証スタンダード
659
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+27(%)
時価総額 12,331百万円
サスペンションやペダルなど自動車足廻りの総合シャーシシステムメーカー。ホンダ向け中心に国内自動車各社や米GMと取引。スズキや米国大手向け拡販にも注力。得意先の生産台数増加効果で、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/23
7267 東証プライム
1,727
5/17 15:00
+18.5(%)
時価総額 9,385,010百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7839 東証プライム
2,069
5/17 15:00
+5(%)
時価総額 111,134百万円
二輪車用ヘルメットの高級品で世界首位。航空機用や装甲車用も。海外売上高比率が高い。配当性向は5割目安。販売数量は伸び悩むが、新モデルの投入等で販売単価は上昇。売上原価減少。24.9期1Qは増収増益。 記:2024/02/10