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新興市場見通し:市場は「新興ハイテク株選好」へ、決算も期待つなぐ内容に

2020/11/7 15:00 FISCO
*15:00JST 新興市場見通し:市場は「新興ハイテク株選好」へ、決算も期待つなぐ内容に 今週の新興市場では、日経平均と同様にマザーズ指数が大きく上昇した。週初は11月3日の休場と米大統領選を前に、買い持ち高を減らすための売りが続いた。しかし、米大統領選を通過すると日米株は大きく上昇し、新興市場でも買い安心感が広がって投資資金が再流入した。米長期金利の反落や世界的な新型コロナウイルスの感染再拡大などから、ハイテク関連を中心としたグロース(成長)株が選好されたこともマザーズ銘柄の追い風となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+5.9%であったのに対して、マザーズ指数は+6.1%、日経ジャスダック平均は+1.8%だった。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で2.6%高。前の週末に発表した第1四半期決算は、2四半期連続で営業黒字を確保した。SaaS企業のフリー<4478>は同9.2%高、ラクス<3923>は同11.5%高となり、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を意識した物色も再び活発となった。売買代金上位ではJストリーム<4308>や直近上場のプレミアアンチエイジング<4934>、Retty<7356>、カラダノート<4014>などが大幅高。また、リアルワールド<3691>が週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、Sansan<4443>は同1.0%安となり、プロパティデータバンク<4389>やファンデリー<3137>が下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同4.1%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同7.8%高となった。ワークマンは10月既存店売上が好調で、ハーモニックは産業用ロボット向けの需要回復期待が高まったようだ。売買代金上位ではテラ<2191>などが買われ、グローム・HD<8938>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、前の週に急伸したセプテーニ・HD<4293>はやや利益確定売り優勢となり、テクノホライゾン<6629>やジーダット<3841>が下落率上位に顔を出した。 来週の新興市場では、マザーズ指数の一段の上昇に期待したい。今週末にかけて日経平均が終値ベースでバブル崩壊後の戻り高値を更新し、投資資金が主力大型株に向かう場面もあった。しかし、米選挙情勢を巡っては「バイデン大統領、ねじれ議会誕生」との見方が強まっており、金融市場では「株高、米長期金利低下、円高」が進むとみられている。新型コロナ再拡大に伴う主要国での追加金融緩和の思惑なども絡み、再び新興ハイテク株に投資資金が向かう環境となりつつある。 来週は、11月9日にワークマン、10日にJTOWER<4485>、11日にフリー、AI inside<4488>、そーせいグループ<4565>、ハーモニック、12日に日本マクドナルドHD<2702>、ラクス、ユーザベース<3966>、NITTOKU<6145>、13日にカオナビ<4435>、ギフティ<4449>、BASE<4477>、メドレー<4480>、フェローテックHD<6890>などが決算発表を予定している。先に業績上方修正を発表したラクスは足元で再び上場来高値(株式分割考慮後)に迫る動き。社会全体のデジタル化進展を背景に、他の新興ハイテク株も期待をつなぐ好決算となりそうだ。 IPO関連では、来週も新規上場企業こそないものの、11月案件のブックビルディングが進行する。アララ<4015>が11月10日、MITHD<4016>が12日、ジオコード<7357>が13日まで。月間5社と件数が少ないため、忘れず対応しておきたい。 《FA》
関連銘柄 30件
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時価総額 51百万円
樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27
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国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
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食品宅配会社。栄養士が作った健康食の宅配や健康食の通販、冷凍食宅配等のサービスに加え、カタログの広告枠販売、レシピサイトの運営を行う。今期3Q累計は健康食宅配が足踏みも、冷凍食宅配が堅調に推移した。 記:2024/04/09
3691 東証グロース
575
5/2 14:56
-6(%)
時価総額 2,122百万円
デジタルマーケティングやデジタルギフトなどを展開。NFTデジタルギフトも事業領域。給与前払いサービス「即払い」などに注力。デジタルマーケティング事業は伸長。増収効果等により、24.9期1Qは黒字転換。 記:2024/02/24
3841 東証スタンダード
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時価総額 4,594百万円
半導体や液晶パネル等の微細加工部品を設計するための電子系CADソフトを開発。パワー半導体向け製品の開発力強化を図る。製品及び商品売上、ソリューション売上は足踏み。法人税等は減少。24.3期3Qは最終増益。 記:2024/02/03
3923 東証プライム
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経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
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時価総額 55,491百万円
法人向け経済情報プラットフォーム「SPEEDA」を中心としたSaaSビジネスを展開。経済メディア「NewsPicks」の運営も。米投資会社がTOB実施。TOB価格は1500円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/12/15
4014 東証グロース
501
5/2 15:00
+3(%)
時価総額 3,160百万円
妊娠育児ママ向けアプリ提供や、妊娠育児世帯向けサービス提供企業へのプロモーション支援を展開。陣痛間隔計測アプリや予防接種管理ツールなどに定評。ストック型ビジネスの契約者数を積上げ、1Qは営業黒字転換。 記:2024/01/28
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4293 東証スタンダード
465
5/2 15:00
+2(%)
