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注目銘柄ダイジェスト(前場):アゼアス、TOW、旅工房など

2020/1/16 12:00 FISCO
*12:00JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アゼアス、TOW、旅工房など ベイカレント<6532>:7370円(+560円) 急伸。一昨日に発表している業績上方修正が引き続き買い材料視されている。営業利益は従来の51億円から70億円に上方修正、前期比55.9%の大幅増益となる見通しだ。いちよし証券ではレーティング「A」継続で、フェアバリューを6600円から7300円に引き上げ、ビジネスのデジタル化といった大きな流れを受け、業績は今後も良好に推移するとの見方を強めている。来期以降も2ケタの利益成長継続を予想しているようだ。 アシックス<7936>:1739円(+78円) 大幅続伸。英国の複数のメディアにおいて、米ナイキの「厚底シューズ」が世界陸連の新規則によって禁止されることになると報じられている。底の厚さに制限を加える規則が設けられ、現在人気を集めているモデルはトップレベルでは使用が禁じられるとされている。正月の箱根駅伝では、ナイキの「厚底シューズ」が競技者シェアを席巻し、同社はシェア低下などが懸念される状況となっていた。 アゼアス<3161>:892円(+150円) ストップ高。厚生労働省では、中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の国内初患者を確認したと明らかにしている。患者は武漢市への渡航歴があるもよう。これを受けて、防護服を手掛ける同社など、ウイルス対策関連銘柄に思惑買いの動きが集まる展開になっている。ダイワボウホールディングス<3107>やシキボウ<3109>などマスク関連のほか、日本エアーテック<6291>、川本産業<3604>、日本アビオニクス<6946>なども買われている。 ニューフレア<6256>:11850円(-220円) 大幅に反落。ニューフレアテクノロジー株に対して東芝<6502>傘下の東芝デバイス&ストレージが実施しているTOB(株式公開買い付け)に、東芝機械<6104>が応募すると発表している。HOYA<7741>もTOBを実施しているが、下限を所有割合66.67%と定めている。52.40%を保有する東芝デバイス&ストレージが応募しないことから、HOYAのTOBが成立する見込みがなくなったと判断したとしている。 ニッケ<3201>:1052円(-76円) 大幅反落。前日に19年11月期の決算を発表している。営業利益は105億円で前期比25.1%増益、第3四半期決算時に上方修正した水準95億円を上回る着地に。ただ、20年11月期は87億円で同16.9%減益を計画、一転しての2ケタ減益見通しをネガティブ視する動きが優勢に。期末配当金を12円から14円に引き上げているほか、発行済み株式数の1.38%に当たる100万株を上限とした自社株買いの実施も発表しているが下支えにつながらず。 TOW<4767>:1107円(+139円) 急騰。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の13.6億円から15.0億円、前年同期比23.4%増に増額、12月実施の複数の大型案件の規模拡大によって、売上及び利益が予想を上回って増加したもよう。12月13日に従来の12.1億円から上方修正したばかりでもあり、想定以上のモメンタムの強さにインパクトが先行しているようだ。 旅工房<6548>:2357円(+243円) 大幅に3日続伸。19年11月の旅行取扱額について、前年同月比18.6%増の約26.6億円(10月は19.0%増の約27.4億円)になったと発表している。内訳は、海外旅行取扱額が19.4%増(同18.5%増)、国内旅行取扱額が36.0%増(同7.3%減)が伸長する一方、外国人旅行取扱額が4.8%減(同122.4%増)となった。取扱額の好調に加え、株価が19年12月27日に付けた直近高値(2185円)を上回ったことも買いを後押ししているようだ。 シリコンスタ<3907>:1916円(-54円) 大幅に5日続伸。20年11月期の営業損益予想を前期比252.5%増の1.60億円の黒字と発表している。開発推進・支援事業で収益性の改善に努めるほか、人材事業でクリエイティブ人材の獲得ニーズが続く見込み。同時に発表した19年11月期の営業損益は0.45億円の黒字(前期実績7.71億円の赤字)で着地した。人材事業が堅調に推移し、黒字転換に貢献した。4期ぶりの営業黒字となり、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消した。 《ST》
関連銘柄 16件
3,113
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 299,956百万円
ITインフラ流通事業を手掛けるダイワボウ情報システムを中核とする持株会社。立旋盤、車輪旋盤等の製造・販売を行う産業機械事業も。ITインフラ流通事業はPC販売が順調。27.3期営業利益330億円目標。 記:2024/06/13
3109 東証プライム
1,000
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 12,811百万円
繊維中心の老舗素材メーカー。1892年設立。繊維や産業資材、化成品、不動産賃貸事業等を手掛ける。フィルタークロス、ドライヤーカンバスで国内トップシェア。輸出衣料事業は中東民族衣装用生地販売が好調続く。 記:2024/06/13
