マーケット
4/26 11:35
37,780.35
+151.87
38,085.80
-375.12
暗号資産
FISCO BTC Index
4/26 12:02:06
10,038,002
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:新興株見直しムードで決算シーズン入り、早くも注目企業多数

2021/1/23 15:50 FISCO
*15:50JST 新興市場見通し:新興株見直しムードで決算シーズン入り、早くも注目企業多数 今週の新興市場では、日経平均が29000円手前で高値もち合いとなるなか、マザーズ指数の堅調ぶりが際立った。前回の当欄での見立てどおり、循環物色の流れが新興株に向き、マザーズ売買代金は1月21日、22日と続けて昨年10月8日以来の3000億円台乗せとなった。米国市場では好決算だった動画配信のネットフリックスなどが買われ、ハイテク株中心のナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。米ハイテク株高が東京市場でも新興株の支援材料となった。また、翌週から決算発表を控え、主力大型株に手控えムードが出たことも新興株へ物色の矛先を向けた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.4%であったのに対して、マザーズ指数は+6.1%、日経ジャスダック平均は+1.1%だった。 個別では、フリー<4478>が週間で8.4%高、ラクス<3923>が同7.9%高などとマザーズ時価総額上位は全般堅調。これまで調整を強いられていたものの、テクニカル的にリバウンド期待が高まったBASE<4477>は同32.3%高、それに上場来高値更新が続いたJTOWER<4485>は25.9%高となった。売買代金上位では12月上場組のバルミューダ<6612>やプレイド<4165>、BASE同様に調整していたマクアケ<4479>が大幅高。また、フルッタフルッタ<2586>が週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、時価総額上位でもメルカリ<4385>は同7.6安。米事業を巡る一部報道が嫌気された。売買代金上位ではエヌ・ピー・シー<6255>がやや売り優勢で、ロコンド<3558>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力は、東映アニメーション<4816>が同8.1%高と引き続き堅調だったものの、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同5.0%安となるなどまちまち。売買代金上位ではウエストHD<1407>などが買われ、ケアサービス<2425>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、ユーラシア旅行社<9376>などが下落率上位に顔を出した。 来週の新興市場では、新興株の見直しムードが続くことに期待したい。2020年10-12月期の決算発表が本格的にスタートし、主要企業の業績動向に市場全体の関心が向きやすい局面ではあるだろう。しかし、景気回復への期待などから昨年後半以降、上昇ピッチを速めた日経平均や主力大型株に対し、新興株は7-9月期業績が依然良好だったにもかかわらず調整を強いられたものが少なからずある。直近の米ハイテク株高からは、国内の新興株でも10-12月期決算が見直しのきっかけになるとの期待が膨らむ。 来週は、1月25日に東映アニメ、弁護士ドットコム<6027>、26日にマクアケ、27日に沖縄セルラー電話<9436>、28日にドリコム<3793>、Jストリーム<4308>、29日にセリア<2782>、ニッポン高度紙工業<3891>などが決算発表を予定している。好業績が続くマクアケやJストリーム、電子契約サービスが急成長中の弁護士コム、EV(電気自動車)関連として人気の高度紙など、注目企業が多く出てくる。 IPO関連では、QDレーザ<6613>に続きアールプランナー<2983>が1月25日からブックビルディング(BB)期間に入る。また、今週はアピリッツ<4174>(2月25日、ジャスダック)、室町ケミカル<4885>(2月26日、ジャスダック)、coly<4175>(2月26日、マザーズ)の新規上場が発表され、2月IPOは現時点で7社となっている。 《HK》
関連銘柄 24件
1407 東証スタンダード
2,767
4/26 11:30
-48(%)
時価総額 127,357百万円
再生可能エネルギー会社。自家消費型産業用太陽光発電所請負と非FIT太陽光発電所開発に経営資源を集中。再生可能エネルギー事業は黒字転換。産業用太陽光発電所請負事業は受注好調。24.8期1Qは大幅増収増益。 記:2024/01/27
2425 東証スタンダード
796
4/26 9:21
-2(%)
時価総額 3,343百万円
デイサービスや訪問入浴が主力。葬儀社と連携したエンゼルケアサービスや福祉用具のレンタル・販売、配食サービスも事業領域。将来を見据え人材の確保・育成に重点。新規事業所の貢献や固定費削減で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/29
2586 東証グロース
37
4/26 10:51
±0(%)
時価総額 1,334百万円
食品商社。アサイーをはじめとしたアマゾンのフルーツや原料を輸入、加工、卸売。量販店、スーパー、コンビニ向けに自社ブランド製品を販売。アジア事業開発を推進。アサイー関連商品の好調で、3Q累計は売上急伸。 記:2024/03/26
2782 東証スタンダード
2,847
4/26 11:30
+53(%)
時価総額 215,916百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
2983 東証グロース
741
4/26 9:39
+2(%)
時価総額 3,981百万円
住宅販売会社。注文住宅、分譲住宅等の戸建住宅事業を展開。中古不動産、収益不動産の再生・販売事業なども手掛け、IoT住宅にも実績。オーナー向けスマホアプリを投入。業容好調で24.1期売上高は過去最高を更新。 記:2024/03/27