時価総額 98,152百万円
大手インターネット広告代理店。デジタル広告の販売と運用、マーケティング支援等が主力。就職・採用プラットフォーム事業等も。デジタルマーケティング事業は既存案件が拡大。23.12期通期純利益は会社計画超過。 記:2024/03/04
4308 東証グロース
376
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 10,549百万円
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4385 東証プライム
1,766.5
5/2 15:00
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4389 東証グロース
1,300
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時価総額 7,713百万円
不動産管理クラウドサービスを提供する不動産テック企業。REIT向けに強み。不動産関連アプリの開発を推進し、「不動産DXプラットフォーム」の早期実現に意欲。売上計上の後ろ倒しもあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/29
4435 東証グロース
1,452
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時価総額 16,800百万円
人材マネジメントサービス会社。社員の顔や名前、経験、スキル、評価等を管理するタレントマネジメントシステム「カオナビ」を提供。利用企業数は2桁増。解約率は低水準維持。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/02/22
4443 東証プライム
1,484
5/2 15:00
+13(%)
時価総額 185,530百万円
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4449 東証プライム
1,180
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時価総額 34,019百万円
各種eギフトサービスの企画開発、運営等を手掛ける。法人向けが主力。地域通貨サービス等も。gifteeサービスの会員数は214万人。法人向けは大型案件受注で売上伸長。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/02/25
4477 東証グロース
270
5/2 15:00
-4(%)
時価総額 30,237百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,815
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時価総額 160,109百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
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時価総額 116,092百万円
医療・介護領域に特化の人材紹介サービスを展開。遠隔診療システムや電子カルテも。人材プラットフォーム事業は好調。顧客事業所数は32.6万件と2桁増。営業外収益は増加。23.12期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/01/27
4485 東証グロース
3,385
5/2 15:00
+30(%)
時価総額 86,866百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4488 東証グロース
6,100
5/2 15:00
+60(%)
時価総額 24,388百万円
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4565 東証プライム
1,519
5/2 15:00
+25(%)
時価総額 124,441百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
763
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 6,654百万円
ファブレス化粧品メーカー。基礎化粧品を開発販売。クレンジング市場でトップシェア。「DUO」と「CANADEL」の2ブランドを手掛け、「ザクレンジングバーム」で成長。アンチエイジング事業停滞し中間期は一服。 記:2024/03/29
6145 東証スタンダード
1,969
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時価総額 35,637百万円
精密FAメーカー。コイル自動巻線機で世界トップシェア。巻線機を組み込んだ大量生産向け多軸・全自動システムで競争力を発揮。海外拠点への移管により生産効率化を推進。受注残高過去最高更新で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
3,965
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時価総額 381,889百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6629 東証スタンダード
537
5/2 15:00
+1(%)
時価総額 11,311百万円
電子黒板や書画カメラを開発・販売。車載機器やFA関連機器も手掛ける。映像&IT事業は損益改善。電子黒板は販売伸び悩むが、シンガポール子会社の販売が堅調。販管費は減少。24.3期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/26
2,924
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-61(%)
時価総額 137,255百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7356 東証グロース
159
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±0(%)
時価総額 2,344百万円
実名型グルメプラットフォーム「Retty」を運営。点数評価のない口コミに特徴。店舗から得る月額課金収入とメディアでの広告収入が収益源。広告コンテンツの大型案件獲得もあり、24.9期1Qは増収・赤字幅縮小。 記:2024/02/23
7564 東証スタンダード
3,830
5/2 15:00
-75(%)
時価総額 313,474百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
656
5/2 15:00
+38(%)
時価総額 5,937百万円
事業継承ビジネス会社。医療関連に特化し、病院経営支援や不動産バリューアップ、コンソリデーション支援等のサービスを行う。今期3Q累計は医療関連事業が足踏みとなった。連結子会社の貸倒引当金も重しとなった。 記:2024/04/03