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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株やファーストリテの値動きを見極め

2020/6/1 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株やファーストリテの値動きを見極め 1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ハイテク株やファーストリテの値動きを見極め ■前場の注目材料:日立、20/3営業利益12.3%減6618億円、21/3予想43.8%減3720億円 ■SBIHD、大東銀に出資、福島県内地銀再編に発展も ■ハイテク株やファーストリテの値動きを見極め 1日の日本株市場は、底堅い相場展開になりそうだ。5月29日の米国市場では、NYダウが小幅な下落となったが、ナスダックは120ポイントの上昇となった。トランプ大統領の対中方針に関する会見時間が発表されると、警戒感から一時下げ幅を拡大。大統領の会見では、警戒されていた中国高官を対象とした制裁や旅券発行制限に関する言及がなく、また、米中第1段階貿易協定は続行する見通しとなり、安心感から引けにかけては下げ幅を縮小した。セクター別では、半導体・同製造装置がけん引する格好。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の21950円。円相場は1ドル107円80銭台で推移しており、底堅い相場展開が意識されそうである。一方で、米国では白人警官の暴行による黒人死亡事件で抗議活動が拡大していると伝えられており、上値の重石になりそうである。そのため、米国市場の流れからハイテク株が堅調なスタートをみせてくるかを見極める必要がありそうだ。 また、このところは連日でファーストリテ<9983>が日経平均をけん引する形であり、インデックス買いが断続的に入っているとみられている。ADRでは弱含みで終えていることもあり、指数の下支え役となるかを見極めたいところであろう。もっとも、足元では調整局面では年金資金とみられる資金流入により、底堅さが意識されている。また、短期筋の仕掛け売りが出たとしても、その後速い段階でショートカバーに向かわせており、売り込みづらい需給状況だろう。 ハイテク株やファーストリテの値動きを見極めつつ、一方で、鉄鋼、海運、空運、輸送用機器など、米中対立への警戒感のほか、経済活動再開への期待から足元での見直す流れが強まってくるかを見極めたいところであろう。日経平均は節目の22000円処を挟んでの底堅さが意識されるが、経済活動再開に向けたアフターコロナを意識した物色の流れも意識されやすいだろう。 ■日立、20/3営業利益12.3%減6618億円、21/3予想43.8%減3720億円 日立<6501>の2020年3月期決算は、営業利益が前期比12.3%減の6618.83億円だった。2021年3月期の営業利益は前期比44%減の3720億円になる見通しだと発表した。10年3月期(2021億円)以来、11年ぶりの低水準を見込む。新型コロナウイルスの感染拡大で自動車向けシステムの受注が落ち込む。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(9489.87、+120.88) ・シカゴ日経225先物は上昇(21950、大阪比+140) ・1ドル107円70-80銭 ・SOX指数は上昇(1852.49、+47.83) ・VIX指数は低下(27.51、-1.08) ・米原油先物は上昇(35.49、+1.78) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・世界的な経済活動再開 ・日米欧の大型経済対策 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・デンヨー<6517>福井に塗装新工場、大型機にも対応 ・シャープ<6753>シャープ解体進む、液晶・カメラ部品分社、JDI白山買収の交渉材料に ・SBIHD<8473>大東銀に出資、福島県内地銀再編に発展も ・ダイキン<6367>東大発新興に出資、エアコン設計変革 ・シノプス<4428>自動発注にクラウド版、小規模小売店向け ・日ペHD<4612>東大と10月に大学院講座、次世代塗料研究で協定 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1-3月期法人企業統計調査・設備投資全産業(前年比予想:-5.0%、10-12月期:-3.5%) <海外> ・10:45 中・5月財新製造業PMI(予想:49.7、4月:49.4) 《SF》
関連銘柄 8件
4428 東証グロース
1,201
5/2 15:00
-20(%)
時価総額 7,471百万円
小売業向け需要予測型自動発注システムを提供。AIによる需要予測に強み。24.12期は導入店舗数の拡大を背景に最高業績を計画。配当性向は4割目安。経産省の実証実験で需要予測活用による物流効率化の効果を確認。 記:2024/03/12
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時価総額 2,509,187百万円
塗料世界4位。アジアに強く、中国の建築用で高シェア。配当性向は30%目途。日本は収益伸長。工業用塗料や汎用塗料は売上横ばいだが、自動車用塗料は堅調。23.12期3Qは収益好調。通期利益予想を上方修正。 記:2024/01/27
6367 東証プライム
22,090
5/2 15:00
+55(%)
時価総額 6,474,888百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6501 東証プライム
14,455
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6517 東証プライム
2,483
5/2 15:00
-95(%)
時価総額 56,761百万円
大手発電機・溶接機メーカー。エンジン発電機やエンジン溶接機、エンジンコンプレッサを世界150カ国以上で展開。日本は可搬形発電機の出荷が堅調。防災用非常用発電機も出荷増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/13
6753 東証プライム
834.5
5/2 15:00
+6.5(%)
時価総額 542,765百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
8473 東証プライム
3,768
5/2 15:00
-12(%)
時価総額 1,025,857百万円
ネット証券で国内トップ。銀行、損保、ベンチャー投資、暗号資産などに多角化。バイオ薬の開発も。SBI証券は営業収益、営業利益ともに過去最高。暗号資産事業は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅な増収増益。 記:2024/04/08
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27