3161 東証スタンダード
649
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,949百万円
防護服・環境資機材事業が主力。デュポンのタイベック製化学防護服、アスベスト処理用資機材の販売等を行う。アパレル資材、不織布マスクの製造等も。防護服・環境資機材事業では高機能防護服の開発等に取り組む。 記:2024/10/03
3201 東証プライム
1,280
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 97,637百万円
大手毛織物メーカー。1896年設立。毛糸・ユニフォーム織物素材、繊維資材製品等の製造・販売を行う。学生服素材で国内トップシェア。ゴーセンを傘下に持つ。不織布事業を強化。26.11期営業利益130億円目標。 記:2024/10/20
3604 東証スタンダード
794
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 4,764百万円
医療・衛生材料大手。衛生材料・医療用品・介護用品等の製造・販売、育児用品・トイレタリー用品の仕入・販売等を手掛ける。1914年創業。エア・ウォーター傘下。口腔ケア製品などを販売注力製品に位置付け。 記:2024/10/13
3907 東証グロース
800
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 2,379百万円
先端リアルタイムCG技術等を提供する開発推進・支援事業、ゲーム・映像業界特化の人材紹介・派遣サービスを手掛ける人材事業を展開。開発推進・支援事業では顧客基盤拡大図る。人材事業では収益改善に取り組む。 記:2024/10/28
4767 東証スタンダード
313
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 15,327百万円
独立系の大手プロモーション企業。イベント、展示会の企画・運営などを手掛ける。リアルイベントが主力。電通グループ、博報堂グループなどが主要取引先。新規取引先開拓の強化等により、受注先の拡大を進める。 記:2024/10/07
6104 東証プライム
3,850
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 97,701百万円
射出成形機やダイカストマシン、押出成形機等を手掛ける機械メーカー。旧社名は東芝機械。ダイカストマシンは国内外でトップシェア。27.3期売上2000億円目標。システムエンジニアリング販売の増強等に取り組む。 記:2024/06/28
6256 JQスタンダード
11,780
3/27 15:00
+100(%)
時価総額 134,893百万円
電子ビームマスク描画装置やマスク検査装置等の製造・販売を手掛ける。東芝グループ。マルチビーム描画装置等に集中投資。中国地域は拡大基調。東芝デバイス&ストレージ等がTOB実施。20.3期2Qは小幅増収。 記:2019/12/29
6291 東証スタンダード
1,253
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 13,204百万円
クリーンエアーシステムの専門メーカー。クリーンルームやエアーシャワー、クリーンブース等の製造・販売を行う。SMCなどが主要取引先。省エネルギー化の推進、サーマルクリーンチャンバーの開発などに注力。 記:2024/07/26
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6532 東証プライム
5,469
11/22 15:30
+81(%)
時価総額 849,943百万円
大手経営コンサルティング会社。全体戦略や事業戦略の立案など経営課題を解決するサービスを提供。24年9月に持株会社に移行、M&A推進。採用活動を積極化。コンサルタントの増加により人件費増も案件拡大で堅調。 記:2024/10/31
6548 東証グロース
173
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,425百万円
海外旅行・国内旅行を取り扱う総合旅行会社。海外旅行の取り扱いは約100カ国。トラベル・コンシェルジュが顧客の要望に合わせて旅行を提案。採用活動や広告宣伝活動の再開により、海外旅行需要の取り込みを図る。 記:2024/08/10
6946 東証スタンダード
2,570
11/22 15:30
-52(%)
時価総額 43,086百万円
航空・宇宙用製品、防衛・産業用製品等を手掛ける情報システム部門が主力。抵抗溶接機、赤外線サーモグラフィ等の電子機器部門も。信号処理、画像処理技術等に強み。新規顧客獲得に向けてマーケティングを強化。 記:2024/09/02
7741 東証プライム
19,375
11/22 15:30
-95(%)
時価総額 6,799,831百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
7936 東証プライム
2,861.5
11/22 15:30
+46.5(%)
時価総額 2,173,258百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。パフォーマンスランニング部門では高付加価値商品に注力。 記:2024/07/07