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新興市場見通し:マザーズ活況、決算発表ピークで循環物色へ

2020/5/9 15:26 FISCO
*15:26JST 新興市場見通し:マザーズ活況、決算発表ピークで循環物色へ ゴールデンウィークの連休を挟んだ2週間の新興市場では、マザーズ指数の戻りが加速し、取引時間中としては1月24日以来の高値水準を付ける場面があった。5月8日のマザーズ売買代金は2016年5月18日以来、およそ4年ぶりの大きさとなった。国内での新型コロナウイルスの新規感染者減少や欧米での経済活動再開への期待から株式相場全体の地合いが改善。マザーズでは新型コロナへの対応で期待されるバイオ関連株やサービスの利用拡大が見込めるインターネット関連株を中心に投資資金が集まった。なお、4月27日から5月8日までの騰落率は、日経平均が+4.8%であったのに対して、マザーズ指数は+10.8%、日経ジャスダック平均は+3.6%だった。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が当該期間で17.2%高。第3四半期決算では赤字幅が拡大したが、今後の損益改善を期待する声が出てきた。また、物色の柱となったのが新型コロナウイルスワクチンの開発で注目されるアンジェス<4563>で同38.1%高。一時マザーズ時価総額2位に浮上し、全市場で売買代金トップとなる日もあった。その他、当該期間のマザーズ売買代金上位ではUUUM<3990>やAiming<3911>が大幅高。上昇率上位にはヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>などが顔を出した。一方、メドレー<4480>やDelta-Fly Pharma<4598>は利益確定売りがかさみ、下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力もワークマン<7564>が同10.7%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同9.7%高と全般堅調。ただ、ワークマンは決算発表後に売られる場面があった。売買代金上位ではリプロセル<4978>などが買い優勢。また、テラ<2191>が当該期間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、出前館<2484>などは売り優勢で、アクセスグループ・HD<7042>や中京医薬品<4558>が下落率上位に顔を出した。 今週の新興市場では、決算等を手掛かりとした循環物色の流れとなりそうだ。先週までアンジェスのような人気株に資金が集中していたが、これら銘柄は先週末の急落で株式需給が悪化し、目先調整を強いられる可能性がある。とはいえ、新型コロナの影響への懸念から出遅れていた銘柄にも資金が向かい始めており、個人投資家を中心に中小型株への物色意欲は依然として旺盛とみられる。新興企業の決算発表がピークを迎え、物色の手掛かり材料となるだろう。 今週は、5月11日にセリア<2782>、Amazia<4424>、弁護士ドットコム<6027>、メイコー<6787>、12日に日本マクドナルドHD<2702>、ラック<3857>、JTOWER<4485>、東洋合成工業<4970>、自律制御システム研究所<6232>、13日にHENNGE<4475>、そーせいグループ<4565>、ナノキャリア<4571>、メドピア<6095>、14日にラクス<3923>、ユーザベース<3966>、メドレー、ヘリオス<4593>、東映アニメーション<4816>、15日にChatwork<4448>、BASE<4477>、フリー<4478>、ハーモニックなどが決算発表を予定している。期待の高いSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)企業を中心に注目されそうだ。 IPO関連では、連休が明けても新たな新規上場企業は発表されていない。やはり営業活動に制約があるなかで証券各社が引受けに慎重となっており、新規のIPO発表は当面期待できそうにない。 《FA》
関連銘柄 34件
2191 東証スタンダード
2
8/22 15:00
-2(%)
時価総額 51百万円
樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27
2484 東証スタンダード
277
5/10 14:08
+2(%)
時価総額 36,496百万円
フードデリバリー専門サイトを運営。配達代行サービスに強み。アクティブユーザー数は618万人。スポーツチームなどとの連携強化を図る。売上原価の適正化は順調に進む。販管費は減少。24.8期1Qは損益改善。 記:2024/02/03
6,800
5/10 14:08
-20(%)
時価総額 904,128百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
2782 東証スタンダード
2,740
5/10 14:09
-42(%)
時価総額 207,802百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
3857 東証スタンダード
795
5/10 14:02
-17(%)
時価総額 24,878百万円
大手情報サイバーセキュリティ会社。セキュリティ監視センターを拠点に、調査や診断、コンサルティング、監視、運用、ソリューションのサービス、製品の提供を行う。今期3Q累計はセキュリティ、SIともに伸長した。 記:2024/04/12
3911 東証グロース
219
5/10 14:06
-1(%)
時価総額 10,227百万円
スマホゲームを開発・運営する。高度な通信技術が必要な大規模多人数同時接続型ゲームに強み。23.12期通期は2桁増収。「タップハンター~剣と魔法の放置RPG~」の配信を開始。コロプラと資本業務提携。 記:2024/03/04
3923 東証プライム
1,736.5
5/10 14:09
-28.5(%)
時価総額 314,682百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
3966 東証グロース
1,497
2/6 15:00
±0(%)
時価総額 55,491百万円
法人向け経済情報プラットフォーム「SPEEDA」を中心としたSaaSビジネスを展開。経済メディア「NewsPicks」の運営も。米投資会社がTOB実施。TOB価格は1500円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/12/15
3990 東証グロース
406
5/10 13:56
-3(%)
時価総額 8,089百万円
国内最大のユーチューバー事務所を運営。23年9月にフリークアウトHDの傘下に。24.9期は決算期変更に伴う16カ月変則決算。2Q累計は動画視聴数に応じて受け取る広告収入が振るわず。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/02/07
4385 東証プライム
1,908
5/10 14:09
+150(%)
時価総額 306,942百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4424 東証グロース
406
5/10 13:38
-2(%)
時価総額 2,743百万円
