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*08:59JST 前場に注目すべき3つのポイント～エヌビディア決算通過も防衛や仮想通貨関連などの個別物色～ 21日前場の取引では以下の３つのポイントに注目したい。 ■エヌビディア決算通過も防衛や仮想通貨関連などの個別物色 ■決算発表なし ■前場の注目材料:住友商事、ベトナム農薬買収、大手の販売網獲得、成長市場で攻勢 ■エヌビディア決算通過も防衛や仮想通貨関連などの個別物色 21日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第に底堅さがみられてくる相場展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが139ドル高、ナスダックは21ポイント安だった。ウクライナがロシア領内に英国製の長距離ミサイルを発射したとの報道を受けて、地政学的リスクを警戒した売りが先行した。米連邦準備理事会（FRB）のボウマン理事が、インフレの進展が停滞しているとタカ派姿勢を示したことも重荷となった。ただ、ディフェンシブ株の一角が買われるなか、NYダウは終盤にかけて切り返す格好となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円安の38280円。円相場は1ドル155円30銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢の展開から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時37860円まで売られる場面もみられたが、前日同様、75日線水準で下げ渋る動きとなり、その後は下げ渋る動きのなか、200日線水準で終えている。地政学リスクへの警戒からショートが入ったとみられるが、短期的な売買が中心と考えられる。日経平均株価においても足もとで200日線に上値を抑えられており、38500円辺りでは戻り待ち狙いの売りが警戒されるが、38000円に接近する局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。 また、注目されたエヌビディアの決算は、第3四半期および見通しについても市場予想を上回る内容だったが、時間外取引では売りが先行している。ただし、発表直後には一時6％超の下落となる場面もあったが、その後は下落幅を縮めており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株へのネガティブな反応は限られるだろう。アク抜け的な動きも意識されやすく、底堅さを見極めつつ、押し目を狙う動きが期待されそうだ。また、生成AI関連の材料株などには、個人主体の値幅取り狙いの動きも意識されよう。 もっとも、地政学リスクへの警戒が強まるなか、積極的な買いは入れづらいところである。防衛関連のほか、トランプ次期大統領の政権移行チームは、暗号資産（仮想通貨）政策に特化した役職を新設するかどうかについて、業界関係者と協議を行っていると報じられていることから、仮想通貨関連などへの個別材料株物色が中心になりやすいと考えられる。 ■決算発表なし ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇（43408.47、+139.53） ・1ドル＝155.30-40円 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・住友商事<8053>ベトナム農薬買収、大手の販売網獲得、成長市場で攻勢 ・ミネベアミツミ<6479>グループのエイブリック、複合電源回路に参入、車載カメラ用を来春 ・Zenken<7371>外国介護人材の受け入れ支援、地方自治体と協力 ・横浜ゴム<5101>筑波大と、ゴム内部構造を鮮明に可視化 ・カナデビア<7004>容量1アンペア時の薄型全固体電池 ・トラスコ中山<9830>首都圏出荷能力を強化、千葉に自動梱包ライン ・NEC<6701>三井物産などと、量子トークンの実証成功、発行と償還確認 ・オリンパス<7733>遠隔で内視鏡診断、映像伝送にIOWN活用、NTTと実証 ・三菱電機<6503>福岡に新工場、パワー半導体機器組み立て ・富士フイルム<4901>初の映像制作用カメラ、来年投入へ ・大崎電気工業<6644>独社とエネ使用予測システムを開発 ・NTTデータ<9613>ランサム対策に特化、セキュリティーサービスに新メニュー ・ウイングアーク1st<4432>enechainと協業、GX人材育成サービス開始 ・荒川化学工業<4968>低誘電ポリイミド樹脂で感光絶縁材、先端半導体狙う ・大阪ソーダ<4046>シリカゲル生産1.5倍、医薬品精製向け ・JFE<5411>川崎の高炉跡地活用、扇町エリアなど整備進む ・西部ガスHD<9536>e―メタン来夏供給、北九州で設備着工 ・日油<4403>愛知の医薬用製剤原料製造設備を来年度稼働、生産能力2倍に ・DOWA<5714>グループのメタルマイン、米の亜鉛・銅探鉱権益を譲渡 ・旭化成<3407>大手化学、アクリル樹脂の構造改革、撤退・生産削減相次ぐ ・三井化学<4183>中島一代表取締役専務執行役員「半導体向け拡販」 ☆前場のイベントスケジュール ＜国内＞ ・特になし ＜海外＞ ・特になし 《ST》

