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ハイテクセクター中心に売りが膨らみ29000円台を割り込む【クロージング】

2021/3/4 16:12 FISCO
*16:12JST ハイテクセクター中心に売りが膨らみ29000円台を割り込む【クロージング】 4日の日経平均は大幅反落。628.99円安の28930.11円(出来高概算12億8561万株)と2月26日以来4営業日ぶりに29000円を割り込んで取引を終えた。前日の米国市場で、ナスダック総合指数が2%超下落するなど、割高感のあるグロース株中心に売られた流れを引き継いだ。東京市場でも半導体関連や電子部品関連、情報通信関連といったハイテクセクター中心に売りが膨らみ、日経平均は前引け終了間際に29000円を割り込んだ。一方、ワクチンの普及で経済正常化が進むとの期待感から景気敏感株の一角には買いが入ったものの日経平均を押し上げる力はなく、一時28711.04円まで下げ幅を広げる場面がみられた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり銘柄数が1200を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属、情報通信、その他製品がいずれも2%超下落するなど26業種が下落。一方、海運が3.27%と大きく上昇したほか、不動産、銀行、石油石炭など6業種が値上がりした。指数インパクトの大きいところでは、リコー<7752>が15%超と大幅高となったほか、京セラ<6971>、デンソー<6902>、協和キリン<4151>が堅調。半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>が急落し、両銘柄で日経平均を約325円押し下げたほか、東エレク<8035>、ファナック<6954>、エムスリー<2413>が下落した。 直近の株価下落を反映して、ブル型の上場投資信託(ETF)からのヘッジ目的の先物売りやベア型ETFからの先物売りが1000億円規模で出ているのではないかとの観測が流れたほか、時間外取引での米株先物が値下がりしているため、センチメントを大幅に悪化させ日経平均は安いところで一時800円超下落した。日銀によるETF買い観測が広がったものの、先行き警戒感は拭えず、買い戻しの動きも限定的だった。 日経平均は下値のめどとして意識されていた25日移動平均線や2月26日の直近安値(28966円)をあっさりと下回ってきたため、目先は調整局面を迎えるのではないかとの見方が多い。市場の関心は米金利動向と米連邦準備理事会(FRB)の政策スタンスに集まっており、目先は日本時間の5日未明に開催される予定のオンライン討論会でのパウエル議長の発言と、それを受けた米国市場の動きが注目されそうだ。 《FA》
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2413 東証プライム
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時価総額 1,148,753百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4151 東証プライム
2,653
4/30 13:19
+23(%)
時価総額 1,432,620百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
6902 東証プライム
2,696.5
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時価総額 8,498,775百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,654
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+126(%)
時価総額 4,698,432百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,923
4/30 13:19
-4.5(%)
時価総額 2,904,642百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7752 東証プライム
1,360.5
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+22(%)
時価総額 867,275百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
8035 東証プライム
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時価総額 16,549,602百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,670
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+280(%)
時価総額 13,260,269百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,888
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+106(%)
時価総額 13,590,661百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10