マーケット
5/1 15:15
38,274.05
-131.61
37,815.92
-570.17
暗号資産
FISCO BTC Index
5/1 21:27:13
9,195,533
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~買い先行の展開から、次第にこう着感の強い相場展開に~

2021/4/9 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い先行の展開から、次第にこう着感の強い相場展開に~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い先行の展開から、次第にこう着感の強い相場展開に ■ファーストリテ、21/3上方修正 営業利益2550億円←2450億円 ■前場の注目材料:いすゞ、3カ年中計、3000億円投資、トラック改良・IT化 ■買い先行の展開から、次第にこう着感の強い相場展開に 9日の日本株市場は買い先行の展開から、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。8日の米国市場ではNYダウは57ドル高だった。週次の新規失業保険申請件数が2週連続で増加したため強い回復期待が後退。しかし、長期金利の低下を好感したハイテク株の上昇が下支えとなった。また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が国際通貨基金(IMF)の討論会で、「回復が不完全」と経済に慎重な姿勢を見せたため、当面、金融緩和策が維持されるとの見方が強まり、引けにかけてダウは上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の29695円。円相場は1ドル109円30銭台で推移している。 長期金利の低下を好感したハイテク株の上昇を受けて、指数インパクトの大きい値がさ株への波及が見込まれる。また、昨夕第2四半期決算とあわせて通期業績予想の上方修正を発表したファーストリテ<9983>は、ADR(米国預託証券)市場で堅調だったことも、日経平均を押し上げる要因になりそうだ。日経平均は足元で29500円処での底堅さが意識されているほか、先物市場のナイトセッションにおいても同様の動きである。そのため、下値固め確認により心理的な抵抗線として意識されている5日線を試す展開が見込まれる。直近の低迷からショートポジションも若干ながら積み上がっていると想定されるため、ショートカバーを交えた展開も期待されよう。 もっとも、足元で出来高は膨らみづらい需給状況であり、週末要因も相俟って次第にこう着感は強まりやすいだろう。決算発表も徐々に本格化してくることになり、米国では来週の金融株から決算発表が本格化してくる。米アルケゴス・キャピタル・マネジメントや英グリーンシル・キャピタルに関連した損失の行方なども見極めたいとする模様眺めムードが強まる可能性もありそうだ。また。政府は、12日から東京、京都、沖縄の3都府県に「まん延防止等重点措置」を適用する方針であり、今夜開く対策本部で決定することにしている。織り込まれている面はあるものの、アルゴ発動なども警戒しておく必要があるだろう。 ■ファーストリテ、21/3上方修正 営業利益2550億円←2450億円 ファーストリテ<9983>は2021年8月期の営業利益を前期比70.7%増の2550億円と従来予想(2450億円)から上方修正した。ユニクロ事業の国内や中国における好調な推移を反映させる。コンセンサス(2600億円程度)に近づく修正となったが、想定内である。第2四半期については前年同期比22.9%増の1679.82億円となったが、1740億円程度のコンセンサスには届かず。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33503.57、+57.31) ・ナスダック総合指数は上昇(13829.31、+140.47) ・シカゴ日経225先物は上昇(29695、大阪比+25) ・SOX指数は上昇(3301.26、+34.80) ・VIX指数は低下(16.95、-0.21) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・いすゞ<7202>3カ年中計、3000億円投資、トラック改良・IT化 ・CKD<6407>半導体向け流体制御機器増産、宮城の工場拡張 ・フジ・メディア・HD<4676>外資規制違反、認識し放置の可能性 ・富士フイルム<4901>20年代半ばに医療機器売上高7000億円 ・丸紅<8002>ベトナム工業団地の販売代理契約、タイ系企業と締結 ・トヨタ<7203>最新ソフトに自動更新、新型LS・ミライ投入 ・ホンダ<7267>レベル3「レジェンド」試乗、渋滞時に周辺監視不要 ・日産自<7201>「eパワー」搭載HV、国内販売50万台突破 ・日立<6501>キョウロボ買収、現場—経営デジタル化 ・IHI<7013>エイヴィエルと燃料電池で協力 ・リコー<7752>年75万時間の工数削減、デジタル化で業務改善 ・NEC<6701>米シスコが協業、5Gエコシステム拡充 ・日本製鉄<5401>DX認定事業者に、経産省から取得 ・日本酸素HD<4091>大陽日酸、3DPCと資本業務提携、金属積層造形を強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 中・3月消費者物価指数(前年比予想:+0.3%、2月:-0.2%) ・10:30 中・3月生産者物価指数(前年比予想:+3.6%、2月:+1.7%) 《ST》
関連銘柄 15件
4,677
5/1 15:00
-28(%)
時価総額 2,025,576百万円
産業ガスで国内シェア首位、世界4位。エレクトロニクスガスでは世界トップ級。MOCVD装置や液体ヘリウム関連装置も事業領域。「THERMOS」ブランドで家庭用品も展開。価格転換進展し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/28
1,865
5/1 15:00
-13(%)
時価総額 436,774百万円
民放大手。ドラマやバラエティー番組に実績。ビル賃貸や都市開発・観光事業も展開。メディア・コンテンツ事業は売上増。配信広告収入などが増加。運営ホテルの稼働は順調。24.3期3Q累計は増収、営業増益。 記:2024/02/25
3,369
5/1 15:00
-8(%)
時価総額 4,190,622百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5401 東証プライム
3,476
5/1 15:00
-65(%)
時価総額 3,303,316百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6407 東証プライム
2,967
5/1 15:00
-22(%)
時価総額 201,486百万円
自動機械・FA機器メーカー。空圧機器は国内シェア約3割。流体制御技術に強み。半導体や自動車等が主要顧客。24.3期3Qは自動機械部門が堅調。リチウムイオン電池製造システム、三次元はんだ印刷検査機が売上増。 記:2024/04/09
6501 東証プライム
14,490
5/1 15:00
-130(%)
時価総額 14,034,608百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
11,195
5/1 15:00
-305(%)
時価総額 3,054,556百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7013 東証プライム
3,751
5/1 15:00
-36(%)
時価総額 580,205百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
579.3
5/1 15:00
-2.4(%)
時価総額 2,445,060百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7202 東証プライム
1,989
5/1 15:00
-10.5(%)
時価総額 1,546,332百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7203 東証プライム
3,605
5/1 15:00
-33(%)
時価総額 58,815,528百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,787.5
5/1 15:00
-24.5(%)
時価総額 9,713,784百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7752 東証プライム
1,349
5/1 15:00
-17.5(%)
時価総額 859,944百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
8002 東証プライム
2,847.5
5/1 15:00
+23.5(%)
時価総額 4,892,609百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
9983 東証プライム
41,190
5/1 15:00
-360(%)
時価総額 13,107,523百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27