マーケット
4/23 15:15
37,552.16
+113.55
38,503.69
+263.71
暗号資産
FISCO BTC Index
4/24 7:25:28
10,290,233
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:外部環境不透明でも反騰に向け準備着々、IPOも好調維持

2020/10/31 15:08 FISCO
*15:08JST 新興市場見通し:外部環境不透明でも反騰に向け準備着々、IPOも好調維持 今週の新興市場では、マザーズ指数が2週連続で大幅な下落となった。前の週からの株価急落で損失覚悟の売りが続いた。好業績株を中心に押し目買いが入ったり、直近IPO銘柄に短期の値幅取りを狙った物色が向かったりする場面も見られたが、週末になると11月3日に控える米大統領選を睨み買い持ち高を減らす動きが一段と広がった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-2.3%であったのに対して、マザーズ指数は-6.1%、日経ジャスダック平均は-2.0%だった。マザーズ指数は1200ptを割り込んで週末の取引を終えている。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で10.2%安。週末に第1四半期決算発表が控えていた。フリー<4478>が同2.1%安、ラクス<3923>が同4.0%安とその他時価総額上位も全般軟調。ただ、弁護士ドットコム<6027>は電子契約サービスの伸びが好感され、同0.9%安と底堅かった。また、売買代金上位ではジーエヌアイグループ<2160>やBASE<4477>が売りに押され、リビン・テクノロジーズ<4445>などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、業績上方修正を発表したJMDC<4483>は同10.1%。マクアケ<4479>やJストリーム<4308>も好業績を受けて大きく買われ、松屋アールアンドディ<7317>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同1.4%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同1.3%高となったものの、出前館<2484>は同7.1%安とまちまち。また、直近上場のアースインフィニティ<7692>が売られ、No.1<3562>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。一方、好決算のセプテーニ・HD<4293>は急伸し、ディーエムソリューションズ<6549>が上昇率トップとなった。IPOでは4社が新規上場し、カラダノート<4014>は公開価格の4.2倍となる初値を付けた。Retty<7356>など他の3社もしっかりした初値形成だった。 来週の新興市場では、引き続き11月3日の米大統領選、それに欧米での新型コロナウイルス感染状況など外部環境睨みの相場展開を強いられるだろう。米大統領選を巡っては早期に結果が判明するのかも含め不透明感が強く、積極的な買いが手控えられる要因となってしまっている。但し、銘柄ごとにまだ濃淡があるとはいえ、信用買い残の整理が進み値動きの落ち着いてきた銘柄も多い。好決算に対する株価反応も全般良好で、不透明感が後退したのちの反騰に向けた状況が整いつつある。 来週は、11月4日にミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>、5日にJMDC、オリコン<4800>、モダリス<4883>、フルヤ金属<7826>、6日にスペースマーケット<4487>、オンコリスバイオファーマ<4588>、新日本製薬<4931>、東洋合成工業<4970>、ナカニシ<7716>などが決算発表を予定している。前述のとおりJMDCは業績上方修正を発表済み。また、今週末に発表されたメルカリの第1四半期決算は黒字転換となった。既に発表済みの弁護士コム、マクアケなどの決算を見ても、新興ハイテク企業の成長期待は根強く続きそうだ。 IPO関連では、11月19日マザーズ上場のアララ<4015>まで2週間近く間が空くこととなる。そのアララは4日から、またMITHD<4016>(25日ジャスダック上場)は6日からそれぞれブックビルディング期間に入る。 《FA》
関連銘柄 29件
2160 東証グロース
2,484
4/23 15:00
-1(%)
時価総額 117,960百万円
創薬ベンチャー。中国を拠点に、新薬探索や臨床開発から製造、販売まで一貫して行う。ライセンス供与等も。医薬品事業は伸長。主力医薬品「アイスーリュイ」の売上収益が過去最高。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/03/05
