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個人投資家・有限亭玉介:半導体関連の思惑株を軒並みチェック中【FISCOソーシャルレポーター】

2021/5/16 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:半導体関連の思惑株を軒並みチェック中【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年5月10日14時に執筆 21年3月期の決算発表が5月に出揃い、半導体関連の好業績が続いています。ここのところ日経平均も3万円前後で落ち着いてきた中で、半導体業界が日本株全体を牽引するような存在になってもらえると投資家としては嬉しい限りですなぁ。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 EVや新しいデバイスへの需要が高まっている昨今、半導体の進化も止まりません。5月6日には米IBMが300mmウェーハ上で、2nmプロセスチップを生み出したと発表しました。7nmプロセッサより性能が約45%向上し、75%程度の電力削減が見込めるとの事です。 新しい技術が生み出されれば、数珠繋ぎのようにそれを使った新しい製品が生み出されます。EVが普及すれば電力使用量が急増すると言われていますが、半導体の進化はその問題の解決に一役買う事となるでしょう。 活況となっている半導体業界で、代表的な銘柄は既に物色されております。これからは出遅れとして狙われそうな銘柄にまで視野を広げてチェックする必要がありそうですねぇ。半導体市場の成長が続いている事と、日中韓台と地理的に近い場所に半導体業界をリードする企業が集まっている事は、東アジア全体の技術の底上げに繋がると思われます。 中国や台湾メーカーと主な取引があるタツモ<6266>は、台湾TSMCが発表した巨額投資の報道で思惑があります。剥離装置や洗浄装置などの半導体製造装置から液晶用塗布装置でも一目置かれる同社は、独自性のある装置を作り上げる事に注力している模様。5月14日の決算後の値動きがどうなるか監視していきたいです。 半導体業界の積極的な設備投資を受けて、生産ラインの増強に踏み切ったアドテック プラズマ テクノロジー<6668>は、4月9日の決算発表で営業利益が増益着地しております。高周波プラズマ電源装置最大手である同社は、研究機関・大学関連事業(IDX)での売上高が前年のおよそ2.2倍に拡大した点も注目ですねぇ。 筆頭株主である信越化学工業から<4063>シリコンウエハ研磨加工を受託している三益半導体工業<8155>もピックアップしてみました。ウエハーの再生事業も手掛ける同社は、パワー半導体関連としての思惑からも物色されておりますよ。 3月31日の決算発表で経常利益が黒字浮上したテクノアルファ<3089>は、パワー半導体用ワイヤボンダなどの半導体製造装置も取り扱う電子機器の専門商社で、受注も増えているとの事。5月6日の決算発表で同じく黒字転換となった助川電気工業<7711>は、半導体製造装置関連製品の受注が想定を上回っているようで、監視を強めていきたいです。 最後にご紹介します安永<7271>は、過去にトヨタ<7203>とFCV用セルの電極接合シート検査ユニットを開発したとの報道で急動意した経緯があります。直近のチャート(日足)は軟調ではありますが、半導体関連としても検査測定装置を手掛けており、旬なテーマ性で拾われる可能性もあるか…。5月13日の決算後は注視したいところです。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《RS》
関連銘柄 8件
3089 東証スタンダード
1,044
4/26 15:00
+3(%)
時価総額 2,418百万円
エレクトロニクス商社。半導体製造装置や電子材料等の輸入、販売が主力。船舶機器やバイオ関連機器、分析機器等も扱う。特殊甲板機器などの販売強化を図る。マリン・環境機器事業は好調。23.11期通期は増収。 記:2024/01/27
4063 東証プライム
5,906
4/26 15:00
-402(%)
時価総額 11,954,470百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
6266 東証プライム
3,755
4/26 15:00
+70(%)
時価総額 55,623百万円
半導体プロセス機器を製造・販売。貼合・剥離装置や塗布・現像装置に強み。液晶製造装置も。洗浄装置部門は売上伸長。搬送装置部門は生産効率が改善。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/04/14
1,298
4/26 15:00
-4(%)
時価総額 11,145百万円
プラズマ用高周波電源やマッチングボックスなどを展開。半導体・液晶製造装置向けが主力製品。プラズマ技術の応用力等が強み。低調な受注環境が続き、半導体・液晶関連事業は足踏み。24.8期1Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/28
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7271 東証スタンダード
639
4/26 15:00
-18(%)
時価総額 8,268百万円
エンジン部品を製造・販売。工作機械、ワイヤソー、検査装置、環境機器も。トヨタグループが主顧客。24.3期3Q累計は機械装置や環境機器が低調。だが客先の増産を受けて自動車エンジン部品が好調で二桁営業増益に。 記:2024/02/15
7711 東証スタンダード
1,407
4/26 15:00
-3(%)
時価総額 8,259百万円
熱機器メーカー。温度制御システムや溶融金属搬送装置、原子力関連機器、ナトリウム関連、真空機器を展開。ナトリウム試験装置に注力。飲食店運営や健康食品も事業領域。アルミ用電磁ポンプの好調で、1Qは各利益急伸。 記:2024/02/09
8155 東証プライム
3,235
4/26 15:00
+503(%)
時価総額 114,833百万円
半導体材料加工メーカー。再生ウエハーで世界トップシェア。シリコンウェハー研磨は大株主の信越化学から受託。自社開発製品の拡販推進。産商事業部は売上好調。その他取扱商品の売上が伸びる。24.5期2Qは増収。 記:2024/01/28