マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,085.80
-375.12
暗号資産
FISCO BTC Index
4/27 4:55:34
10,078,669
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~政府主導によるテーマ性の銘柄などへは中長期目線での押し目買いの流れに

2020/12/30 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~政府主導によるテーマ性の銘柄などへは中長期目線での押し目買いの流れに 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:政府主導によるテーマ性の銘柄などへは中長期目線での押し目買いの流れに ■アダストリア、3Q営業利益90.7%減 11.08億円 ■前場の注目材料:サイバーダイン、パワードスーツ、シンガポールで医療機器承認 ■政府主導によるテーマ性の銘柄などへは中長期目線での押し目買いの流れに 30日の日本株市場はやや利食い優勢の展開となろうが、底堅さが意識されそうである。29日の米国市場ではNYダウが68ドル安だった。追加経済対策の一環である国民への現金給付額増額期待に大きく上昇して寄り付いた。しかし、史上最高値付近で利益確定の売りも目立ち失速。さらに、共和党のマコネル上院院内総務が、下院が可決した現金給付額を2000ドルに引き上げる案を阻止したため失望感が広がり下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の27480円。円相場は1ドル103円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになろうが、昨日の大幅な上昇に対する利食いは想定内であろう。反対にこれまでのレンジを大きく上放れたことにより、調整場面では押し目買い意欲は強そうである。また、出来高は限られることから先物主導による売買で振らされやすい面はあろうが、積極的に仕掛けてくる売買も限られるとみられ、売り仕掛け的な動きも限られよう。そのため、先物主導によるインデックス売買もそれ程流入してくる流れにもなりづらいところであろう。 日経平均は27000円を突破し一気に27500円を回復しており、過熱感が警戒される一方で、ロングポジションを積み上げておきたい流れも意識されやすい。1カ月のもち合いレンジを上放れたことからやれやれの売りも出やすいだろうが、27000円接近での押し目買い意欲は一段と強まろう。昨日は米下院が追加経済対策法に盛り込まれた個人直接給付額引き上げを賛成多数で可決したことがきっかけとなったが、共和党のマコネル上院院内総務が阻止したことはある程度は想定線である。 物色の流れとしては昨日のインデックス主導の流れから、やや個人主体の材料株への物色に向かいやすいところである。中小型株のほか、政府主導によるテーマ性の銘柄などへは中長期目線での押し目買いの流れに向かいやすいとみておきたい。 ■アダストリア、3Q営業利益90.7%減 11.08億円 アダストリア<2685>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比19.1%減の1328.33億円、営業利益は同90.7%減の11.08億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出自粛の傾向が強まり、来店客数が大きく減少した。コンセンサスを上回っているが21年2月期業績予想(営業赤字10億円)は据え置いていることから評価されにくい。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27568.15、+714.12) ・原油先物は上昇(48.00、+0.38) ・日銀のETF購入 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・サイバーダイン<7779>パワードスーツ、シンガポールで医療機器承認 ・アズビル<6845>ウイルス対策陰圧デモ施設、シンガポールに ・グローリー<6457>セルフ端末、タッチレスに、後付け“額縁” ・三菱化工機<6331>三菱化工機など6者、水素拠点の圧縮機低コスト化、22年にも装置 ・高砂熱<1969>月島機械と資本提携を解消 ・ディスコ<6146>半導体製造装置のフル生産継続、5月初旬まで ・ISID<4812>独SAP関連事業を拡充、インド企業と提携 ・日電波<6779>5Gスマホ用水晶振動子量産、基準発信源76.8メガヘルツ ・三井化学<4183>無溶剤のIJ絶縁材料を開発、工程短縮、廃棄物減少 ・大日住薬<4506>米ファイザーと提携、北米でがん・婦人科領域 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
1969 東証プライム
5,520
4/26 15:00
+140(%)
時価総額 387,719百万円
空調工事で国内首位。空調機器の製造・販売も。24.3期3Q累計は半導体関連などの建設需要が旺盛で工場空調の受注好調。豊富な手持ち案件の消化も順調に進む。通期計画を上方修正し、最高業績の見通しに。増配予定。 記:2024/03/11
2685 東証プライム
3,515
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 171,532百万円
複数のアパレルブランドを展開する製造小売り。海外は中華圏を中心に東南アジア進出を狙う。新事業として飲食を育成。24.2期3Q累計は国内が堅調。海外は中国の回復に遅れも台湾が好調。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
4183 東証プライム
4,383
4/26 15:00
+84(%)
時価総額 897,481百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4506 東証プライム
410
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 163,139百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
4812 東証プライム
5,040
4/26 15:00
+40(%)
時価総額 328,517百万円
電通系ITソリューション。金融・自動車向けの製品ライフサイクルや、基幹システム、人事管理システムを展開。ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向け技術提供を推進。全セグメント好調で、23.12期は増収増益。 記:2024/03/29
6146 東証プライム
46,010
4/26 15:00
-1,070(%)
時価総額 4,983,665百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6331 東証プライム
3,665
4/26 15:00
-15(%)
時価総額 29,005百万円
石油・化学プラントや環境設備の建設・エンジニアリングが主力。単体機械は油清浄機に強み。舶用機械も。エンジニアリング事業は収益伸長。投資有価証券売却益の計上等により、24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/14
6457 東証プライム
2,769
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 176,214百万円
貨幣処理機で世界首位。金融業界や流通業界が得意先。金融市場は黒字転換。オープン出納システム、窓口用紙幣硬貨入出金機等は販売堅調。流通・交通市場はレジつり銭機などが好調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6779 東証プライム
1,268
4/26 15:00
+17(%)
時価総額 29,328百万円
大手水晶デバイスメーカー。水晶振動子や発振器の水晶デバイスに加え、応用機器や人工水晶、水晶フィルタ等を提供。車載向けが主力。今期3Q累計は移動体通信向けが堅調も、車載向けにUAWのストライキが影響した。 記:2024/02/08
6845 東証プライム
4,340
4/26 15:00
+48(%)
時価総額 623,662百万円
計測制御機器大手。ビル空調自動化や工場省エネ化に強み。ガス機器や水道機器、医薬品製造向けソリューション等も。ビルディングオートメーション事業は収益好調。既設建物向け分野等が堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
7779 東証グロース
203
4/26 15:00
-5(%)
時価総額 27,902百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。医療用HAL下肢タイプは465台が稼働中。米国における治療サービス売上は増加。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/07