2484 東証スタンダード
290
4/23 15:00
-13(%)
時価総額 38,209百万円
フードデリバリー専門サイトを運営。配達代行サービスに強み。アクティブユーザー数は618万人。スポーツチームなどとの連携強化を図る。売上原価の適正化は順調に進む。販管費は減少。24.8期1Qは損益改善。 記:2024/02/03
3562 東証スタンダード
916
4/23 15:00
+6(%)
時価総額 6,180百万円
情報セキュリティ機器を開発・製造・販売。OA機器や情報通信端末の販売も。中小企業向けに強み。24.2期3Q累計は情報セキュリティ機器の販売堅調。だが販管費増が利益の重石に。通期では営業最高益・増配を計画。 記:2024/02/07
3923 東証プライム
1,613.5
4/23 15:00
-20.5(%)
時価総額 292,392百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
4014 東証グロース
502
4/23 15:00
+2(%)
時価総額 3,167百万円
妊娠育児ママ向けアプリ提供や、妊娠育児世帯向けサービス提供企業へのプロモーション支援を展開。陣痛間隔計測アプリや予防接種管理ツールなどに定評。ストック型ビジネスの契約者数を積上げ、1Qは営業黒字転換。 記:2024/01/28
4293 東証スタンダード
435
4/23 15:00
+3(%)
時価総額 91,820百万円
大手インターネット広告代理店。デジタル広告の販売と運用、マーケティング支援等が主力。就職・採用プラットフォーム事業等も。デジタルマーケティング事業は既存案件が拡大。23.12期通期純利益は会社計画超過。 記:2024/03/04
4308 東証グロース
370
4/23 15:00
+1(%)
時価総額 10,381百万円
企業向け動画配信プラットフォームを提供。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。EVC領域(医薬)は足踏み。24.3期3QはOTT領域が増収。専門チャンネルの運用・保守業務等が順調。 記:2024/02/04
4385 東証プライム
1,749.5
4/23 15:00
-28(%)
時価総額 281,444百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
1,377
4/23 15:00
+5(%)
時価総額 20,557百万円
「みんなの株式」や「株探」など投資家向け情報サイトを運営。日本経済新聞社と資本業務提携。24.3期2Qは大幅増収。メディア事業が牽引。24年春を目途にデジタル金融サービス「ライブドアバンク」を開始へ。 記:2024/01/16
4445 東証グロース
1,998
4/23 12:59
-1(%)
時価総額 2,681百万円
リビンマッチ等のマッチングプラットフォーム、SMSハンター等のDXクラウドを手掛ける。月間平均クライアント数は2200社。外壁塗装DX「ぬりマッチ」などに積極投資。24.9期1Q売上高は過去最高。 記:2024/04/17
4477 東証グロース
274
4/23 15:00
-1(%)
時価総額 30,685百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,738
4/23 15:00
-30(%)
時価総額 155,729百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4479 東証グロース
705
4/23 15:00
-2(%)
時価総額 8,861百万円
応援購入型クラウドファンディングサイトを運営。ユーザーデータを用いた大企業向け新商品開発コンサルティングも展開。応援購入総額は増加。プロジェクト単価は引き続き上昇。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/02/10
4483 東証プライム
3,194
4/23 15:00
+78(%)
時価総額 194,521百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4487 東証グロース
313
4/23 15:00
+11(%)
時価総額 3,726百万円
不動産サービス会社。会議やテレワーク、パーティ等を目的としたスペースのシェアリングサービスを提供。月間利用スペース数は2桁増。1人当たり取扱高は増加。売上原価減少。23.12期3Qは2桁増収、黒字転換。 記:2024/01/16
717
4/23 15:00
+30(%)
時価総額 14,543百万円
ウイルス遺伝子改変技術を用いてがん治療薬を開発する「ウイルス創薬」バイオベンチャー。テロメライシンは富士フイルム富山化学と国内販売提携契約を締結。研究開発費は増加。23.12期通期は米国売上が増加。 記:2024/02/25
