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新興市場見通し:新興株も波乱、神経質な展開続こうが好決算見直しに期待

2021/5/15 14:53 FISCO
*14:53JST 新興市場見通し:新興株も波乱、神経質な展開続こうが好決算見直しに期待 下記のとおり修正します。 タイトル追加 今週の新興市場では、ゴールデンウィークの連休前後から軟化していたマザーズ指数が下げ足を速め、昨年8月以来の安値を付けた。米国で4月消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を大幅に上回り、かねてくすぶっていたインフレ加速懸念が急速に台頭。株価指標面で割高なグロース(成長)株を中心に国内外の株式相場が急落し、マザーズの新興株もその影響を強く受けた。週末にかけてマザーズ指数はやや反発したが、決算発表がピークを迎え、個別株の値動きは強弱分かれる格好となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-4.3%であったのに対して、マザーズ指数は-6.7%、日経ジャスダック平均は-2.2%だった。 個別では、メルカリ<4385>が週間で3.8%安、フリー<4478>が同6.0%安、JMDC<4483>が同9.8%安と、マザーズ時価総額上位は全般軟調。フリーやJMDCは決算発表したが、相場全体の悪地合いを覆すまでには至らなかった。また、JIG-SAW<3914>やプレイド<4165>、HENNGE<4475>、Appier Group<4180>といった従来期待の高かったIT株の一角が決算発表を挟んで大きく値を崩し、週間のマザーズ下落率上位に並んだ。一方、時価総額上位ではビジョナル<4194>が同2.6%高、BASE<4477>が同2.8%高とまずまずしっかり。また、キャリア<6198>が一部報道を受けて賑わい、上昇率トップとなった。ジャスダック主力は高安まちまちで、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同7.8%安、東映アニメーション<4816>が同8.2%安と軟調。売買代金上位ではフェローテックHD<6890>の下げが目立ち、田中化学研究所<4080>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。一方、日本マクドナルドHD<2702>が同1.6%高、ワークマン<7564>が同4.0%高と堅調。テクノホライゾン<6629>やテセック<6337>は大きく買われ、ファミリー<8298>が上昇率トップとなった。 来週の新興市場では、外部環境睨みの神経質な展開が続くことも十分想定しておきたい。米国株は今週末にかけて各種経済指標にCPIほどのサプライズ感がなかったことから値を戻したが、インフレ加速懸念が沈静化したとの見方は少ない。今後も経済指標や要人発言に株式相場が大きく振らされる場面は出てくるとみられ、新興グロース株はインフレ・金利上昇のマイナス影響が強いだけに神経質にならざるを得ない。また、ここまでの株価下落が急ピッチだったことから個人投資家の損益悪化が懸念されるうえ、一部銘柄で海外勢の持ち高削減の動きが見られる点も気掛かりだ。 今週末が決算発表のピークだったため、週開けはひとまずその対応から始まることになるが、フェローテックやBuySell Technologies<7685>といったところが好感されているようだ。また、来週も一部決算発表が残っているとはいえ、件数は大幅に減少することから、好決算銘柄の見直しの動きに期待したい。セプテーニ・HD<4293>は決算を受けた証券各社の目標株価引き上げが相次いでおり、メイコー<6787>などは利益水準の急拡大で上値余地が大きい印象を受ける。 IPO関連では、メイホーHD<7369>が5月18日からブックビルディング期間に入る。また、今週は全研本社<7371>(6月16日、マザーズ)とEnjin<7370>(6月18日、マザーズ)の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 22件
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時価総額 913,435百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
3914 東証グロース
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時価総額 25,890百万円
サーバなどを遠自動監視する独自システムが主力。IoTエンジン「NEQTO」をベースにしたサービス等も。SBIグループと合弁会社設立。NTT東日本と業務提携。月額課金売上は増加。23.12期通期は増収増益。 記:2024/03/31
4080 東証スタンダード
947
4/26 15:00
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時価総額 30,809百万円
Li電池用の正極材を製造・販売。ニッケル水素電池用も。住友化学傘下。24.3期上期は北欧企業に対する技術支援に応じた売上10億円を計上。電池材料は車載用途のニッケル水素電池用が好調もLi電池用が振るわず。 記:2024/01/17
4165 東証グロース
614
4/26 15:00
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時価総額 23,698百万円
ウェブサイト・アプリ向け顧客分析プラットフォーム「KARTE」を提供。リアルタイム性に強み。サービス及びコンサル等売上は堅調。STUDIO ZEROの大型案件が寄与。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/03/31
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時価総額 133,063百万円