[来週の買い需要（表）] コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <2752> ;フジオフード;438%;354200;0.12;1400;11 <6778> ;アルチザ;292%;15500;23.00;655;4 <6046> ;リンクバル;275%;2200;38.09;163;-1 <2910> ;ロックフィルド;223%;182700;0.08;1649;9 <1469> ;400ベア2;221%;3250;2.26;690;-6 <7371> ;Ｚｅｎｋｅｎ;221%;4200;75.09;540;5 <3196> ;ホットランド;210%;160100;0.22;2170;81 <3319> ;ＧＤＯ;171%;74300;0.58;601;2 <8202> ;ラオックスHD;161%;207500;5.11;231;-2 <8365> ;富山銀;134%;5100;0.76;1875;-16 <7199> ;プレミアグループ;108%;127400;1.50;2041;18 <9229> ;サンウェルズ;98%;138900;1.99;2437;-1 <4448> ;Ｃｈａｔｗｏｒｋ;89%;94100;3.75;463;-9 <9517> ;イーレックス;86%;613800;2.04;743;10 <3134> ;Ｈａｍｅｅ;81%;32500;10.35;1183;-1 <6262> ;ペガサス;71%;16100;4.00;499;0 <9279> ;ギフトHD;66%;75600;0.36;3395;-55 <6182> ;メタリアル;64%;37200;5.11;1358;18 <6430> ;ダイコク電;63%;24500;2.13;3595;10 [コメント]ギフトホールディングス<9279>の3月度既存店売上高は前年同月比9.5％増となった。引き続き客数が好調に推移。信用倍率は0.36倍と売り長となっている。 《TY》

*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 アルファパーチェス、三栄コーポ、ウェルプレイドRなど 銘柄名<コード>24日終値⇒前日比 アイスタイル<3660> 551 -40 インバウンド関連軟調な流れに押される。 スミダコーポレーション<6817> 1325 -48 増資実施による株式価値の希薄化を引き続き嫌気。 京成電鉄<9009> 5170 -200 OLCの株安と同様にインバウンド関連として売られる。 エムスリー<2413> 3175 -132 みずほ証券では投資判断を格下げ。 西武HD<9024> 1500 -57 電鉄株にもインバウンド関連株安の影響向かう。 三越伊勢丹<3099> 1413 -59 インバウンド関連として百貨店株も軟調。 サンドラッグ<9989> 4050 -185 ドラッグストア株にもインバウンド関連売りの流れ波及。 サイバーエージェント<4751> 1033 -51 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では目標株価を引き下げ。 良品計画<7453> 1467 -50 インバウンド関連セクターの小売株軟調。 三栄コーポ<8119> 1732+262 中期経営戦略の定量目標など材料視。 鉄人化計画<2404> 392 +80 eスポーツ関連として関心が向かう形に。 ランシステム<3326> 432 +80 鉄人化計画同様にeスポーツ関連として物色。 GameWith<6552> 381 +39 「eスポーツ」強化支援報道など材料視。 アルファパーチェス<7115> 1298 +163 3月高値更新を意識する動きにも。 アイフリーク<3845> 152 +33 もみ合い下放れによる追随売りにも一巡感。 アースインフィニティ<7692> 206 +21 安値圏での自律反発。 ぷらっとホーム<6836> 666 -107 材料ない中での急伸の反動。 ベクター<2656> 265 -30 UNIPLATに関する協業で23日大幅高の反動。 坪田ラボ<4890> 660 +61 24日は同社などバイオ関連の銘柄に物色散見。 ピアズ<7066> 1401 +9 「ChatGPT」など生成AI活用のKandaQuantumと資本業務提携。 全研本社<7371> 665 +9 23年6月期の営業利益予想を下方修正も配当性向上昇が支え。 BeeX<4270> 2733 -6 米Okta社とパートナー契約締結、アイデンティティ管理の導入支援開始。 ステムセル研究所<7096> 2370 +43 「さい帯由来幹細胞培養上清液」製造サービス開始。 ispace<9348> 1382 -13 「袴田CEO、月面着陸『先頭集団で再挑戦』」との一部報道。 ログリー<6579> 784 +100 「政府、『eスポーツ』強化支援へ」との一部報道で関心。 ウェルプレイドR<9565> 2850 +500 「政府、『eスポーツ』強化支援へ」との一部報道で関心。 グッドパッチ<7351> 956 -120 直近の右肩上がりの上昇に対する反動。 フリー<4478> 3400 -195 同社などグロース市場の主力処には売りが散見。 《CS》