3558 東証グロース
1,513
4/26 11:30
+116(%)
時価総額 17,380百万円
靴・衣料品通販サイト「ロコンド」を運営。靴の品揃えに強み。ECサイト支援サービス、リーボック事業等も手掛ける。ECモール事業は伸び悩むが、プラットフォーム事業は売上伸長。24.2期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/03
3793 東証グロース
1,038
4/26 11:30
+14(%)
時価総額 30,237百万円
ソーシャルアプリケーションプロバイダー。PC・モバイルなどのゲーム事業、広告・メディア事業がコアビジネス。24.3期3Qはメディア事業が増収。DREノベルス、DREコミックスの刊行開始などが寄与。 記:2024/03/31
3891 東証スタンダード
1,984
4/26 11:30
-68(%)
時価総額 21,733百万円
大手セパレータメーカー。アルミ電解コンデンサーやキャパシタ用、リチウムイオン二次電池用のセパレータを製造、販売する。アルミ電解コンデンサー用で世界シェアトップ。今期3Q累計はリチウムイオン電池用が足踏み。 記:2024/04/12
3923 東証プライム
1,538.5
4/26 11:30
-18.5(%)
時価総額 278,801百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
4165 東証グロース
616
4/26 11:30
-6(%)
時価総額 23,775百万円
ウェブサイト・アプリ向け顧客分析プラットフォーム「KARTE」を提供。リアルタイム性に強み。サービス及びコンサル等売上は堅調。STUDIO ZEROの大型案件が寄与。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/03/31
4308 東証グロース
380
4/26 11:30
+3(%)
時価総額 10,662百万円
企業向け動画配信プラットフォームを提供。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。EVC領域(医薬)は足踏み。24.3期3QはOTT領域が増収。専門チャンネルの運用・保守業務等が順調。 記:2024/02/04
4385 東証プライム
1,772
4/26 11:30
-11.5(%)
時価総額 285,063百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4477 東証グロース
270
4/26 11:30
+2(%)
時価総額 30,237百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,757
4/26 11:30
+2(%)
時価総額 156,810百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4479 東証グロース
660
4/26 11:30
-5(%)
時価総額 8,296百万円
応援購入型クラウドファンディングサイトを運営。ユーザーデータを用いた大企業向け新商品開発コンサルティングも展開。応援購入総額は増加。プロジェクト単価は引き続き上昇。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/02/10
4485 東証グロース
3,295
4/26 11:30
-10(%)
時価総額 84,556百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4816 東証スタンダード
2,612
4/26 11:30
+37(%)
時価総額 548,520百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
6027 東証グロース
2,901
4/26 11:30
+45(%)
時価総額 64,628百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6255 東証グロース
876
4/26 11:30
-2(%)
時価総額 19,318百万円
太陽電池製造装置メーカー。FA装置やパネル解体装置も。24.8期1Qは部品販売が好調で黒字に。得意先の米国ファーストソーラー向け案件は2Qと4Qに売上計上へ。人件費増をこなして通期増収増益・増配を見込む。 記:2024/02/08
3,910
4/26 11:30
+100(%)
時価総額 376,592百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6612 東証グロース
1,227
4/26 11:30
+7(%)
時価総額 10,286百万円
家電のファブレスメーカー。トースターやケトル、炊飯器、オーブンレンジ等のキッチン家電、空調関連、照明、オーディオを開発、販売する。23年12月期は4Qが回復も、原材料価格の高騰や急激な円安等が影響した。 記:2024/03/09
6613 東証グロース
491
4/26 11:30
-4(%)
時価総額 20,375百万円
レーザデバイスメーカー。レーザ技術を用いた製品をシリコンフォトニクスやセンシング領域に提供。レーザデバイス事業は堅調。DFBレーザは半導体検査、医療機器用途向けで販売増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/26
9376 東証スタンダード
531
4/26 10:56
+2(%)
時価総額 1,959百万円
旅行会社。シニア層を主力に、オリジナルツアーの「ユーラシアの旅」等を企画、販売する。国内ツアーや個人自由旅行も扱う。今期1Qは2倍超の増収と伸長、利益は改善傾向となった。広告宣伝や採用を積極化した。 記:2024/02/01
9436 東証スタンダード
3,395
4/26 11:29
±0(%)
時価総額 182,502百万円
沖縄県が拠点の通信事業会社。KDDIの子会社。県内で「auモバイル」や「UQモバイル」を運営する。FTTHサービスや売電も行う。今期3Q累計はモバイル事業が好調だった。光回線やau電気も堅調に推移した。 記:2024/03/04