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前場に注目すべき3つのポイント~24000円意識から調整場面での押し目買い意欲は強い

2020/11/5 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~24000円意識から調整場面での押し目買い意欲は強い 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:24000円意識から調整場面での押し目買い意欲は強い ■ケーズHD、21/3上方修正 営業利益400億円←358億円 ■前場の注目材料:ソフトバンク、5—6G投資、10年で2.2兆円 ■24000円意識から調整場面での押し目買い意欲は強い 5日の日本株市場は日経平均の24000円回復を意識した相場展開になろう。4日の米国市場は続伸となり、NYダウは367ドル高だった。大統領選の行方は不明だが、共和党が上院過半数を維持する可能性が強まったため、最終的にバイデン氏が勝利した場合でも民主党が提示している増税や規制強化は大きく進展しないとの期待が高まった。また、連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を受け、連邦準備制度理事会(FRB)が当面、大規模緩和を維持するとの思惑やマコーネル上院院内総務が追加経済策を年内に取り組む姿勢を示したことも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の23885円。円相場は1ドル104円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行となり、買い一巡後はこう着感が強まることになりそうだが、日経225先物はナイトセッションで24000円を回復する場面がみられており、先高期待は高まりそうである。大統領選の最終結果は判明しておらず、本日も日中の報道を受けたグローベックスの米株先物の動向には注視する必要はある。また、決算シーズンの中で機関投資家は積極的には動きづらく、短期筋のヘッジファンドによる仕掛け的な売買に振らされやすいところであろう。ただし、24000円回復が意識されるなか、売り越し基調にある海外勢によるヘッジニーズは高いと考えられ、調整場面での押し目買い意欲は強く、徐々に下値を切り上げてくる可能性はありそうだ。 また、昨日はナスダック100先物の急伸をきっかけにマザーズ先物が買われ、これに伴いマザーズの時価総額上位や直近IPO銘柄などへの物色が再燃した。本日も大統領選の開票動向に関連した報道を受けたグローベックスの米株先物の動向次第の面はありそうだが、バイデン氏が勝利した場合でも民主党が提示している増税や規制強化は大きく進展しないとの見方がされており、大型テック株の見直しへの思惑からマザーズ銘柄への物色が強まる展開が意識されそうである。 そのほか、米バイオジェンが40%を超える上昇となっている。エーザイ<4523>と共同開発するアルツハイマー治療薬の有効性について米食品医薬品局(FDA)が前向きに評価したと伝わったことが要因である。エーザイついてもADR市場で大きく上昇しており、バイオ株への波及がみられるかが注目されるところであろう。その他は、決算を手掛かりとした個別での物色が続くことになりそうだ。 ■ケーズHD、21/3上方修正 営業利益400億円←358億円 ケーズHD<8282>は2021年3月期業績予想の修正を発表。売上高は7400億円から7650億円、営業利益は358億円から400億円に上方修正している。テレワークの普及によってパソコンおよび周辺機器、巣ごもり需要によって4K・8K大型テレビや生活家電などが引き続き好調に推移するものと見込んでいる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23695.23、+399.75) ・NYダウは上昇(27847.66、+367.63) ・ナスダック総合指数は上昇(11590.78、+430.21) ・シカゴ日経225先物は上昇(23885、大阪比+145) ・SOX指数は上昇(2384.22、+81.49) ・VIX指数は低下(29.57、-5.98) ・原油先物は上昇(39.15、+1.49) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・ソフトバンク<9434>5—6G投資、10年で2.2兆円 ・メルカリ<4385>フリマ商品をポスト発送、日本郵便と共同 ・日産自<7201>全方位運転支援標準化、米で10車種 ・ブリヂストン<5108>15日に南ア工場を閉鎖、労組などと合意 ・楽天<4755>楽天モバイル、MNP手数料無料、本人確認完全オンライン ・日立<6501>日立「ルマーダ」連携、業界超え24社が参加 ・大日本印刷<7912>抗ウイルス剤両面に塗布した非接触ICカード開発 ・武田薬<4502>国内ビジネス再編、消化器疾患など5領域、ユニット制導入 ・NISSHA<7915>オリンパスの工場買収完了、医療機器部品で北米攻勢 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・9月貿易収支(予想:+37.00億豪ドル、8月:+26.43億豪ドル) 《ST》
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世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
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時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
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大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
7915 東証プライム
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IMD、転写箔、蒸着紙等を手掛ける産業資材が柱。フィルムタッチセンサー、低侵襲医療用手術機器等も。1929年創業。京都府京都市に本社。旧社名は日本写真印刷。産業資材事業では生産性、効率性の改善進む。 記:2024/10/12
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時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05