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前場に注目すべき3つのポイント~米追加経済対策の合意に向けた再協議の結果待ち

2020/10/21 8:57 FISCO
*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~米追加経済対策の合意に向けた再協議の結果待ち 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米追加経済対策の合意に向けた再協議の結果待ち ■ローム、2Q上方修正 営業利益126億円←70億円 ■前場の注目材料:日本触媒<4114>仏社と化粧品素材で共同研究、新工場も検討 ■米追加経済対策の合意に向けた再協議の結果待ち 21日の日本株市場は、米国の追加経済対策の協議の結果を見極める展開になりそうだ。20日の米国市場ではNYダウが113ドル高となった。9月住宅着工件数の増加を好感し寄り付き後上昇した。民主党のペロシ下院議長が追加経済対策を巡りトランプ政権と大統領選挙前の合意の期限である本日中の合意に楽観的な見解を示すと上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の23590円。円相場は1ドル105円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買い優勢の展開になりそうだ。その後は米国の追加経済対策の合意に向けた再協議の行方が注目されることになり、結果次第では先物主導で大きくふれやすい展開が意識されそうだ。ムニューシン財務長官とペロシ下院議長による電話協議は米国東部時間20日の午後3時から行われており、日本のザラ場中に関連する報道が出やすいだろう。この報道によってグローベックスの米株先物のほか、それを受けた日経先物の動向に市場の関心が集まりやすいところ。 大統領選挙前の合意は厳しいとの見方がコンセンサスとはいえ、合意先送りとのヘッドラインが出てくるようであれば、売りアルゴが発動することになりそうだ。一方で合意となれば、足元で23500円での底固めが続いている日経平均はショートカバーを誘う格好となり、リバウンド基調が強まりやすくなると考えられる。米大統領選通過までは大きくポジションを傾ける動きは期待しづらいとはいえ、ショートカバーが日経平均を押し上げてくる可能性はありそうだ。 また、10月下旬から決算発表が本格化してくるが、直近では保守的な通期計画を上方修正する動きが目立ってきている。業績悪化見通しで低迷していた企業などは減益幅が縮小する動き等も出てくる可能性があるため、売られ過ぎ銘柄への修正リバウンドも次第に意識されてくるだろう。そのほか、連日のように菅新政権による政策が伝わっており、関連するテーマ株の循環物色も続くことが期待されよう。 ■ローム、2Q上方修正 営業利益126億円←70億円 ローム<6963>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1600億円から1680億円、営業利益は70億円から126億円に上方修正している。新型コロナウイルス感染拡大の影響により依然として厳しい状況が続いたが、自動車生産台数が想定よりも早い回復傾向を辿ったこと、巣ごもりやテレワークの普及に伴う需要の拡大がみられたこと等により、想定を上回って推移した。2021年3月期通期の業績見通しについては、現在策定中であり、第2四半期決算短信にて発表する。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(28308.79、+113.37) ・ナスダック総合指数は上昇(11516.49、+37.61) ・シカゴ日経225先物は上昇(23590、大阪比+60) ・原油先物は上昇(41.70、+0.64) ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・日本触媒<4114>仏社と化粧品素材で共同研究、新工場も検討 ・ユーグレナ<2931>コロナ抗体濃度を推定、検査サービス開始 ・豊田通商<8015>ケニア企業に出資、バス運行管理提供 ・双日<2768>米スタートアップに出資、炭素繊維構造物を製造 ・日本精工<6471>電動車向け軸受開発、グリース改良し摩擦低減 ・アルプスアルパイン<6770>東海理化とHMIで共同開発 ・ソフトバンク<9434>AI人材育成で100人に100万円 ・積水化<4204>蘭に新工場、FFU製枕木の採用拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 桜井日銀審議委員あいさつ(福井) ・桜井日銀審議委員会見 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 9件
2768 東証プライム
3,909
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時価総額 978,423百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
2931 東証プライム
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時価総額 72,856百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
4114 東証プライム
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時価総額 250,614百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4204 東証プライム
2,226
6/28 15:00
+10.5(%)
時価総額 1,031,767百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
6471 東証プライム
781.7
6/28 15:00
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時価総額 430,926百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6770 東証プライム
1,536.5
6/28 15:00
-5.5(%)
時価総額 336,925百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6963 東証プライム
2,150
6/28 15:00
+5(%)
時価総額 885,800百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
8015 東証プライム
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6/28 15:00
+13(%)
時価総額 3,326,716百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
9434 東証プライム
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6/28 15:00
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時価総額 9,404,346百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04