国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」を提供。多様なジャンルの作品を揃える。課金や広告収益が収入源。Web電子書籍市場に本格参入。広告収益は伸び悩む。先行投資等も影響し、24.9期1Qは業績苦戦。 記:2024/03/05
4448 東証グロース
450
5/10 14:01
+13(%)
時価総額 17,883百万円
ビジネスチャットツールを開発・提供。中小企業向けに強み。セキュリティソフトも。24.12期は高成長と利益創出を目指す。中計では26.12期に売上高150億円が目標。今年7月に「kubell」に社名変更へ。 記:2024/03/11
4475 東証グロース
1,111
5/10 14:09
-6(%)
時価総額 36,104百万円
クラウドセキュリティ「HENGE One」が柱。メール配信ソフトも。24.9期1Qはクラウドセキュリティの契約企業数、契約利用者数が順調増。解約率は低水準維持し、利用料収入の拡大続く。通期最高業績を計画。 記:2024/02/15
4477 東証グロース
323
5/10 14:09
+37(%)
時価総額 36,172百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,945
5/10 14:08
-32(%)
時価総額 167,503百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4480 東証プライム
3,605
5/10 14:09
+5(%)
時価総額 117,725百万円
医療・介護領域に特化の人材紹介サービスを展開。遠隔診療システムや電子カルテも。人材プラットフォーム事業は好調。顧客事業所数は32.6万件と2桁増。営業外収益は増加。23.12期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/01/27
4485 東証グロース
2,905
5/10 9:39
-700(%)
時価総額 74,548百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4558 東証スタンダード
207
5/10 13:58
-1(%)
時価総額 2,414百万円
一般家庭に救急箱を配置して医薬品(置き薬)などを販売。通販や卸売も。家庭医薬品等販売事業は堅調。リッチコルジェン12000、暖暖爽快シリーズなどが好評。販管費の減少等により、24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/11
4563 東証グロース
50
5/10 14:09
±0(%)
時価総額 8,931百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
4565 東証プライム
1,514
5/10 14:09
-37(%)
時価総額 124,031百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
4571 東証グロース
178
5/10 14:09
-3(%)
時価総額 12,487百万円
創薬ベンチャー。組織再生やワクチン、がんの領域で医薬品を開発。mRNA医薬品開発から製造、非臨床開発、導出まで行う。今期3Q累計は化粧品材料供給収入やライセンス収入等を計上。利益は改善傾向となった。 記:2024/04/15
4593 東証グロース
156
5/10 14:08
-3(%)
時価総額 14,060百万円
幹細胞技術を利用した細胞薬を開発中のバイオベンチャー。iPS細胞を活用した再生医療製品の開発も。Arktus Therapeutics社に戦略的投資実施。研究開発費減少。23.12期3Qは増収、損益改善。 記:2024/01/27
724
5/10 13:56
+5(%)
時価総額 5,959百万円
既存抗がん物質を独自技術で組み合わせて新薬創出を目指すベンチャー。DFP-10917及びVTXの臨床第1/2相試験プロトコールを米FDAに提出。事業費用の減少により、24.3期3Q累計は損益改善。 記:2024/04/07
4816 東証スタンダード
2,586
5/10 14:09
+10(%)
時価総額 543,060百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
4970 東証スタンダード
8,130
5/10 14:09
±0(%)
時価総額 66,203百万円
半導体、液晶ディスプレー向けフォトレジスト感光材等を手掛ける。先端フォトレジスト向け感光性材料で世界トップシェア。感光性材料事業は半導体向け材料の伸び悩みなどが響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/25
4978 東証グロース
134
5/10 14:06
-2(%)
時価総額 11,374百万円
iPS細胞関連の研究用試薬開発や細胞作製受託が主力のバイオベンチャー。再生医療の開発も。腫瘍浸潤リンパ球輸注療法の新規パイプライン化を決定。研究支援事業は堅調。営業外収益増。24.3期3Qは経常黒字転換。 記:2024/04/07
6027 東証グロース
3,105
5/10 14:07
+15(%)
時価総額 69,173百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
640
5/10 13:45
-1(%)
時価総額 3,776百万円
代謝成分解析技術を用いて製薬会社などを支援するメタボローム解析を展開。バイオマーカー探索や機能性素材開発も事業領域。培養細胞を用いたオートファジー活性評価サービスに注力。中間期売上高は過去最高を更新。 記:2024/02/23
6095 東証プライム
691
5/10 14:09
-6(%)
時価総額 14,940百万円
医師や製薬会社、薬局向けのプラットフォームの運営を通じて、リサーチや人材サービス等のサービスを提供。薬局予約サービス「やくばと」中心に戦略的投資継続。24.9期1Qは増収増益。売上、利益ともに進捗順調。 記:2024/03/31
6232 東証グロース
1,000
5/10 14:07
-25(%)
時価総額 15,814百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
4,295
5/10 14:09
+60(%)
時価総額 413,673百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6787 東証プライム
5,080
5/10 14:08
-130(%)
時価総額 136,159百万円
プリント基板の設計・製造が柱。車載向けとスマホ向けが多い。産業機器や映像機器も。24.3期3Q累計はスマホ向けが停滞。だが車載向けが伸長。22年10月買収のEMS会社もフル貢献。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/02/14
810
5/10 13:36
+9(%)
時価総額 1,148百万円
キャンペーン事務局代行やデジタルプロモーション提案などで企業の販促を支援。企業向け採用活動支援なども。24.3期3Q累計はコロナワクチン接種会場運営案件の剥落影響を販促キャンペーン事務局代行などで補えず。 記:2024/04/15
7564 東証スタンダード
3,880
5/10 14:04
-60(%)
時価総額 317,566百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08