マーケット
11/14 15:15
38,535.70
-185.96
43,750.86
-207.33
暗号資産
FISCO BTC Index
11/15 12:56:46
13,850,755
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすい

2020/6/5 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすい 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食い優勢も押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすい ■前場の注目材料:積水ハウス、1Q営業利益48.8%増 508億円、マンション販売好調 ■シャープ<6753>スタートアップ製品検査の受託サービス ■利食い優勢も押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすい 5日の日本株市場は、利食い優勢ながらも底堅い相場展開が見込まれる。4日の米国市場ではNYダウが11ドル高だった。米国の失業保険継続受給者数が予想外に増加したため雇用市場の速やかな改善期待が後退、失望感から売りが先行。その後は前日終値を挟んで終始もみ合う展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の22725円。円相場は1ドル109円10銭台と円安に振れて推移している。 昨日は寄り付きをほぼ高値に利食い優勢の展開となっていたが、節目の23000円に接近する中では、いったんは利益確定を進める流れは想定内だろう。また、急ピッチの上昇の中、来週にはメジャーSQを控えているため、ヘッジの動きも出てくると考えられる。米国市場はもみ合いの流れとなったが、これによる利益確定の流れが強まるといった展開は考えづらいところ。 一方で投資主体別売買動向では海外勢が現物と先物合算で、2週連続の買い越しだった。足元でも海外勢の買い越し基調が続いているとみられるため、買い越しに転じている海外勢の需給が下値の堅さにつながりそうである。米雇用統計を控えているため手掛けづらさはありそうだが、積極的に売り仕掛けてくる流れにもなりづらく、新型コロナの影響を大きく受けていたセクターや銘柄などへの循環物色は続こう。 また、週末要因もあって新興市場の中小型株等には、利益確定の流れが強まる可能性がある。ただし、資金回転が効いている需給であり、センチメント悪化にはつながりづらい。一方で、調整局面においては、押し目狙いの資金流入が改めて意識されやすいところであろう。材料等を手掛かりに急伸した銘柄等は、その後も調整幅も大きそうであり、冷静に押し目を狙うスタンスになりそうだ。 その他、日経平均はテクニカル面では上昇する25日線が支持線として機能する形での強いトレンドを形成。過熱感が警戒されるものの、トレンドは強い。上値追いは慎重ながらも調整局面においては押し目買い意欲は強いだろう。これが25日線を割り込み、22000円を下回ってくるようだとセンチメント悪化が警戒されてくるが、それまでは押し目狙いのスタンスで、現在のトレンドに追随する格好だろう。 ■積水ハウス、1Q営業利益48.8%増 508億円、マンション販売好調 積水ハウス<1928>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比25.3%増の580.96億円、営業利益は同48.8%増の508.65億円だった。前期に竣工したタワーマンションの引き渡しが計画通り進捗するなどマンション事業が好調。また、オフィスや商業ビル、賃宅住宅などの保有賃貸物件の入居率が堅調に推移し、都市再開発事業では営業利益率が改善した。通期計画は据え置いており、安心感につながりそうである。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22695.74、+81.98) ・NYダウは上昇(26281.82、+11.93) ・1ドル109円10-20銭 ・SOX指数は上昇(1953.47、+16.00) ・米原油先物は上昇(37.41、+0.12) ・日銀のETF購入 ・世界的な経済活動再開 ・日米欧の大型経済対策 ・コロナ収束後の業績回復期待材料 ・シャープ<6753>スタートアップ製品検査の受託サービス ・ローム<6963>独コンチ系と協力、EV向け部品開発 ・富士フイルム<4901>再生医療VBに出資、iPSで腎疾患治療法開発 ・DIC<4631>スイス社買収、ジェットインク事業拡充 ・ヤマトHD<9064>5月の宅配便15%増、個人宅宛て急増 ・島津製作所<7701>子会社でPCR検査、京都市の登録機関に ・横河電機<6841>日本環境設計に出資、ポリエステル再生で協業 ・東計電算<4746>会計クラウドにタイ語翻訳機能、精度90%超 ・飛島建設<1805>NTT東と協業、現場でデジタル変革 ・神戸製鋼所<5406>AIで溶接“職人技”再現、造船・エネ機器向け ・村田製作所<6981>帝人フロンティアと抗菌剤不要の圧電繊維、人の動きで発電 ・島津製作所<7701>兵庫医科大とがん早期診断システム研究で連携 ・トクヤマ<4043>先進技術事業化で拠点、山口・柳井に来春開設 ・大日本住友製薬<4506>ラツーダ国内販売、うつ症状改善 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 4月家計支出(前年比:-12.8%、3月:-6.0%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
1805 東証プライム
1,439
9/26 15:00
+12(%)
時価総額 27,787百万円
土木に強い中堅ゼネコン。防災関連工事や不動産開発に力注ぐ。収益4Q偏重傾向。24.3期3Q累計は受注、完工高が堅調。だが販管費増が利益の重石に。総還元性向5割目標。今年10月メドに持株会社体制に移行予定。 記:2024/04/15
1928 東証プライム
3,623
11/14 15:30
+4(%)
時価総額 2,480,607百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
4043 東証プライム
2,624
11/14 15:30
-18(%)
時価総額 189,159百万円
1918年創立の総合化学メーカー。苛性ソーダ、ソーダ灰等の製造・販売を行う化成品が主力。セメント、多結晶シリコン、医療診断システム等も手掛ける。電子先端材料等を成長事業に位置付け。化成品等の効率化進める。 記:2024/10/08
4506 東証プライム
591
11/14 15:30
-41(%)
時価総額 235,159百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4631 東証プライム
3,263
11/14 15:30
-32(%)
時価総額 310,497百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
4746 東証スタンダード
4,725
11/14 15:30
-40(%)
時価総額 88,358百万円
ソフトウェア開発、システム運用、ファシリティサービスの情報処理・ソフトウェア開発業務が主力。ハードウェアの機器販売業務、各種事務用機器のリース等も。ソフトウェア開発業務の採算性改善などに取り組む。 記:2024/10/11
3,376
11/14 15:30
+16(%)
時価総額 4,199,329百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5406 東証プライム
1,613.5
11/14 15:30
-17(%)
時価総額 639,504百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
6753 東証プライム
1,012.5
11/14 15:30
+1.5(%)
時価総額 658,537百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6841 東証プライム
3,540
11/14 15:30
+25(%)
時価総額 950,933百万円
生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器等の制御事業が主力。1915年創立。波形測定器、光通信関連測定器等の測定器事業も。分散形制御システムに強み。マテリアル部門は化学、マイニングの顧客基盤拡大図る。 記:2024/10/10
6963 東証プライム
1,446
11/14 15:30
-58(%)
時価総額 583,837百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
6981 東証プライム
2,612.5
11/14 15:30
+14.5(%)
時価総額 5,200,476百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7701 東証プライム
4,412
11/14 15:30
-7(%)
時価総額 1,306,261百万円
クロマト分析システムなどの計測機器事業が主力。1875年創業。医用機器、産業機器、航空機器等も。産業用ターボ分子ポンプで世界シェアトップクラス。京都府京都市に本社。リカーリングビジネスの拡大等に注力。 記:2024/10/08
9064 東証プライム
1,597.5
11/14 15:30
-1(%)
時価総額 575,892百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07