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注目銘柄ダイジェスト(前場):サイバー、MDV、エーザイなど

2020/4/23 11:57 FISCO
*11:57JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):サイバー、MDV、エーザイなど カイオム<4583>:210円(+14円) 大幅に3日ぶり反発。がん治療用候補抗体CBA-1535に関する特許出願について、日本で特許付与の決定通知を受領したと発表している。多重特異性抗体Tribody技術を活用し創製したCBA-1535に関連する特許。同技術の活用により、安全性や有効性の高い抗体医薬品の開発が期待されるという。日本のほか、米国、欧州、中国などで特許出願中。特許付与で知財基盤が強化され、新薬の収益性が高まるとの観測から買いが入っている。 MDV<3902>:775円(+57円) 大幅反発。547万人の健康保険組合のデータを製薬会社やアカデミアなどに提供を開始すると発表している。国内最大規模の診療データベースに健保データを加えることで、回復期や慢性期のデータも充実し、多様な調査・研究ニーズに対応していくことが可能となる。新型コロナウイルス感染拡大で医療データの重要性も増しているとみられ、あらためて医療ビッグデータ関連としての活躍余地の広がりが期待されている。 大興電通<8023>:785円( - ) ストップ高買い気配。前日に業績・配当予想の上方修正を発表、ポジティブなサプライズにつながっている。営業利益は従来の14億円から20億円に上方修正、前期比ではほぼ倍増の水準となる。ソフトサービスの需要堅調継続、プロジェクトの採算性向上などが上振れの背景に。Windows7サポート終了に伴う過度な販売減速懸念は後退へ。また、期末配当金も前期実績水準の従来予想6円から10円に引き上げている。 サイバー<4751>:4470円(+355円) 急反発。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は202億円で前年同期比45.0%の大幅増益となった。ゲーム事業の想定以上の好調推移などから、市場予想も35億円程度上振れたとみられる。新型コロナウイルス感染拡大の影響による先行き広告需要の減速懸念などが示唆されたものの、もともと下半期は保守的な計画でもあり、通期予想は据え置きとしている。相対的な業績の安心感が高まる展開にもなっているようだ。 エーザイ<4523>:7191円(-576円) 急落。前日に米バイオジェンでは、アルツハイマー病治療薬アデュカヌマブの米当局への申請を7-9月に計画していると発表。従来は2020年の早い段階で申請を目指す方針としていた。同発表を受けてバイオジェンの株価は一時12%安と急落しており、共同開発先である同社の株価にもネガティブな影響を与えている。なお、もともとのスケジュールのスピードがアグレッシブ過ぎたとの見方は多いようだ。 クエスト<2332>:950円(+41円) 大幅に4日ぶり反発。20年3月期の営業利益を従来予想の6.89億円から7.36億円(前期実績6.14億円)に上方修正している。一方、純利益予想は投資有価証券評価損2.73億円を特別損失として計上し、4.95億円から3.42億円(同4.48億円)に下方修正した。営業利益拡大が評価されているほか、純利益の縮小要因である保有投資有価証券の減損処理は悪材料出尽くしの面もあるとの見方から買い優勢となっているようだ。 GMO-FH<7177>:525円(+30円) 大幅に続伸。20年12月期第1四半期(20年1-3月)の営業利益(速報値)を前年同期比200.2%増の40.48億円と発表している。株式等委託売買代金の増加などで受入手数料が増加した。また、店頭デリバティブ取引が好調に推移し、トレーディング損益が増加したことも利益拡大に寄与した。通期予想は非開示。市場のボラティリティー上昇が増益に寄与したとしており、今後も相場の変動が続くとの見方から買いが集まっている。 《ST》
関連銘柄 7件
2332 東証スタンダード
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独立系システムインテグレーター。システム開発事業、インフラサービス事業を展開。コンサルから設計、開発、運用、保守までカバー。半導体や製造業向けに強み。配当性向35%以上目安。27.3期売上168億円目標。 記:2024/06/13
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時価総額 17,692百万円
医療情報統合システムの製作・販売、医療データの分析・調査・コンサル等を行う。病院経営改善アプリケーション「MDV Act」などを手掛ける。SBIHDが筆頭株主。クラウド型健診システムの拡販を図る。 記:2024/08/29
4523 東証プライム
4,650
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国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
180
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時価総額 9,475百万円
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4751 東証プライム
1,008.5
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時価総額 510,648百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
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時価総額 84,366百万円
金融サービス会社。個人投資家向けにFXや株式、先物・オプション、CFD等の金融取引サービスを提供する。傘下にGMOクリック証券等。暗号資産も扱う。FXで最大手。海外展開も。FXなど口座数伸び堅調。 記:2024/07/25
8023 東証スタンダード
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時価総額 11,510百万円
システム・ソフトウェア開発、情報通信機器・設備の工事及び保守等を行うソリューションサービス部門が主力。情報端末、サーバー機器等の販売も。富士通との連携強化により、新規商談や既存顧客向け受注の拡大図る。 記:2024/10/08