4800 東証スタンダード
791
4/23 14:59
-1(%)
時価総額 11,962百万円
エンタメ情報サービス会社。音楽等のランキング情報の提供に加え、ニュース配信、データベースの提供、音楽や電子書籍のサイトを運営する。今期3Q累計は顧客満足度調査やニュース配信が足踏み。人件費等が増加した。 記:2024/02/23
4883 東証グロース
77
4/23 15:00
-2(%)
時価総額 2,585百万円
創薬ベンチャー。独自のゲノム編集技術による遺伝性遺伝子疾患の治療薬の研究開発や技術提供を行う。MDL-101がリードプログラム。研究開発費は増加。減損損失の減少等により、23.12期通期は最終損益改善。 記:2024/03/05
4931 東証プライム
1,692
4/23 15:00
+8(%)
時価総額 36,979百万円
化粧品や健康食品を開発・販売。製造は外部に委託。通販を軸に直営店販売や卸売も。24.9期1Qは健康食品の好調続く。化粧品は新製品が牽引。現法設立の米国は2Qからテスト展開開始へ。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/04/12
4970 東証スタンダード
8,020
4/23 15:00
+130(%)
時価総額 65,307百万円
半導体、液晶ディスプレー向けフォトレジスト感光材等を手掛ける。先端フォトレジスト向け感光性材料で世界トップシェア。感光性材料事業は半導体向け材料の伸び悩みなどが響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/25
6027 東証グロース
3,035
4/23 15:00
-35(%)
時価総額 67,614百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
3,840
4/23 15:00
+80(%)
時価総額 369,850百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6549 東証スタンダード
1,418
4/23 15:00
-22(%)
時価総額 3,985百万円
マーケティングサービス会社。DMの企画やデザイン、印刷、封入、インターネット広告、商品の保管、管理、配送代行を行う。ECも展開する。今期3Q累計はDM発送サービスが堅調。インターネット事業は回復した。 記:2024/03/08
7317 東証グロース
668
4/23 15:00
-5(%)
時価総額 14,120百万円
血圧計腕帯や自動車安全装置縫合システムを展開。各種工業用ミシン製造や縫製品製造OEMに加え、カーシート、エアバッグなど縫製品の製造も事業領域。全セグメント好調や円安恩恵もあり、3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/23
7356 東証グロース
155
4/23 15:00
+1(%)
時価総額 2,285百万円
実名型グルメプラットフォーム「Retty」を運営。点数評価のない口コミに特徴。店舗から得る月額課金収入とメディアでの広告収入が収益源。広告コンテンツの大型案件獲得もあり、24.9期1Qは増収・赤字幅縮小。 記:2024/02/23
7564 東証スタンダード
3,925
4/23 15:00
+35(%)
時価総額 321,249百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
7692 東証スタンダード
96
4/23 15:00
±0(%)
時価総額 10,573百万円
新電力会社。中小企業や一般家庭向け中心に電力やガスを提供。電子機器の提供等も手掛ける。電気契約件数は4万835件。ガス契約件数は6393件。エネルギー事業は伸び悩む。24.7期1Qは電子機器事業が増収。 記:2024/01/16
7716 東証スタンダード
2,270
4/23 15:00
+20(%)
時価総額 213,968百万円
大手科医療用機器メーカー。エアータービンやコントラアングル、治療用モーター等を国内外に提供。歯科事業は国内外全ての地域で売上が増加。M&A効果などで機工事業は売上伸長。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/04/17
7826 東証プライム
11,100
4/23 15:00
-140(%)
時価総額 93,939百万円
素材メーカー。イリジウムやルテニウムなど加工難易度の高い希少貴金属を手掛け、プラチナグループメタルを用いた工業製品を製造。医療用シンチレーター向けイリジウムルツボを拡販。ケミカル停滞で中間期は足踏み。 記:2024/03/25