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前場に注目すべき3つのポイント~中小型株を中心としたテーマ株物色などでの短期的な値幅取り狙い

2020/12/4 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株を中心としたテーマ株物色などでの短期的な値幅取り狙い 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:中小型株を中心としたテーマ株物色などでの短期的な値幅取り狙い ■ノーリツ、20/12上方修正 営業利益42.0億円←28.0億円 ■前場の注目材料:りそなHD、中堅・中小向け事業承継支援ファンド設立 ■中小型株を中心としたテーマ株物色などでの短期的な値幅取り狙い 4日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうである。3日の米国市場ではNYダウが85ドル高だった。週次新規失業保険申請件数が前回から予想以上に減少したことを好感した。また、追加経済対策を巡り民主党のペロシ下院議長が共和党のマコーネル院内総務に協議再開を呼びかけ、合意期待が高まったことが材料視された。民主党のペロシ下院議長と共和党のマコーネル上院院内総務が追加経済対策を巡り交渉を再開したとの報道を好感した買いも強まっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の26710円。円相場は1ドル103円80銭台と円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行で始まりそうである。米国では追加経済対策の合意期待が高まっているが、為替市場では円高に振れて推移していることもあり、相場の重石になりやすい。また、新規失業保険申請件数の減少についてはコロナ禍において労働市場が回復をみせているといった見方になりそうだが、週末に雇用統計の発表を控えていることが手掛けづらくさせそうである。また、ワクチン承認への期待が高まるなか、ファイザーが年内の供給目標を引き下げたと伝わっており、これも手掛けづらくさせる要因であろう。 物色の流れはインデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況であるが、先物市場では来週のメジャーSQに向けたロールオーバーが中心になりつつあり、大きくポジションを取りに行く動きはなく、短期的な売買に限られそうである。そのため、大きなトレンドは出難いと考えられ、中小型株を中心としたテーマ株物色などでの短期的な値幅取り狙いの売買に向かいやすいだろう。 また、米国では景気敏感株への物色がみられており、東京市場においても昨日は景気敏感株への物色がみられていた。ただし、グロースからバリュー株といった明確なシフトというよりは日々のリバランスにとどまっており、大きな変化は限られよう。基本的にはメジャーSQを控えていることから、このタイミングでポジションを大きく変えてくる可能性は考えづらく、シフトするとしてもSQ通過後、若しくは米国でのワクチン供給後の米国市場の反応、さらにテスラのS&P500への組み入れ後の需給状況を見てからでも遅くないだろう。 昨日はマザーズ指数が弱かったが、それでも25日線が支持線として意識されており、年末に向けたIPOラッシュで回転が効きやすくなることから、中小型株での個人主体の売買は活発化してこよう。 ■ノーリツ、20/12上方修正 営業利益42.0億円←28.0億円 ノーリツ<5943>は2020年12月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1900億円から1830億円に下方修正。一方で各利益は上方修正となり、営業利益は28億円から42億円に修正している。不採算分野である住設システム分野からの撤退と、ノーリツ単体における希望退職を実施し、固定費・変動費の削減に取り組み、損益分岐点売上高の引き下げに努めた。営業利益はコンセンサス(35億円程度)を上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26809.37、+8.39) ・NYダウは上昇(29969.52、+85.73) ・ナスダック総合指数は上昇(12377.18、+27.82) ・原油先物は上昇(45.64、+0.36) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・りそなHD<8308>中堅・中小向け事業承継支援ファンド設立 ・双日<2768>航空機部品再利用、蘭社の株式取得 ・ダイセル<4202>米拠点集約、インフレーター、収益力改善 ・アイシン精機<7259>30年度エネ事業売上高1200億円、エネファーム拡販 ・三相電機<6518>子会社の岩谷電機を吸収、来年4月、経営資源を一体化 ・eBASE<3835>食品ラベル表示チェックを自動化、回収事故防止 ・日本製鉄<5401>NECと製鉄所監視の基盤構築、AI使い異常検知 ・三菱ケミHD<4188>政投銀から300億円借り入れ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・10月小売売上高(9月:前月比-1.1%) 《ST》
関連銘柄 9件
2768 東証プライム
4,237
5/17 9:19
+27(%)
時価総額 1,060,521百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3835 東証プライム
689
5/17 9:18
-11(%)
時価総額 32,497百万円
パッケージソフト開発会社。商品情報管理ソフト「eBASE」を開発、販売する。食品業界に強みを持つ。住宅や日用品等の分野へも提供。今期3Q累計は食品業界や日雑業界向けが堅調に推移。住宅業界向けをカバーした。 記:2024/02/02
4188 東証プライム
823.3
5/17 9:19
+5.8(%)
時価総額 1,240,127百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4202 東証プライム
1,600
5/17 9:19
+11.5(%)
時価総額 484,709百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
5401 東証プライム
3,265
5/17 9:19
+22(%)
時価総額 3,102,798百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5943 東証プライム
1,758
5/17 9:19
-2(%)
時価総額 89,303百万円
住宅設備機器メーカー。ガス風呂釜や給湯機器、キッチン、床暖房、太陽熱エネルギーなどを展開。23.12期通期は海外事業が増収。ニュージーランド向けタンクレス給湯器等が販売順調。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/02/25
6518 東証スタンダード
1,069
5/17 0:00
±0(%)
時価総額 4,957百万円
ポンプとモータの専業メーカー。ポンプ・モータ応用製品も。24.3期3Q累計は産業機械用モータが冴えず。半導体装置用ポンプは受注軟化も手持ち案件の消化や価格改定が進んで収益確保。通期では営業益反落の見込み。 記:2024/02/08
7259 東証プライム
5,631
5/17 9:19
+21(%)
時価総額 1,659,315百万円
自動車部品大手。パワトレ機器やブレーキ部品に強み。トヨタ系列。電動車向け製品を強化中。日本は黒字転換。電動ユニットなどの販売台数増、構造改革効果などが寄与。中国や欧州は堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
8308 東証プライム
1,001
5/17 9:19
-3(%)
時価総額 2,403,381百万円
大手金融持株会社。りそな銀行や埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループを中核に、銀行業務やカード、信用保証等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益等が堅調も、経常費用が増加した。 記:2024/02/01