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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後はこう着感が強まりやすく、週末モードといった展開に

2020/9/28 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後はこう着感が強まりやすく、週末モードといった展開に 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいが、配当志向の物色で底堅く ■ニトリHD、21/2上方修正 営業利益1329億円←1122億円 ■前場の注目材料:三菱電機、ローカル5G実証急ピッチ、東芝・日立、製造現場を高度化約 ■買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいが、配当志向の物色で底堅く 28日の日本株市場は買い優勢の相場展開になりそうだ。25日の米国市場は、NYダウが358ドル高だった。欧米の一部で新型コロナウイルスが再び拡大していることに加えて、予想を下回った8月耐久財受注速報値が嫌気され売りが先行。その後、ムニューシン財務長官とペロシ下院議長が追加経済救済策を巡る交渉の再開で合意したとの報道を受けて、引けにかけて切り返しをみせている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の23165円。円相場は1ドル105円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行することになろう。日経225先物はナイトセッションの高値で取引を終えていることもあり、短期筋のショートカバーを誘う流れも意識されやすい。買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいと考えられるが、9月決算期末の権利付き最終日となるため、配当志向の物色が意識されやすく、下値は売り込みづらいところである。一方で先週は先物市場でCTA経由とみられる売りが観測されていたが、コモディティが弱含みで推移していることもあり、買い一巡後はショートを積み上げてくる可能性も意識しておきたいところ。 また、ティックトックの米国での配信禁止措置が発動される期日を控えているほか、大統領選候補者によるテレビ討論会を控えている。ティックトックの配信禁止が避けられるようであればハイテクセクターへのポジティブ材料となる可能性もあり、これを見極めたいところであろう。テレビ討論会ではバイデン氏優位となれば米国市場は売り材料視するとみられているため、テレビ討論会後の米国市場の反応を見極めたいところである。 そのため、積極的な売買は手控えられやすく、これらの影響を受け難い中小型株のほか、バリュー株への資金流入などが意識されやすい。その他、菅新政権による政策に絡んだテーマ株等への物色意欲は強いと考えられる。強いトレンドを形成している銘柄などは一旦利益確定の流れも出てくるとみられるが、一方で押し目狙いの買い意欲も強そうである。 ■ニトリHD、21/2上方修正 営業利益1329億円←1122億円 ニトリHD<9843>は2021年2月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の6532億円から7026億円、営業利益は1122億円から1329億円に上方修正している。コンセンサス(1290億円程度)を上回る。2Qにおいて新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛要請やテレワークの浸透などによる巣ごもり需要の高まりにより、収納整理用品やキッチンダイニング用品、ホームオフィス家具やリビングダイニング家具が売上を牽引し、予想値を大きく上回る結果となった。2Qの好調に加えて、下期に向けて新型コロナウイルス感染症の収束の見通しや、昨年度の消費増税の反動などが依然不透明であることを勘案しての上方修正となる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23204.62、+116.80) ・NYダウは上昇(27173.96、+358.52) ・ナスダック総合指数は上昇(10913.56、+241.30) ・シカゴ日経225先物は上昇(23165、大阪比+135) ・1ドル105円60-70銭 ・SOX指数は上昇(2177.84、+30.42) ・VIX指数は低下(26.38、-2.13) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・トヨタ<7203>HVシステム刷新、ミニバン「ノア」「ヴォクシー」から採用 ・KDDI<9433>携帯料金引き下げ要請、高橋社長「真摯に対応」 ・三菱自<7211>国内で希望退職600人、45歳以上対象に募集 ・大同メタル<7245>VR参入、スペースリーと提携 ・日本郵船<9101>実航海の推進性能保証、JMUと合意、新造船建造契約に導入 ・京セラ<6971>非接触で微少流量計測 ・富士通<6702>SNPと契約、ERP最新版へ移行加速 ・UACJ<5741>車部品の提案型開発加速、テクノロジーセンター設置 ・デンカ<4061>独子会社、ノロウイルスワクチン治験 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
4061 東証プライム
2,295
4/26 15:00
+8.5(%)
時価総額 203,236百万円
化学メーカー。リチウムイオンバッテリーや5G関連の最先端素材、ワクチンや検査試薬、特殊混和剤、肥料、機能性樹脂、食品用包装シート等を提供する。今期3Q累計は民生機器や高圧ケーブル向けが足踏みとなった。 記:2024/04/13
5741 東証プライム
4,655
4/26 15:00
+90(%)
時価総額 224,967百万円
アルミニウムメーカー。アルミニウム圧延品の国内シェアトップ。アルミニウム板製品の生産能力は世界トップクラス。アルミ圧延品事業は収益伸長。販売数量は伸び悩むが、価格改定が寄与。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/22
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7211 東証プライム
472.7
4/26 15:00
+5.6(%)
時価総額 704,456百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
7245 東証プライム
615
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 29,225百万円
自動車エンジン用軸受が柱。船舶エンジン用にも強い。自動車向けの精密金属加工部品やダイカスト品も。24.3期3Q累計は自動車生産回復が追い風。増収効果で販管費増をこなす。減損損失解消。通期増収増益を見込む。 記:2024/02/15
9101 東証プライム
4,205
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,145,244百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9843 東証プライム
21,820
4/26 15:00
+225(%)
時価総額 2,497,146百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09