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前場に注目すべき3つのポイント~マザーズなどの中小型株に個人主体の資金が向かいやすい~

2021/3/18 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~マザーズなどの中小型株に個人主体の資金が向かいやすい~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:マザーズなどの中小型株に個人主体の資金が向かいやすい ■旭ダイヤ、21/3上方修正 営業損失▲11.0億円←▲11.6億円 ■前場の注目材料:トヨタ、米2工場一部停止、北米2月寒波—影響顕在化 ■マザーズなどの中小型株に個人主体の資金が向かいやすい 18日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれよう。17日の米国市場ではNYダウが189ドル高だった。注目となっていた連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利の据え置きを決定したほか、2023年までゼロ金利を据え置く可能性を示唆したため早期の金融引き締めへの警戒感が後退した。景気敏感株を中心に買いが広がるなか、長期金利の上昇が一段落したためハイテク株への物色もみられた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の29815円。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まろう。ハイテク株への物色によりナスダックは上昇に転じており、安心感につながりやすい面はありそうだ。ただし、日銀の金融政策決定会合における過度な警戒感は高まらないとみられるものの、金融政策点検の詳細を公表する予定であり、内容を見極めたいとする模様眺めムードは燻る。そのため、買い先行後は景気敏感株中心の物色に向かいやすく、指数インパクトの大きい値がさ株などの上値の重さが意識される可能性には注視しておきたいところである。 また、首都圏の1都3県で継続している緊急事態宣言について、政府は21日の期限で解除する方針であり、18日夜の対策本部で決定する。一方で17日は都内で409人の新規感染が確認された。400人台は約1カ月ぶりであり、感染状況は前週を上回るペースが続いている。緊急事態解除による楽観的な見方には向かいづらく、景気敏感株への物色もいったんは一巡感も意識されてくる可能性はありそうだ。とはいえ、TOPIXが昨年来高値を更新するなかでTOPIX優位の需給状況は継続。NT倍率は足元で低下傾向が続いていることも、TOPIX型の買いに向かわせやすいだろう。 そのほか、日銀の政策点検公表を控え、手掛けづらさが意識される場面においては、マザーズなどの中小型株に個人主体の資金が向かいやすいだろう。マザーズ指数は前日の上昇で75日線を突破し25日線を捉えてきており、25日線を明確に上放れてくるようだと、マザーズ物色が強まりやすいとみておきたい。 ■旭ダイヤ、21/3上方修正 営業損失▲11.0億円←▲11.6億円 旭ダイヤ<6140>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業損失は11.6億円の赤字から11.0億円の赤字に上方修正している。営業外収入が持分法による投資利益の改善等により150百万円増加し、また法人税等が200百万円減少する見込みであることから、親会社株主に帰属する当期純利益は400百万円増加する見込み。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33015.37、+189.42) ・ナスダック総合指数は上昇(13525.20、+53.64) ・シカゴ日経225先物は上昇(29815、大阪比+95) ・SOX指数は上昇(3107.92、+37.60) ・VIX指数は低下(19.23、-0.56) ・日銀のETF購入 ・首都圏緊急事態宣言の解除 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・トヨタ<7203>米2工場一部停止、北米2月寒波—影響顕在化 ・不二越<6474>スカラロボ参入、電機・電子に提案 ・トヨタ<7203>21春闘/「課題解決に重点」、満額回答、賃上げ9200円 ・フジクラ<5803>来年度にも脱年功序列、取締役に多様性 ・パナソニック<6752>欧の電池撤退 ・伊藤忠<8001>台湾宅配通へ追加出資、D2Cワンストップ支援 ・住友商事<8053>来月に新営業組織、次世代エネ事業拡大 ・インフォコム<4348>薬剤情報システムで東南アに参入 ・ブリヂストン<5108>仏タイヤ工場を閉鎖、現地当局が承認 ・新明和工業<7224>毎時5000本の電線自動加工、家電・車載センサー用 ・コマツ<6301>南アに新工場、建機部品再生の中核拠点 ・ソニー<6758>国内初EV一般公開 ・武田薬<4502>30年度に売上高1兆円、アジア・南米部門 ・東レ<3402>120度Cで使用可能なOPPフィルム、光学材・電子部品向け ・宇部興産<4208>CPLを330ドル高1900ドル、3月アジア契約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(19日まで) <海外> ・09:30 豪・2月失業率(予想:6.3%、1月:6.4%) ・09:30 豪・2月雇用者数増減(予想:+3.00万人、1月:+2.91万人) 《ST》
関連銘柄 15件
3402 東証プライム
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時価総額 1,166,835百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4208 東証プライム
2,865
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時価総額 304,263百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4348 東証プライム
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時価総額 163,757百万円
国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を運営。介護領域向けITソリューション等も。電子コミック配信サービスは従量課金コースの利用が伸びる。特別損失は減少。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/26
4502 東証プライム
4,125
5/2 15:00
-18(%)
時価総額 6,526,884百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
5108 東証プライム
6,935
5/2 15:00
-5(%)
時価総額 4,949,496百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5803 東証プライム
2,779.5
5/2 15:00
+27(%)
時価総額 822,351百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6140 東証プライム
912
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時価総額 50,798百万円
工具メーカー。電子や半導体、輸送機器、機械、建設分野向けに、研削や切削の加工をするダイヤモンド工具を製造、販売する。今期3Q累計は自動車向け工具が堅調も、電子部品需要の低迷と設備投資の抑制が影響した。 記:2024/03/07
6301 東証プライム
4,577
5/2 15:00
-61(%)
時価総額 4,454,089百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6474 東証プライム
3,385
5/2 15:00
-5(%)
時価総額 84,351百万円
総合機械メーカー。ロボットや切削工具・工作機械、ベアリング等を手掛ける。等速ジョイント用ベアリング等で世界首位。工作機械需要の改善等により、機械工具事業は売上増。その他事業も増収。23.11期通期は増収。 記:2024/02/02
1,387.5
5/2 15:00
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時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6758 東証プライム
13,060
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-40(%)
時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7224 東証プライム
1,230
5/2 15:00
+30(%)
時価総額 86,100百万円
大手特装車メーカー。塵芥車やダンプトラックなど200機種超の車種をラインナップ。産機・環境システム等も事業領域。特装車部門は堅調。車体等の製造販売、保守・修理事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/10
8001 東証プライム
7,331
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+200(%)
時価総額 11,618,829百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8053 東証プライム
4,300
5/2 15:00
+180(%)
時価総額 5,381,760百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07