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買い先行後は前日終値を挟んでのこう着【クロージング】

2021/4/7 16:03 FISCO
*16:03JST 買い先行後は前日終値を挟んでのこう着【クロージング】 7日の日経平均は小幅に反発。34.16円高の29730.79円(出来高概算10億8380万株)で取引を終えた。前日の急落の反動や、国際通貨基金(IMF)による世界経済見通しの上方修正などを好感して、買い戻しの動きが先行して始まり、寄り付き直後には一時29867.94円まで上昇。しかし、その後29500円台まで下落する場面も見られるなど、不安定な相場とはなったものの、売り一巡後はこう着ながらも前日終値を挟んだ底堅さが意識されていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉄鋼が3.43%と大きく上伸したほか、海運、金属製品、非鉄金属がいずれも2%超上伸するなど29業種が値上がりした。一方、医薬品、陸運、証券・商品先物など4業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、豊田通商<8015>が堅調。半面、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、信越化<4063>、東エレク<8035>が軟調だった。 世界景気の回復期待が相場の下支え要因となっていた。また、英投資ファンドが買収提案すると伝わった東芝<6502>が制限値幅いっぱいまで買われたほか、主力工業の火災を受け半導体の代替生産する方針を固めたルネサス<6723>が3営業日ぶりに反発。車載半導体不足の緩和期待からトヨタ<7203>などの完成車メーカーも堅調に推移した。一方、明日の決算発表を前に持ち高調整の売りが増えたファーストリテは大幅に続落したほか、香港や上海といったアジア市場が軟調なことも目先の利益を確保する動きにつながり、全般は前日の終値を挟んで狭いレンジ内の動きだった。 今後、本格化する日米主要企業の決算発表を見極めたいとの見方が多く、積極的な売り買いを手掛ける状況にはなっていない。また、新型コロナウイルスの新規感染者の増加が続くフランスでは3度目の都市封鎖(ロックダウン)が開始されるなど欧州での感染増が気掛かりなうえ、国内でもまん延防止等重点措置が実施されている大阪では、医療非常事態宣言を発するなど、国内外での感染拡大に歯止めがみられず先行き不安心理が拭えていない。世界的なコロナワクチンの接種開始による経済活動の正常化期待はある程度織り込まれているだけに、目先は狭いレンジ内の動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
1,883
4/25 15:00
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時価総額 1,278,429百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4063 東証プライム
6,308
4/25 15:00
-174(%)
時価総額 12,768,168百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
2,534
4/25 15:00
+12.5(%)
時価総額 4,957,589百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6762 東証プライム
7,216
4/25 15:00
-141(%)
時価総額 2,805,379百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,342
4/25 15:00
-93(%)
時価総額 4,092,875百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
3,497
4/25 15:00
-121(%)
時価総額 57,053,510百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8015 東証プライム
9,627
4/25 15:00
-223(%)
時価総額 3,408,507百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8035 東証プライム
33,600
4/25 15:00
-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10