マーケティング支援会社。AI搭載マーケティング支援ツールを手掛ける。AIによる顧客行動予測等が強み。米国及びEMEAは売上伸長。北東アジアは既存顧客の拡大などで売上好調。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/02/25
4194 東証プライム
7,320
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時価総額 281,022百万円
クラウド型の会員制転職サイト「ビズリーチ」や採用管理サイト「ハーモス」を運営。M&Aマッチング等も。ビズリーチのスカウト可能会員数は227万人超。HRMOS事業は売上伸長。24.7期1Qは2桁増収増益。 記:2024/01/28
4293 東証スタンダード
445
4/26 15:00
+8(%)
時価総額 93,931百万円
大手インターネット広告代理店。デジタル広告の販売と運用、マーケティング支援等が主力。就職・採用プラットフォーム事業等も。デジタルマーケティング事業は既存案件が拡大。23.12期通期純利益は会社計画超過。 記:2024/03/04
4385 東証プライム
1,779.5
4/26 15:00
-4(%)
時価総額 286,270百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4475 東証グロース
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時価総額 33,894百万円
クラウドセキュリティ「HENGE One」が柱。メール配信ソフトも。24.9期1Qはクラウドセキュリティの契約企業数、契約利用者数が順調増。解約率は低水準維持し、利用料収入の拡大続く。通期最高業績を計画。 記:2024/02/15
4477 東証グロース
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+2(%)
時価総額 30,237百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,755
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 156,696百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4483 東証プライム
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+24(%)
時価総額 199,150百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4816 東証スタンダード
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時価総額 552,930百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
6198 東証グロース
362
4/26 15:00
+7(%)
時価総額 3,122百万円
人材サービス会社。50代以上の人材派遣・紹介に加え、病院と介護施設向けに看護師や介護士の派遣も展開。シニア就労のノウハウに強み。子会社を通じ、障がい者雇用支援を育成。コロナ特需一巡し、1Qは利益足踏み。 記:2024/02/23
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時価総額 384,297百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
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2,068
4/26 15:00
+17(%)
時価総額 11,951百万円
半導体検査装置メーカー。半導体の分類選別装置やテストハンドラ、ダイソーター等のハンドラ、テスタを製造、販売する。ハンドラ、テスタともに高シェア。今期3Q累計はテスタが堅調も、ハンドラやパーツ等が足踏み。 記:2024/03/07
6629 東証スタンダード
526
4/26 15:00
+54(%)
時価総額 11,079百万円
電子黒板や書画カメラを開発・販売。車載機器やFA関連機器も手掛ける。映像&IT事業は損益改善。電子黒板は販売伸び悩むが、シンガポール子会社の販売が堅調。販管費は減少。24.3期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/26
6787 東証プライム
5,060
4/26 15:00
+100(%)
時価総額 135,623百万円
プリント基板の設計・製造が柱。車載向けとスマホ向けが多い。産業機器や映像機器も。24.3期3Q累計はスマホ向けが停滞。だが車載向けが伸長。22年10月買収のEMS会社もフル貢献。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/02/14
2,950
4/26 15:00
+61(%)
時価総額 138,476百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7564 東証スタンダード
3,900
4/26 15:00
-15(%)
時価総額 319,203百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
2,759
4/26 15:00
+29(%)
時価総額 39,978百万円
出張訪問買取サービスを展開。主に着物や宝飾品、ブランド品を扱う。買い取った商品はECなどで販売。海外販路の開拓等で収益性向上図る。出張訪問数は18万4946件と増加。23.12期3Q累計は2桁増収。 記:2024/01/27
8298 JQスタンダード
747
7/28 14:59
±0(%)
時価総額 4,877百万円
千葉県地盤の輸入車ディーラー。VWやポルシェ、アウディ、アルファロメオなど8ブランドを展開。老人ホーム運営や発電、不動産賃貸も事業領域。来店数回復とプジョー車やジープ車の販売好調で、21.3期は利益急伸。 記:2021/05/11